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勢いでブログを始めたものの・・(汗) [たわごと]

 というわけで、紹介文で「明るく楽しく」語るとか書いてしまいましたが、本当に出来るのでしょうか・・・自分で自分を抑えられるかが心配でなりません(汗)。

 とりあえず、今日は帰ったらジョビンによる修正ミーントーンを試してみる予定です。頑張れ私!
 
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初日から脱線!? [純正ミーントーン(ノーマル中全音律)]

>とりあえず、今日は帰ったらジョビンによる修正ミーントーンを試してみる予定です。

 などと書いたのですが、未だ試してません(汗)。
 というか、いきなりこんなのを録音&投稿してしまいました。
http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?lid=6121

 前からこの曲の「ミーントーン妥当性」を是非問いかけてみたかったんですよね・・。
 あと、シューマンでは「ユーゲントアルバム(Op.68)」もミーントーンが滅茶苦茶合ってるように感じますね。使っている調も凄く常識的ですし。

ギタレレをミーントーン(中全音律)にしてみました(まずはソルのOp35-4)。 [純正ミーントーン(ノーマル中全音律)]

 登場人物:
 koten(小生)
 音 律子(おと りつこ、愛称「りっちゃん」、kotenの娘で小学6年生くらいという設定(汗))


 律子 :パパ、「ギタレレ」って何?
 koten:これのことだよ、りっちゃん。(註1:)

 律子:へ~ウクレレみたいなのね~
 koten:まぁそうだね。名前からして文字ってるし。

 律子:この変な針金は何?
 koten:ミーントーンにするために付けた仮フレットさ。

 律子:ミーントーンって何?
 koten:うーん、話せば長くなるからその内にね(汗)

 律子:もぅ、パパのケチ!(ぷんすか)
koten:まぁまぁ、とりあえず1曲弾くからさ・・

(註1:YAMAHA製のミニギターでして、ウクレレのような小型ボディーでありながら弦がちゃんと6本張ってある楽器、私の持っているのは「GL-1」という材料が安いタイプ(いわゆるベニヤギター))

というわけで、下記サイトです。

http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?lid=6130

しかも勢いに任せてYouTubeデビューまでしてしまった(上記サイトから行けます)。

 それにしても、ギタレレに仮フレットを付けて弾くのは結構しんどいですね(泣)
 普通のギターだとニッパ等でフレットを引き抜くことが出来るのですが、このギタレレだけは少し特殊なフレットのようで(指板にもの凄~く深く打ち込んである(汗))、どうしても抜くことが出来ませんでした。
 ま、抜けないのなら太い針金を足すだけですけど(笑)

 今日の一句:
 
 「ベニヤでも 配置変えれば 美(よ)く鳴るね」

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ギターのフレッティングについて少しだけ偉そうなことを述べてみる(汗) [フレット楽器]

登場人物:
 koten(小生)
音 S(おと S****、kotenの妻。「本名は出すな!」という厳命によりイニシャルだけに留めておく(汗)。アマチュアのフルート吹きだが、最近は子育てに追われる毎日でフルートどころではないのである(合掌)。)
 音 律子(おと りつこ、愛称「りっちゃん」、kotenの娘で小学生という設定。(但し実際にはkotenに娘はいない))

 S:パパ、何やってるのよ? 手が空いているならKちゃん(6ヶ月、男)を抱っこしてやってよ。
 koten:わかったわかった、、、今作業が終わったから・・(ふぅ、やれやれ。複数の写真編集+録音データ合成+説明文作成→アップロードの作業は結構手間がかかるねぇ(汗))

 
 律子 :ねぇねぇパパ、昨日の続き続き!! ミーントーンって何?
 koten:うーーーーーーーーーーん、りっちゃんまだ小学生だからなぁ。まだ解らなくてもいいんじゃないかなぁ・・。

 律子 :えぇ~~ 知りたい知りたい~、教えておしえてーー!!(駄々っ子モード)
 koten :ええとね、日本語では「中全音律(ちゅうぜんおんりつ)」って言うんだけどね。

 律子 :ふーん、それって「ちゅー」するの?
 koten :ちゃうちゃう(汗)、そーじゃなくて、全音が大全音と小全音との間の中間的な幅・・・っていきなり言っても解らないだろうしなぁ・・

 S :パパさーーん、Kちゃんを抱っこしてよ!(イライラモード)
 koten:へいへい、今行くって(汗)

 律子:ねぇ「全音」って何?
 koten:ごめん、また今度ね(そそくさ)

 律子 :もーーーー、パパのばかぁ~~!!(ぷんすか)
 koten :悪い悪い、後でまた1曲聴かせるから


というわけで、下記サイトです。今日もソルの曲ということで。
http://www.youtube.com/watch?v=xVqMdhVRTW4

今日の一句(下記youmusicに投稿した川柳):「フレットの 配置正せば 良く響く」
 
http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?cid=6&lid=6132
(同じコンテンツでもyoumusicさんだと相対的に画像の質が悪くなっちゃいますね・・頑張ってくださいyoumusic!)

 S  :パパさん、今日の川柳だと楽器メーカーや製作家からクレームが来るんぢゃない?(笑)
 koten :いやだってさぁ、、このギタレレのフレッティングって、、、、ねぇ?

 S :何よ、言いたいことがあればハッキリ言えば?
 Koten :(小声でぼそぼそと)・・・とてもプロが設計したものとは思えないんだよね・・・泣けてきちゃったよ私

 S: だって安っすーーい「おもちゃギター」なんでしょ、仕方ないんじゃない?
 koten:フルート吹きには解らないかも知れないけど、フレッティング(フレットを設定する位置)って楽器の「命」に直結しているんだよね・・・特に埋め込み式の固定フレットだと、その設定位置によって、ユーザひいてはその楽器自体が幸せな音楽人生を全うできるかどうか、弾き込むことによって楽器の材料(表面板など)が成長できるかどうか等、が決まっちゃうくらい重要なんだよ。昔の人はそれが解っていたから、埋め込み式にせずに、ガットなどを使って自分でフレッティングしていたんだよね・・。おもちゃギターだって、フレッティングさえ良ければこれだけ良い響きになるんだから・・。

 S:ふーん、ギターの人も色々大変なのね~
 koten:ま、私も偉そうなこと言っているけど、それが解ってきたのも古楽を勉強し始めてからなんだよね・・。(ひそひそ・・・フレッティングについては下記サイトとか色々と参考になりますよ~ )
参考サイト1(当時の可動フレッティングギターの写真が載っています):
http://www.paulpleijsier.nl/blog/?page_id=27
参考サイト2(通常のギターに針金を付けて弾いてみる)
http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?cid=6&lid=2539
参考サイト3(お世話になった田中氏のHP中の一部)
http://www6.ocn.ne.jp/~kiyond/fret-work2.html

 ・・いやいや、今日はちょっと喋り過ぎちゃったよ。気を悪くしたらごめんねみんな。

 S:あなた、誰に向かって喋ってるの?
 koten:あははは、気のせい気のせい(汗)、、、おっと、大西氏に依頼していた「改造フレットレスギター」が来たぞ(しめしめ)。これを次の「刺客」として使うかな(爆)
タグ:音律
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12平均律の悪口を凄く控えめに述べてみる(大汗) [12平均律について]

登場人物:
 koten(小生)
 音 律子(おと りつこ、愛称「りっちゃん」、kotenの娘で小学生という設定。)
純正 一徹(じゅんせい いってつ(以下「イッテツ」)、kotenの学生時代の大先輩という設定。ピタゴラスを崇拝しており、純正和音を愛するあまり、kotenが閉口するほどの口調で12平均律の悪口をずけずけと言い放つのが玉にきず(汗))

 koten:イッテツさん、ちょっと相談があるんですが・・・。
イッテツ:おぅkoten、久しぶりだなぁ!

 koten:実は最近、ウチの律子が「ミーントーンって何?」って盛んに聞いてくるんで、どうしたものかと思いましてね・・
イッテツ:良いことじゃないか! 分かり易く教えてあげなさいよ。

 koten:そこです!! 「分かり易く教える」ことが出来ないから苦労してるんですよ(泣)。
     その点、12平均律なら分かり易く教える自信があるんですけどねぇ・・・要は「1オクターブを均等に12個の半音に分けた」ってことですよね。そのためには「全ての5度を純正からほんの少しだけ狭く」することで出来るんですよね。
      ここまでシンプルな音律なら、楽器指導でも初心者を色々と励ますことが出来るんですけどねぇ・・
     「音楽は全然難しくないんだよ~。 言葉では沢山の種類の文字を使うのに比べて、音楽では『たった12種類の音』しか使わないんだから・・」とか色々と。

イッテツ:イカンイカン! そ・ん・な・教え方は邪道なのじゃーーい(怒)! いやしくもクラシック関係者であるならば、音律のルーツや歴史をキチンと体系付けて分かり易く教えることが出来なければいけないのじゃぁ~!

 koten:それって凄く大変ですよね・・数字や数式を沢山使うことになりますし・・  
イッテツ:何をたわけたことを言っているんだ!? 当たり前じゃないか数字を使うのは!! 思い出してみろ。    ピタゴラスは世界のことを何と表現している?

 koten:「万物は数なり」・・ですよね。

イッテツ:そうだ。そもそも「1オクターブ」を数で表すとどうなる?
 koten:2対1の弦長比、すなわち1:2の周波数比です。例えば220Hz(イ音)と440Hz(イ音)のごとし。

イッテツ:その通りだ。1:2:4:8:16:、、、は「同じ種類の音」になるわけだ。
     では「純正な5度」別名ピタゴラス5度とは?
 koten:3対2の弦長比、すなわち2:3の周波数比です。例えば220Hz(イ音)と330Hz(ホ音)のごとし。

イッテツ:良く分かっているじゃないか。じゃあ「純正な4度」は?
 koten:4対3の弦長比すなわち3:4の周波数比です。例えば330Hz(ホ音)と440Hz(イ音)のごとし。

イッテツ:それじゃあ・・
 koten:次は「純正3度」ですよね? 純正長3度は5対4の弦長比すなわち4対5の周波数比、例えば440Hz(イ音)と550Hz(嬰ハ音)のごとし。 純正短3度は6対5の弦長比すなわち5対6の周波数比、例えば550Hz(嬰ハ音)と660Hz(ホ音)のごとし。

イッテツ:よし、じゃあ12平均律って何だ?
 koten:「1オクターブを均等に12個の半音に分ける」ために、「全ての5度を純正からほんの少しだけ狭く」した音律です。

イッテツ:その結果どうなった?
 koten:オクターブ以外には純正な音程つまり「単純な整数比の音程」が全く無くなりました・・・。

イッテツ:そうだ、でもそれだけじゃ無いだろう? ほらほら言ってしまえ、言えば楽になるぞ(笑)
 koten:ううぅ、西洋の和声音楽では「極めて重要」である3度の響きが悪くなり、さらには、音程の種類にバリエーションが全く無くなりました。このバリエーションの喪失は極めて異例であり深刻な事態と考えられます。

イッテツ:ん、最後の「音程の種類にバリエーションが全く無い」ってどういうことだ?もう少し詳しく説明してくれないと読者(笑)は納得してくれないぞ。
 koten:ううう、勘弁して下さい。私の口からはこれ以上はもぅ・・・・(泣)。


イッテツ:まぁ良いだろう。ここからは私が代弁してやろう。半音、5度(4度)のみならず、2度、長短3度、長短6度、7度、これらの全ての音程の幅が「一種類」になってしまったということだろう? 例えどんな調に転調しようとも、どれも同じような響きしか得られなくなってしまったんだろう?
 そして、そんな音律は、長い西洋音楽の音律の歴史において、12平均律が「唯一無二」なんだろう、違うか?
 koten:ううぅ、その通りです。

イッテツ:そして、そんな音律に基づいて作られた音楽、その音律を「最大限に活かそう」と天才作曲家が知恵を振り絞って創作された曲は結局どうなっていった?
 koten:・・・・・

イッテツ:そして、そんな音律の楽器(例えばクラシックギター)を使っていた学生達は、社会人になって厳しいサラリーマン生活を送るようになって、今でもその楽器(例えばクラシックギター)を続けているのか? ん、どうなんだ?
 koten:(以下、泣き声で)・・・ううぅ、みんな続けられなくなりました。 私の周りの人で続けている人は殆どいません。ある楽器店の社長も嘆いてました・・・「学生時代は良いけど、結局みんな辞めていくんだよなぁ、社会人になると」って。 この前のハンドクラフトギター展でご一緒したSさんも同じことを仰ってました。


イッテツ:よし、今日の授業はここまで。

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「平均律(12等分律) = 怪獣ヤメタランス」の巻 [なんちゃって音楽理論]

登場人物:
 koten(筆者)
 純正 一徹(イッテツ) (kotenの学生時代の大先輩でピタゴラスを崇拝している。「一徹」の名前の由来はkotenと同世代ならわかるだろう・・・そう、あの伝説の「ちゃぶ台返し」の人である。)

koten:さて、今日もやってまいりました。「ミーントーン大好き!」のコーナーです。ええと、お便りが来てますね・・・ラジオネーム「匿名希望」さんからです。『昨日のブログの最後のタグに書かれている「ヤメタランス 平均律は怪獣「ヤメタランス」」ってなんですか?』 ですって。
これ、イッテツさんが書いたんですよね?(汗)

イッテツ:おぅ? 今の若い人は知らないのかなぁ、怪獣「ヤメタランス」。あれはウルトラマンシリーズの中でも傑作中の傑作だったのに(下記サイト参照)。
http://pulog1.exblog.jp/3513399/

koten:私も覚えていますよ。ウルトラマンシリーズの殆どの怪獣の名前は忘れてしまったのですが、バルタン星人とヤメタランスだけは一生忘れられないですね(笑)

イッテツ:ヤメタランスが地上にガス(ヤメタランス・ガス)を放つと、それまで元気だった人間のやる気が急に無くなってしまって、みんな「や~めた!」って言って怠け人間になっちゃうってやつね。あの「や~めた!」の響き(イントネーション)は生涯、いや、例えあの世に行っても決して忘れられないだろうな(爆)

koten:そうそうっ、で、それが平均律とどういう関係があるんですか?(汗)
イッテツ:お前さぁ、分かっているくせにオレに言わせようとしているだろ?

koten:だって私の口からは言えませんよ、色々な業界からクレーム来そうだし。
イッテツ:ったくしょーがねーな。いいかみんな良く聞けよ、一回しか言わないからな!

koten:いや、匿名希望さんにだけで良いですから・・
イッテツ:滅茶苦茶重要なんだよ、これは! 平均律のフレット楽器(特にクラシックギター)や鍵盤楽器を熱心にやっていた人ならみんな経験しているだろ? クラシック曲を一生懸命譜読みして練習しても、「思ったより感動できない」とか「この曲イマイチ」とか「この作曲家の作品はどうも好きになれない」とか「最初は良かったけど直ぐ飽きた」とか感じることをさ。特に、古い音楽になればなるほどそうなるってことをさ。

koten:そういえば私も昔はそうでしたね・・・
イッテツ:そういう経験を積み重ねている内に、「へっ! どうせ練習しても幸せ(ハッピー)になれないだろうよ」ってんで、レパートリーを拡げるための譜読みとかしなくなっちゃうんだよね。フレット楽器や鍵盤楽器なんて、((故)レオンハルト氏が述べていたように、)もう殆ど「無尽蔵」に曲があるのにさ、人類の宝(いわば知的遺産)が山ほどあるのにさ、、、その多くが発掘されないで眠ったままなんだよ。 挙げ句の果ては、「この曲は幼稚だ」だとか「現代では弾く価値がない」とか言っちゃってさ。それもアマチュアだけじゃなくてプロまでもがだよ!ここで実名挙げて羅列してやろうか?

koten :あわわわ(汗)、、止めて! 駄目です!! あまり過激な発言は謹んでくださいよ・・・
イッテツ:(泣き声で)うるさい! こういう発言は「命張って」発する覚悟が必要なんだよ! お前も「mixiの脱・平均律のコミュニティーでは限界がある、コミュの管理人さんに迷惑をかける」っていうんでこのブログ立ち上げたんだろ。いいかげん覚悟を決めろよ。
koten:ぐぐぐぅ・・・

イッテツ:まずは音律を疑え! 曲や作曲家のせいにするな! ましてや「自分に才能や腕や経験がないから」などと卑屈になるんじゃない! 繰り返すが、「ま・ず・は・音・律・を・疑・え!
 この不況で暗~い世知辛い世の中、どうして古楽の人達だけあんなにエネルギッシュに活動できているのか? を良~く考えてみるんだ! 考えて分からなかったら、このサイトの「古楽入門」を読むべし。
http://www.allegromusic.co.jp/toppage.htm

イッテツ:古楽(鍵盤楽器)の最先端の奏者は今どうしているのか? 彼らは、「その曲がどういう音律を前提として書かれたか?」を曲毎(←作曲家毎にではなく曲毎)に必死になって研究しているんだ。 それくらい音律は重要なんだ。
 そして、平均律は「怪獣ヤメタランスが放つガス」なんだ! それしか使っていないと、知らず知らずの間に体を蝕んで「どうせやっても無駄だろう」人間になってしまうんだ!! ・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・(←わなわなと全身を震わせているイッテツ、ここで暗幕&影ナレーション)。


----エピローグ----------------------
koten:どうもお疲れさまでした~。
イッテツ:いやぁ、ワシももう歳だね、、、あの内容で昔なら、「ちゃぶ台返し」3回くらい出来たのに(笑)。

koten:ところで、ここ2回ほど暗いテーマが続いているんですけど、紹介文通りにもっと「明るく楽しく」できませんかねぇ~。
イッテツ:「明るく楽しく」を実現するために、まずはお前さんのその体に溜まった鬱憤を全部はき出しっちまうことが必要だろうな。 読んでいる人は多少不快かも知れないが、まぁそこは個人のブログということで我慢してもらうということで。
koten:御免なさいねぇ読者の皆さん(汗)。

イッテツ:って言うかさぁ~、読者が少ない今の内だけだぜ、言いたい放題言えるのは。今の内にコメント欄が炎上しかねない話題を全部ぶちまけっちまおうぜ!(爆)
koten:それ、沢山有りすぎて困っちゃうんですけど(爆)。音律問題は余りに根が深いですからね~(汗)。

イッテツ:お前さんA型だからなぁ。「あの時あの人はこう言った」ってのを全部覚えているのな(笑)。音楽の話題については特に。
koten:そうそう、そして「オレそんなこと言ったっけ?」って返すのが決まって※(←ピー音)型!

イッテツ:あはははっ、お前、どうでも良いところで※(←ピー音)にするのな(笑)。
koten: いやいや(汗)、これも音律と同じように根深いものがありまして・・・ともあれイッテツさんが親分肌のO型で良かったですよ、これからも宜しく御願いします!

イッテツ:任せとけ! いざとなればオレが幾らでもフォローしてやるから、お前は自分の感性を信じて自由にやれや。
koten:有り難うございます~ うぅん、人の心が身にしみる~(嬉し泣き)


イッテツ:そういうわけで、○○大学古典ギター倶楽部の現役生達よ~、、、ポピュラー曲も良いけどクラシック曲(ソルとかタルレガとか)もしっかり練習してくれよな~ 7月3日(土)の公開部内演奏会聴きに行くからよ~頑張れよ~!!

koten:(ぼそぼそ・・でも最近みんなクラシック弾かないでポピュラーに走っちゃってるからなぁ(泣))
イッテツ:お前、最後くらい明るく締めろよ!(笑)
                                続く?
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ブログ名を改名か?(汗)&溢れんばかりの新情報が!! [純正律(Just Intonation)]

登場人物
 koten(わたくし)
 純正 一徹(イッテツさん)


 イッテツ:おいおい、何だ今日のタイトルは! 平均律主義者から圧力でも掛かってきたのか?
 koten :いや、そうではなくてですね・・・平均律の人は、あの悲惨な音律ビーム(≒ヤメタランス・ガス)で「どうせやっても駄目だろう人間」になり果てているので(汗)、既に文句言うエネルギーすら残ってませんって。

 イッテツ:じゃあどうしたんだ?
 koten :始まって一週間足らずなのですが、どうも私、「純正律」の方に傾倒しつつあって・・ミーントーンが大好きなことに変わりはないのですが。

 イッテツ:なんと、それはまたどうしてじゃ?
 koten :純正律の方が、ミーントーンよりも明らかにエネルギー沢山もらえるんですよね、、純正律は3度のみならず5度までもが純正ですから。

 イッテツ:しかし純正律は、重要な箇所の5度(例えばD-A)が破綻しているので、鍵盤楽器では全く使い物にならないのではないのか? 色々な本や辞書やサイトにそう書いてあるではないか。
 koten :私もそう思っていたんですけど、いざ試してみると全然違うんですよこれが、びっくりですね!!

 イッテツ:ううむ、それは興味深いな。もう少し詳しく話してくれぬか?
 koten :そうですね、ちょっと一言ではとても話せないので、後日改めてまとめ直してみますよ。ただ、鍵盤楽器用の沢山の曲に純正律が適用可能であること、言い換えると、純正律を使うことを前提とした鍵盤楽器曲が沢っ山あることは、色々な人が既に気付き始めてますね。

 イッテツ:ほほう、その証拠はあるのか?
 koten :今日ちょっとググっただけでもこれだけ出てきましたからね。

http://ashizuka-onken.jp/chembalotochouritu.htm
引用させていただきますと、
>「ルネッサンスのヴァージナル音楽を引き合いに出さなくとも中期バロックや後期バロックですら純正調を要求する音楽は結構ある。」
 と説明があります。

また、下記のサイトでは、
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hainn-hitorigoto/m-086bach.html
>「バッハの時代、音程の調律法において主流だったのは「純正律」と呼ばれる方法でした。」
 と説明があります。

 さらに、下記のサイトでは、
http://spinou.exblog.jp/11905238/
>「大体バッハは、「平均律」の作曲家みたいだが、自分はしっかり純正律で弾いたり作曲していたそうだ。
 純正律の演奏は、調性と調律と音を選べば可能である。バロック音楽では不協和音も多用するが、和音が純正であるほど、不協和音の「おいしさ」が際立つし体のくすぐられ方も快感になってくるので、整数比の三度や五度をきっちり押さえておくことが「バロック人生のクオリティ」にとっては大事である。・・・・(以下も濃い内容が続きますね)」
とあります。

koten:3つめのサイトの説明なんて、まるでソムリエ(≒「神の雫」の遠峰氏)みたいじゃないですか。「音律のソムリエ」とでも命名しましょうか?(笑)

イッテツ:何と何と! これはまた凄いことになって来たのう・・ところで最初のサイトの「ヴァージナル音楽」って何じゃ?
koten :「ヴァージナル」というのは、チェンバロと同じ鍵盤楽器&弦を爪ではじく楽器なのですが、要するにチェンバロよりも前の時代に出来た楽器で、チェンバロよりも小型で鍵盤数が少なくてシンプルな楽器なわけです。当然チェンバロより音量は出ないし音域も狭い。

イッテツ:ほうほう、なるほど。
koten :で、私、先日みつけちゃったんです。ヴァージナル音楽では「Just Intnation」が使われていたということが説明されている本を!!

イッテツ:ほう、それは如何なる本で?
koten :ドーバー(DOVER)社から出版されているフィッツウィリアム・ヴァージナルブック第1巻の解説頁(曲目の直前の2つの頁)ですね。ちょっとまだ解読が進んでいないんで何とも言えないんですが、おそらく、ローランドの電子チェンバロなどにプリセットされている「JUST」の音律は、ここから取っているんじゃないですかね。

イッテツ:具体的にはどういうものじゃ?
koten :下記サイトで説明されている「純正律(ハ長調専用)」というのがそうです。
http://acmade.com/5J03_Kikikurabe/Dwnld_Kiki_neta.htm

イッテツ:なるほど、ハ長調専用なのか。
koten :それがですね、どうももっと多くの調で使える感じなんですよね。現在、色々な曲で調査中です。ちなみにペーターソンの電子チューナーにプリセットされている「JUST」の音律もこれです、さっき数値を確認しました。

イッテツ:ううむ、純正律か。これはますます純正一徹の名前がこの世に響き渡りそうじゃのう、、ふぉっふぉっふぉ。
koten:あ、今、ギター製作家のキヨさんからメールが来ました!

イッテツ:ほほう、キヨさんは何と言って来たのかのう?
koten:ええと、要約しますと、
ソルはギター以外の音楽教養があったので当然古典音律のことは知っていたと思いますが、もしそれをギターに採用したものを試みたとすれば、フレット可動式のEnharmonic Guitar でしょうね
 とのことです。サイト情報を幾つか送ってくれました!

http://www.tdpri.com/forum/tele-technical/180303-intonation-mechanics-question.html

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/7500/sky2.html

http://www.studia-instrumentorum.de/MUSEUM/GITARREN/0566.htm

イッテツ:おおお!溢れんばかりのうねうねフレット!!
koten :これは凄いですね~キヨさん情報ありがとうございます。
     お、マイミクのTさんからもメッセージが届いてますね。

イッテツ:ほうほう、Tさんは何て言っている?
koten :要約しますと、
ギターもピアノも「大衆化するための楽器だった」
ということと、
(平均律化は)「結局そこでのトレードオフだったのではないか」
ということですね。

イッテツ:ううむ、なるほど、「ギターもピアノも大衆化するための楽器」か。確かにそれは核心を突いている感があるのう。
koten :モダンピアノがまさにそうだったことについては、ある中古ピアノ屋さんとの議論で店長及び調律師の方が仰っていましたので、そのうちに紹介しましょうね。

イッテツ:得意の「あの時あの人はああ言った」シリーズじゃな?(笑)
koten :そうです。 あ、もうこんな時間だ、はやく寝ないと!!

イッテツ:では皆の衆、さらばじゃ~
koten :さらばじゃー(笑)

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クラシックギター界の近未来を予測してみる [フレット楽器]

登場人物
 koten(わたくし)
 純正 一徹(イッテツさん、やや丸くなった星飛○馬の父ちゃんというイメージ、「1回しか言わないからよく聞け!」が最近の口癖)


  koten:いやあ、昨日のキヨさんから教えてもらったサイトは凄かったですね~。
イッテツ:うむ、そうだな。しかしながら、「脱! どうせやっても駄目だろう」人間を全うするためには、これで終わってはイカンのじゃ!!

  koten:といいますと?
イッテツ:徹底的に「ググる」のじゃ!! 今はインターネットで「世界が繋がっている」のだ。この機会を逃す手はないだろうに。

  koten:なるほど、、インターネット初心者の読者さんのために、どうやってググったら良いか指南して上げてくださいよ。
イッテツ:よかろう、1回しか言わないからよく聞くんだぞ。まずは検索エンジンのグーグルに行く。下記サイトをクリックじゃ!
http://www.google.co.jp/

  koten:ふむふむ、グーグルの検索画面が出ましたね皆様?
イッテツ:そしてここが凄まじく重要じゃ! 美味しい情報にたどり着けるか否かはこれ一つに掛かっているのだ、それは即ち「検索キーワード選び!」

 koten:ほうほう
イッテツ:昨日のキヨさんからのメッセージを思い出すんじゃ! 

 koten:ええと、確か、
>ソルはギター以外の音楽教養があったので当然古典音律のことは知っていたと思いますが、もしそれをギターに採用したものを試みたとすれば、フレット可動式のEnharmonic Guitar でしょうね
 でしたよね。
 じゃあ、、、「フレット可動」とか?

イッテツ:あ”~っっっっ おぬしセンス無し(怒)!! それでも何か出るかもしれないが(例えばシタール関係サイトとか)、良く読むのじゃ上記文章を!
 koten :そんな怒鳴らないでくださいよ(汗)、、ええと、フレット可動式のEnharmonic Guitar ですよね、、じゃあこの英単語ですかね?

イッテツ:お主、どうしてキヨさんが面倒な英単語をわざわざ半角文字で入力してくれたと思っているんだ? しかも昨日の3つのサイトの内2つは外国のHPだろ?
 koten :うーん、つまりキヨさんは、「Enharmonic Guitar」のキーワードを使って上記サイトを検索しヒットさせた、ということでしょうか?

イッテツ:その可能性が極めて大であろう。さぁ、コピペして検索goじゃ!
 koten :ほいほいっと。
     うわっ 沢山出てきましたね(汗)

イッテツ:見るのはその中の上位の数個で良いぞ、今は時間が無いからな。
 koten :これなんてどうでしょう?
http://www.h-pi.com/eop-guitars.html

イッテツ:良いじゃないか、大当たりじゃ!
 koten :やりましたね(笑)、しかも凄い数のリンク!

イッテツ:そして読者にこう伝言しておくのじゃ。「ちょっと私時間がないので、これから楽器の練習します。このサイト中で面白そうな情報やリンク先があったら後でコメント欄で教えていただけると(或いはブログ等で記事書いてもらえると)嬉しいです」ってな。

 koten:でもみんな忙しいでしょうに(汗)。
イッテツ:だ・か・ら~!! ワシがこのブログアドレスを○○大学古典ギター倶楽部の身内掲示板に告知しておいてやったろうが。学生ならば時間的に余裕のある人がいるかも知れんし。

 koten:そういうものですかねぇ・・そうそう、昨日の「うねうねフレットエレキギター」を見て思ったのですが。
イッテツ:何じゃい?

 koten:終いには、あのギター使っているヘビメタとかパンクとかロックとかジャズとかフージョンとかの人達から「クラシックギタリストは音程が悪いからねぇ・・・」とか「クラギの人の和音は汚いよなぁ!」とか「俺たちを見習って欲しいよなぁ!」とか言われちゃうんじゃないですかね?(汗) 私が彼らの立場だったらきっと言ってますし(爆)
 イッテツ:そりゃあね、表立っては言わなくても、少なくとも影では言ってるだろ。俺たちの方が音感は上だ!って思っているよ彼らは。Youtubeに演奏upしている人も結構いるし。

 koten:ちょっとちょっと、危機的状況じゃないですか、それって!
イッテツ:だっ・かっ・らっ!! こうやって記事にしているんじゃろが(怒)。ソルやジュリアーニやコストや・・(以下略)のギター曲をエレキで演奏upする輩が現れたって全くおかしくない状況なんじゃよ。著作権切れの楽譜は誰でも無料で簡単に入手できる時代になったし。クラシックギタリストが「この作品は幼稚だ」とか「この作曲家の作品は現代では弾く価値がない」とか「ポピュラーの方が良い」とかたわけたこと言ってると、彼らは「あははっ、こいつら※※(←ピー音!)じゃないの? こんなに良い曲なのに!!」って純正和音使ってエレキで演奏し出したりする訳だ。

 koten:うわぁぁぁ(顔面蒼白)
イッテツ:ジュリアーニやコストの作品が、古典調律フレットの「エレキ」ギタリストにより「全曲」演奏CDとして出されたりするわけだ、平均律フレットのクラシックギタリストを完全に出し抜いて! かっかっかっ、こりゃあ傑作!
 koten:イッテツさん、笑っている場合じゃないでしょ!(怒)

イッテツ:(泣き声で)うるさい!! ワシだって本当はこんなこと冗談でも書きたくないことくらい、お前さんだって分かっておるだろうに! 少しでも危機感をもってもらおうと思って書いとるんじゃ。いつまでも平和ボケしとるから韓国や中国などに遅れをとって(・・以下、音楽と直接関係なさそうなのでカット(汗))

 koten:そういうことを考えると、クレーム覚悟で「あの時あの人はかく語りき」シリーズを早くやっておいた方が良いんですかねぇ・・・とにかくもうやることが一杯ありすぎて、どれから手をつけて良いか分かりませんわ(泣)。とりあえず急場としてこんな感じでどうでしょう?
---------------------------
「あの時あの人はかく語りき」シリーズの投稿予定
 超ウルトラ重要知識:「西洋クラシック曲(和声音楽)を演奏する上で、『鍵盤楽器の長3度のキーの音程を如何に設定するか?』は最大のテーマである。」
 それはなぜ?
 ⇒「じゃあ、フレット楽器(例えばクラシックギター)はどうなの?」

 衝撃スクープ:「※※(←ピー音!)律では楽器が良く鳴らない?」、「※※(←ピー音!)律の楽器は、作りたてが一番鳴っていて、使うに従って鳴らなくなってくる?」、「※※(←ピー音!)律では楽器がだんだん駄目になる?」
--------------------------

イッテツ:まぁ、出来ることから一つずつやるしかなかろう。
 koten :イッテツさん、生きて行くのって大変ですね(笑)

イッテツ:あ”~?どういう締め方じゃ、全く
koten :あははは・・・は~ぁ(ため息)

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生まれて初めて純正律(Just Intonation)に調律した!&ミーントーンフレッティング画像 [純正律(Just Intonation)]

  いやぁ、一週間が終わりましたねぇ。今週は凄く暑い日が多かったように思います。

 ええと、昨日の夜は寝る前にちょこっとギターのフレッティング作業を行い、今日は、昨日のJust Intonationの内容を把握すべくOKwaveに質問し、夜は夜でチェンバロを純正律(Just Intonation)に調律して、先ほど演奏upしてきました。いやぁ充実してますね私、、、、明日あたり過労死したりして(爆!)

 上記質問につき、チェンバリストのNさんから回答メッセージが来ました。ええと、「Just Intonation」は純正律ということでいいと思う・・・(中略)・・前後の文章と楽譜からするに、たぶんハ長調専用の純正律というので当てはまるような気がする、とのことです。 おぉ、なるほど、やはりそうか! Nさん有り難うございます。

 up先は下記サイトです。
http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?lid=6158

http://www.youtube.com/watch?v=4qNOjRNPYO0

 この曲(パーセルのメヌエット)はイ短調なのですが、この音律(ハ長調専用とされていて、D-Aがウルフ5度(純正-22セント)になっている)でも、全く問題ないように思います。

 と言いますか、この曲は、非常にシンプルかつDmの和音の使用が回避されており、ほとんど『純正律で弾かれることを前提としている』ように感じられます。

 具体的には、和声進行が、
前半:Am→Em→E→C→G→Am(ヘミオラ)→E→Am (Fine)
後半:Am→?(sus)→E→Am→G→F→※Dm→E→前半に戻る。
 となっていて、上記「?(sus)」のところ(いわゆるテンションコード)は、他の音律で弾くと「なんか奇妙な感じ」がしたのですが、今回の音律だと全く違和感がありません。
 さらには、上記「※Dm」の和音は、下からFADとなるのですが、メロディーのD音に装飾音が付けられていて、ウルフ音程(AD)であることを完全に隠すことができます・・・っていうか、ここでの装飾音(パーセルは装飾音を何種類か定義しています。)はE音から鳴らさないといけないのですが、私間違えてD音から鳴らしてしまったかも(汗)、、ちなみにこの音律のA-Eは「純正」な5度です。

 というわけですので、この曲は「純正律のための曲」ということで決定(笑)

 いやあ、深いですねこれは!作曲家は、実は音律の構造まで考慮して装飾音の種類や付け方を決めてたりするわけですよこれが!! (なので、クラシック曲(特に古楽)を演奏する奏者は、「音律の選択」や「装飾音の入れ方」までもが問われている訳であり、これを間違えると「あ、この人分かってない」と言われかねないのです、実は。まだそこまで現場(笑)はシビアでないのかもしれませんが、いずれ近い内にそうなることは間違いないでしょうね・・・なので、これは後日に録音し直した方が良いかもしれませんね。短い曲ほど実力の差がハッキリ出るんですよねこういうのって。)

 その他:この音律で色々な曲を弾いてみたのですが、驚いたことに、D-Aがウルフ5度で破綻しているにもかかわらず、この音律が問題なく適用できる「ニ長調」の曲を発見しました(驚愕!) 。 それは、アンナ・マグダレーナバッハの音楽帳に入っている有名な「ミュゼット(作曲者不詳)」です。 D-AやA-Dの音型進行は何っ回も出てくるのですが、いずれもウルフ5度と感じさせないようなフレーズ処理がされています。 これは凄い! 滅茶苦茶深いですね古楽って!! この音律を試してみなければ決して分からなかった事ですねこれは・・・・いやあ目から鱗!
 近い内にこの曲を録音upしますね(っていうか、今日もやろうとしたのですがミス多発で自滅しました(泣)、この曲、跳躍音型が多くて結構大変なんです。最悪、ローランドの電子チェンバロ&シーケンサー録音でupしようかな(←既に弱気!))

あと、下記はギターのフレッティング作業の写真です。
IMG_4444.jpg

IMG_4446.jpg

 まず「第4フレットから取り付ける」っていうのがミソで、「分かる人には分かる」はずです(笑) これがミーントーンの本質です(ですよね?)。
 
 あ、もうこんな時間か、続きは明日ということで。一応、フレッティング作業写真は上記演奏up中の動画に埋め込んでおきましたので。(大西さん、約束果たしましたぜ~(笑))

 たまにはイッテツさんが登場しないってのも良いですね(笑)。
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(20130511補足追加)ミーントーン(中全音律)ギターのフレッティングは誰でも簡単にできる? [音楽理論(フレット楽器)]

登場人物:
koten(小生。昨日は久しぶりに独りで偉そうにマニアックなことを喋れたので浮かれているらしい)
イッテツ(kotenの先輩。「昨日は体調不良で休んだ」と言っているが、実際は、仲間と飲んだくれていて単にすっぽかしただけだったりする(汗))
Mさん(←初登場! この番組(?)のAD(アシスタント・ディレクター)である。若い女性(しかも美人!)という設定。一度こういうのをやってみたかったkotenであった(笑))

---------------
koten:さて、今日もやって来ました「ミーントーン大好き!」のコーナー!!
ええと、イッテツさんから伝言です、、「急用でちょっと遅れるけど今日は必ず出席するので宜しく!(ひそひそ・・・実は二日酔いでさっきまで寝てたんだがよぅ・・それは内緒にしておいてくれ・・)」
・・とのことです。
(裏方から)M:(ああぁ、ちょっとちょっと(汗)、漏れてる漏れてる!!情報リーク、一時中断!!)

----番組の途中ですが、電波不良のため少々お待ちください----

koten:ええ失礼しました。m(_ _)m 電波が回復しましたので再開します。
次はギター製作家の大西さんからメッセージです・・・「フルネームでもOKです。って言うか、その方が宣伝になるし。」とのことです。ではファンファーレ!
 パンパカパーン!!(祝) 大西さんのレベルが1アップしました。ブログで「大西さん」が「大西達朗さん」で呼ばれ登場回数も増えます(笑)。他の方もフルネームOKの場合はご一報ください。

イッテツ: いやぁ遅れた、ごめんごめん、ちょっと急用でさぁ
koten : どうもどうも、「急用」なら仕方ないですよ、「急用」ですもんね、ささ、こちらにどうぞ
(M:もうばれてるのに取り繕ってる・・)

イッテツ:それはそうとさぁ、お前、昨日は随分偉そうに喋ってたな?
koten:イッテツさんがいないのでのびのびと、、、いやいや(汗)、私そんなに偉そうでした?

イッテツ:威張るのはオレだけでいいって!(フンゾリ!)
koten :そ、そんなぁ(泣)・・・ま、とにかく早く始めましょ、あんまりダラダラやっていると読者さんがラジオ(?)消しちゃいますよ・・

イッテツ:本論に行くのに必要な前置きってあるだろ。この前置きは「調弦」「調律」みたいなものさ! 読者なら分かるだろ!? 入~念にやる必要があるんだ。
(koten:本当かいな?(汗) M:凄く嘘っぽいわ・・(汗))

イッテツ:では今日の『イッテツさんの純正一直線!』の講義を始める!
(M:こんなの番組進行表にないんだけど(汗)、、kotenさん注意してよ! koten:いや、私、イッテツさんに頭上がらないもので・・)

イッテツ:おいkoten、今からお前に「フレットのないギター(弦付き)」と「フレット(金属棒)を5本」と「木工用接着剤」を与える。これで綺麗な和音が鳴るギターにしてみよ!! 制限時間は1時間。
koten:5本だけですか? ええと、まずチューナーを使って・・

イッテツ:駄目! チューナーは無し。音叉もなし。
koten:え~、無理です、降参。

イッテツ:馬っ鹿もーーーーーーん!!!(ドンガラがっしゃん!! ←遂に出た伝説の「ちゃぶ台返し」) お前もう忘れたのかぁ~~!!!!!(怒号)
(koten :ひいぃぃ~恐えぇ~ M:「ちゃぶ台返しNG~(泣)」←カンペ)

イッテツ:前に説明しただろう?
 ①ピタゴラスはこの世界を何と表現した?
 ②オクターブって何だ?
 ③純正な5度、4度、3度って何だ?
koten :ええと、
 ①「万物は数なり」
 ②2対1の弦長比すなわち1:2の周波数比
 ③純正5度=3対2の弦長比(2:3の周波数比)
純正4度=4対3の弦長比(3:4の周波数比)
純正長3度=5対4の弦長比(4:5の周波数比)
純正短3度=6対5の弦長比(5:6の周波数比)
です。

イッテツ:そうだろう? じゃあもう分かるだろう?
koten :とりあえず、まずは弦長の半分のところにフレットを付けましょうかね・・定規使って良いですか? ギターって弦長が650mmだから、半分の325mmのところってことで。

イッテツ:駄目、定規も菌糸じゃないや禁止!(ここでキヨさん爆笑してくれないかな(謎)、、駄目か、キヨさんマット派だもんな(超謎))
(M:「オオクワガタの話題は無しで御願いします!」←カンペ)

koten :えーー、それ横暴すぎますよ(泣)、道具なさすぎ!! これ読んでる製作家の方も余りの横暴ぶりに怒るんじゃないですか?

イッテツ:馬鹿だなお前、オレが何を講義しようとしているのか分かってる?
koten :分からんですたい(←左門風に)
(M:「マニアックに走りすぎです!若者にも分かるように!」←カンペ)

イッテツ:古代の人が最初に考えついた音律(フレッティング)は実はミーントーン(中全音律)じゃないの? ってことを今から説明するのさ(20130511※註1)。
koten :え”え”っ 何ですかそれ?

イッテツ:いいか、1回しか言わないから良く聞け!
(koten:出たな得意の口癖! M:水戸黄門の印籠みたいだわ・・)

イッテツ:ギターに限らずさ、あるだろ? 弦を整数比で分割する点を指で触れながら、他の部分を弾くと、「綺麗な音が出る」ってやつ
koten:ハーモニクス(自然ハーモニクス)ってやつですね。

イッテツ:そうそれ、それってフレットや定規が無くてもできるじゃん。オクターブハーモニクス(弦を1/2分割する点)は勿論のこと、弦の1/3分割の点、1/4分割の点、1/5分割の点、1/6分割の点くらいまでなら、比較的楽に出来ると思うんだよね。
koten:まぁそうかも知れませんね(でも今のギター奏者ってさぁ・・)
(M:「kotenさん、括弧書き内は平均律ギターの話です、今は考えない!」)

イッテツ:でさぁ、「普通の感覚」の「普通の人」なら、フレットをそこに置くと思うんだよね。弦を整数比で分割する地点に。さらには、そこに置いた位置って「楽器が良く鳴る位置だ」って、普通の人なら「直感」で分かるはずだと思うんだよね。
koten:まあ、そうかも知れませんねぇ。

イッテツ:そうして、12フレット該当部分(1/2地点)、7フレット該当部分(1/3地点)、5フレット該当部分(1/4地点)、4フレット該当部分(1/5地点)、3フレット該当部分(1/6地点)が決まるわけだ。
koten:決まりましたね、でももう5本使っちゃいましたよ。1フレットと2フレットはどうするんですか?
イッテツ:12フレットと7フレットはそんなに使わないから外していいや!この2本を使いな。
koten:ええと2フレットはどこに?
イッテツ:弦の1/10地点が自然なところじゃろ、ハーモニクス鳴るし(※20130511註2)

koten:では最後の1フレットはどこに?
イッテツ:あ”~、もう、面倒くさいからどこでもいいよ!!
koten:そんな適当な~~!(泣)
(M:「イッテツさん投げやりにならないで下さい!」←カンペ)
イッテツ:もうワシ疲れた。昨日飲み過ぎてさぁ・・・。Mさんこのメモ上げるから代わりに言って、、、実は音大卒でしょ?

M:う”~(キーー!!なんで私がこんなことを ←結構プライド高し!(笑))
 読者の皆さん、ミーントーンギターの第1フレット(大半音)は、弦長の約1/16の地点(ナットから約40mm)です。あと、ギター製作家の皆さま、「弦の太さや押圧を考慮した場合の補正値はどうしたの?」などというマニアックなツッコミは無しで御願いします。

イッテツ:良く言えた!! 後でビールおごっちゃる(笑)
(M:「遠慮しておきます」←カンペ、何故か特大文字)

koten:だらけて来たのでそろそろ締めましょうよ(汗)・・
イッテツ:分かった分かった。単弦の場合はこうやってローポジションの位置が決まるわけだ。で、弦が6本で、かつ下からEADGBEっぽく調弦した場合に、このままで相互の弦の音程(音階等)が合うかは良く分からん、確認しとらんからな。
koten:時間があればこれも確認しておきたいですよね・・・。

イッテツ:そこは今回は重要でないのでいいや、、、パス、スルー、ワープね。
koten :(ワープって一体・・・(汗))
(M:「宇宙戦艦ヤ○トのネタも無しの方向で!」←カンペ)

イッテツ:要するに、ミーントーンのフレッティングって、この位置から最小限の修正で実現できるんだよね。5度音程を-5.5セント縮める関係で第7フレットを少しネック(ナット)方向に持って行くとか色々あるけど。
koten :なるほど。それで、結論としては「古代の人が最初に考えついた音律(フレッティング)は実はミーントーン(中全音律)だ!」と主張したいんですね。

イッテツ:まぁそうなんだけど、重要なのは実はそこじゃない。平均律フレットとミーントーンフレットとで、「どちらがより自然なものか?」について主張したいんだ。
koten :と言いますと?

イッテツ:平均律フレットって、いわゆる「自然ハーモニクス」がローポジションで幾つ鳴るよ?
koten :12フレットを除くとして・・・7フレット、5フレットで鳴りますよね・・4フレットは少し厳しいかな、初心者だと無理ですよね。

イッテツ:そう、初心者だと無理。「弦の分割」という概念が分かってないし、しかもこれを教えることの出来る人(先輩等)も少ない。じゃあ3フレットは?
koten:まず無理ですね。なんででしょう?

イッテツ:要するに、平均律での第4フレット(長3度)は、純正の位置(1/5地点)から+14セント分(サウンドホール側に)ずれてるから。それと、平均律での第3フレット(短3度)は更に酷くて、純正の位置(1/6地点)から-16セント分(ナット側に)ずれてるから。
koten:ではミーントーンは?
イッテツ:実際にやってみ・・・そこにあるでしょ、ミーントーンフレットギターが。弾く場所は極力サドルの近く(←端っこ)でね!

IMG_4457.jpg

(※↑写真では第7フレットを省略しております。悪しからず)

koten :7フレット、5フレット、鳴りますね。4フレットも鳴るし、3フレットも鳴ります!(驚)
イッテツ:第4フレット(長3度)は純正の位置、7,5,3フレットはそれぞれ純正よりも約5.5セント分ずれた位置にあるんだけど、この程度のずれなら真上でも鳴るんだよねハーモニクスが。

koten:イッテツさん、すみません、このギター、2フレットでもハーモニクス鳴るんですけど、、、、うわ、1フレットも何か鳴ってますよ(驚愕!!) ちょっと、どうなっているんですか一体? 
イッテツ:ま、そういうことだよ。あははは、面白いでしょ?

koten:それに比べて平均律フレットって一体?
イッテツ:ま、そういうことだよ。言わなくてもわかるでしょ、もう。どっちの方が「楽器が喜ぶ」か、どっちの方が「幸せになれる」か、とかさ。言わなくてもさ。

koten:うーん、何か考えさせられるものがありますね・・・あ、もうこんな時間だ! あ”~今日は純正律の演奏&upできなかったですね(号泣!!)
イッテツ:お前さぁ、今日はこっちの方が重要なんだって! せっかくEnriqueさんが良いコメントくれたんだから、それを活かすのが「男木」ってもんだろう。
M:イッテツさん、「男気」です『気』!、、、「木」は楽器の材料です。

イッテツ:(Mさん出てきたのね(汗)・・・)それに、こんな不自然(イカサマ)な音律の楽器が蔓延している社会がいつまでも続くの嫌だろう? 自分の子供が大人になっても「平均律の楽器しか使えない」社会なんて耐えられないだろう? だったらこういうことで社会奉仕しなくちゃ。プロの先生をアテにしても無駄みたいだからさ、それはmixi内で議論したので良く分かっているだろう? 我々のような人間が草の根から地道にやって行くしかないんだよ。

M:イッテツさん、良いこと言いますね、見直しましたよ!!(感動)

イッテツ:わっはっは、そうじゃろう、どうだ帰りに一杯?
M:あ、いいです、遠慮しときます(笑)

  ちゃんちゃん


(20130511追加※註1)この記事を書いた当時はこのように考えていましたが、
>「古代の人が最初に考えついた音律(フレッティング)」
は、
 やはり『純正律(Justintonation)』であろう、と思えるようになった今日この頃です。
http://meantone.blog.so-net.ne.jp/2013-05-09

(20130511追加※註2)「弦の1/10地点」は純正律の「小全音」に近い位置なので、「中全音」のより正確な位置は、
>「弦の1/9地点(すなわち9倍音、大全音)」と「1/10地点(10倍音、小全音)」との概ね中間あたり(押圧時の音程増加を考慮すると、より1/10地点より)
 ですね。
 同様に、第1フレットや第3フレットの位置についても、本記事の説明では正確ではありませんが、本記事の趣旨は、「12ETに比べればミーントーンのフレット位置は、遥かに自然な位置(つまり「純正律に十分近い位置」)にある、ということですね。これをご理解いただくと共に、ご自分でフレット位置を設定される場合には、最終的には押圧時の音程増加等を考慮され、電子チューナー等で確認していただければと思います。


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弦とピッチと音律と(物語風小話) [フレット楽器]

 前回の話につき「雑多で読みにくい」的な不評をいただいたので(泣)、今回は少し工夫してみました。

 (ただ、今回の話はギター関係者でないと楽しめないかも知れません。悪しからずご了解くださいませ)

--【要約】(時間の無い方はこの文章だけ読めば大体分かると思います。)--------------
 ギター弦につき、ある弦メーカーの弦はピッチが正確であったが、どうも弾いていて「イマイチ面白くない」と感じた。他方、ある弦メーカーの弦はピッチが不正確であったが、弾いていて面白く感じた。当時のkotenのギターの先生も全く同様のことを述べたが、加えて「後者の弦はピッチが不正確だからこそ面白く感じるのかも知れませんよ」という意味のことを仰り、それがkotenの心にずっとわだかまりとして残った。
 時は流れ、kotenは平均律フレットのギターを弾くのが耐えられなくなり、フレット改造することになった。その際、前者の弦を再び使うことになり気付いた。「あのとき先生が仰ったのはそういうことだったのか!」と。



あとは蛇足!(例によって、おちゃらけモードです。自分が楽しむために書きました(汗))
--------------------
登場人物
Mさん:(今日の主役、語り手役)
kotenとイッテツ:(「解説役」なのだが邪魔しているとしか思えない)

M:昔々、あるところに、****テ(以下「P」)というブランドのギターの弦メーカー(会社名は「D」社)がありました。このD社は、ピッチが正確な弦を作ることでは業界屈指のメーカーでした。
 (koten:ひそひそ・・・恐ろしいですよね、どんなに伏せ字にしてもギター業界の人なら一発で解読しちゃいますもんね。 イッテツ:って言うか、このシナリオ書いた人センスないよ(笑)。単に「P」なら「ピラミッド(社)かも」という含みを持たせることができるのにさ。これは確信犯だな(爆))

M:その一方、******ン(以下「A」社)という弦メーカーもありました。このA社は、不良弦率が多くピッチが不正確な弦が多いのですが、「音色が良い」ことで評判のメーカーでした。青ラベル、赤ラベル、黒ラベルなどの弦を販売しておりました。
 (koten:あはは、丸わかり! イッテツ:「など」じゃないだろ、「ゴールド」はどうしたゴールドは!? koten:そういえばこの頃のジョンって、高音弦は「赤」を研磨して使っていたらしいですね、、どうやって研磨していたんでしょうかね?)

M:うるさいです! ちょっと静かにして下さい(怒)
 (kotenとイッテツ:「はーい」(←しょんぼり))

M:当時、一人の青年がギターレッスンに通っていたのですが、使う弦について悩んでいました。P(D社)の弦はピッチが正確でしたが、弾いていて「今ひとつ面白味がない」と感じ、一方、A社の弦は弾いていてとても面白く感じるのですが、不良弦が多くピッチの不正確なものが多かったためです。
 (イッテツ:青年ってお前のことだよな? koten:ええまあ、あの頃は若かった(汗))

M:ギターの先生も同じ感想を述べられました。ただ、「A社の弦はピッチが不正確だからこそ面白く感じるのかも知れませんよ」と仰り、それが青年の心に後々まで残ったのでございます。
 (koten:先生、どうしてるかなぁ イッテツ:久しぶりに連絡してみれば?)

M:ある時、A社が紫のラベルの弦を販売しました。この弦は、非常にピッチの精度が良いもので、「A社が奇跡を起こした!」と当時非常に話題になりました。
 (koten:でもあれ、太くて凄くテンション高いんですよね(汗) イッテツ:歳とるとキツイよな、あの弦)

M:この弦につき、当然青年も使ってみたのですが、弾いている内に次のような違和感に襲われたのです・・「あれ、A社の弦で音色も良いのにイマイチ面白くないぞ?」

-------休憩~第2部開始------------- 

M:時は流れ、青年は社会人になり、20代後半から古楽を勉強することになりました、、しかししかし、平均律「御法度(←全否定)」である古楽の力はそれはもう恐ろしい(?)ほどであり、青年は次第に平均律フレットのギターを弾くのに耐えられなくなって行きました。そして青年は遂に!・・・・ギターを古典調律(ケルナー音律)にすべく、禁断の「フレット改造」に手を染めるのです!(←オドロオドロしく読んでね!)
  (koten:御願いだから、まるで「犯罪者」みたいに言わないで欲しいんだけど・・(汗) イッテツ:業界的には結構なインパクトだからな、あれは。 koten:でもヴィオラ・ダ・ガンバ奏者などは「常識」みたいですよ、古典調律(うねうね)フレット)

M:フレット改造にあたり、青年は、「できるだけピッチの精度が良い弦を使うべき」と考えました。ピッチが悪い弦だと、弦交換の度にフレット位置を変える必要に迫られかねないからです。そして、精度が良いP(D社)の弦を再び使った青年はビックリしたのです・・・
  (イッテツ:だからハッキリ言えよ、「プロアルテ(ダダリオ社)」って! koten:あ、言っちゃったよこの人(汗))

M:「面白い! この弦でも凄く面白い! いやあぁ、もう最高!! 生きてて良かった!」
(イッテツ:大げさだなお前(汗) koten:そういえばあの頃は「生きてて良かった」が口癖でしたね)


M:その時、青年は気付いたのです、あの時述べた先生の言葉の意味を。
 「そうか、音程が完全に均一だと面白くなくなるってことかぁ!!」
 そして、青年は、その後2度とA社の弦を使うことはありませんでした。
 (イッテツ:嘘付け! 今でも「黒」はたまに使ってるくせに! koten:「ピッチの精度を高めるべく努力しているメーカーは最後には報われる」って落ちにしたかったんですけどね。古典調律フレット化が進めばそうなるってことを暗示したってことで。)

M:めでたしめでたし
  (koten:お疲れさまでした~ イッテツ:よし、よくやったMさん!)

野菜業界の話を楽器(ピアノ)業界の話にシフトさせてみる(物語風小話) [たわごと]

【要約】
 野菜業界では「農家は、市場に出す野菜は農薬たっぷりで栽培し、自分で食べる分は無農薬栽培で作る」というような噂(?)話を良く聞く。しかしながら、こんなことは野菜業界に限ったことではないことは、社会人の読者ならば皆さん御存じの通りであろう(笑)。
 さて、「これを楽器ピアノ)業界に当てはめるとどうなるでしょうか?」という、まさに業界からのクレーム覚悟で打ち明ける小話である。

 (※なお、本小話の意図は他にあるので、くれぐれもご注意を(汗))
------------------------------
登場人物
Mさん(美人女性という設定。今回も語り手役)
kotenとイッテツ(今回も解説役)

M:昔々、あるところに、一人の少年がいました。少年は、子供の頃にピアノを習っていましたが、ピアノの先生が恐くて、ブルグミュラーの途中で辞めてしまいました。確か小学校3年生くらいでした。
   (イッテツ:結構ヒステリックな先生だったんだってな(汗)  koten:ええ、あと、「この頃に古典調律ピアノがあったら私の音楽人生大きく変わっただろうなあ」って感じること多いですよ。)

M:その後少年は大きくなって青年となり、アマチュアオケでフルートを吹く女性Sと出会い、結婚しました。この頃はまだ子供もおらず、二人でアンサンブルを楽しむためにピアノを買いたいと思いました。
  (koten:今思うと、あの頃は呑気に暮らしていたなぁ。今では考えられん(汗))

M:その頃はお金がなかったので、中古ピアノを買うことにしました。二人は電車で某楽器屋さんに行きました。幾つかピアノが並んでおり、試奏して「これは良い!」と思ったものは、たいてい外国の楽器であり、中古でも可成り値段が張るものでした。
  (koten:ドイツ製のピアノが一番音が良かったのですが、中古アップライトでも軽く100万越えでしたね、確か。)

M:しかし、日本のメーカーでも、とても綺麗な音を出すピアノがありました。それは、イースタイン(EASTEIN)社製のピアノでした。
    (イッテツ:可成り昔に潰れちゃったらしいな、この会社    koten:でも、ピアノ業界では「この会社を知らない人はいない」って言うくらい、有名な会社なんですって。   イッテツ:Y社やK社のピアノは置いてなかったの?    koten:ありましたけど、このピアノに比べると全然レベルが下がりますね。素人の私らでも一目(一聴?)瞭然でしたもん。そもそも使っている材料のレベルが全然違うらしいんですよ。)

M:青年は、その頃にはもう古楽器にどっぷりハマっていたので、「この楽器を古典調律にしてもらおう!」と強く思い、店の人に説明しました。
 最初は店の調律師が「ああ、古典調律、あれは綺麗な響きだからね」と調子の良い相づちを打ってくれました。「この調律師さんなら話が分かって良いな」と青年は思いました。以前(これよりさらに5年くらい前)にピアノを古典調律にしてもらったとき、調律師の方から重いお説教話を聞かされ結構大変な思いをしたのですが、それはまた別の機会でお話しましょう。
         (koten:あの時のお説教話、懐かしいなぁ、一生忘れないだろうな。)

M:そして、トントン拍子に話が進んで、青年は「このピアノを購入します!」という意思表示をしました。店の調律師と社長さんは「分かりました」と承諾しました。これで契約成立です。
 (koten:民法何条だっけ?(汗) イッテツ:意思表示のなんとかってやつね)

-----休憩~後半開始----------------

M:青年は、契約書に必要事項を書いて、搬入日の約束を取り交わします。社長さんは、「一年後に調律のサービスを無料で行います」、と言ってくれました。若夫婦二人は大喜びです。
 そして青年は言いました・・・「じゃあ、このピアノはヴェルクマイスター法で調律を御願いします」と。
 そのときです、調律師の顔色が急に曇りだしたのは!! そしてこう呟いたのです「いや、それはちょっと・・」
 そうです、調律師の態度が急変したのです。
 (koten:ここから先が凄かったんだよなあ イッテツ:ずいぶん前置きが長かったな(汗))

M:青年は調律師に問い正します。
 「え、どうしてですか? さっきまでは「古典調律をしてくれる」ようなことを言ってくれていたじゃないですか!」
 調律師は苦しげに言います。
「言ったかも知れませんが、このピアノはちょっとそういうピアノではないもので・・」
 青年の口調が荒げてくると、それに呼応するかのように調律師の口調も荒くなって行きました。まるで不協和音程のぶつかりあい(ミーントーンのウルフ5度)です。二人はお互い「ここは一歩も譲れない」と、まるで「宗教論争」のような雰囲気になりました。奥さんは横でハラハラしながら動向を見守っています。

 青年は、古典調律の良さを一生懸命主張します。
「平均律ピアノでイタリア音楽(例えばチマローザやガルッピ)を弾くと非常に幼稚なものに感じるけど、他の調律で弾くと素晴らしく高貴に感じるんです。モーツァルトは「私の曲を平均律で弾くなんてとんでもない! そんな奴はしめ殺してやる!」というような言葉を残しているじゃないですか・・」
 しかし、(平均律至上主義の教育を受けた)調律師は聞く耳を持ちません。「現代のピアノは平均律で一番美しく鳴るように設計されている」から駄目だと言うのです。ああ、何と言うことでしょう・・・青年は喉から声が出かかりました。「使うのは私だ!」、「貴方は使う人間(ユーザー)よりも楽器の方が大事なのか!?」
    (イッテツ:どこのピアノメーカーもそう説明しているけど、そもそも「平均律で一番美しく鳴る(響く)」ってどういう設計なんだろうな?  koten:それってもはや「楽器」って言えるんですかねぇ(汗)    イッテツ:正確には「例え平均律で調律されたとしても十分な音で鳴りますよ」ってとこじゃねえか?    koten:ある***製作家はご自分の楽器をそう表現されてましたね(汗))

M:そして、畳みかけるように調律師の方は主張するのです。
「今の楽器で幾ら古楽器を模倣しようとしても無駄だよ、今の楽器はそのように設計されてないからね。幾ら古典調律にしても当時の楽器の響きは再現できない。楽器が全然違うんだよ! モーツァルトの時代のピアノと今のピアノとでは全く別物なんだ。今の楽器は、昔の楽器のように純粋には響かないんだ。(以下、今の楽器をケチョンケチョンにけなすような事を述べられた。詳細はもう覚えていないが、要するに「現代のピアノは偽物だ」ということである(笑))」

 遂に青年は切れました、思わず叫んだのです。
「それじゃあ、今のピアノでクラシック曲を勉強しても無駄ってことですか? あなたたちは、それが分かっていて、(ピアノ学習者に)こんな(偽物の)ピアノを売っているんですか!?」

 調律師の方ははっきりと言い切りました。
「そうだ!!」
 そのときの調律師の表情は、とても悲しそうでした。

 そして、傷ついた青年の心に追い打ちをかけるように、楽器店の社長さんがポツリと確かにこうつぶやいたのです・・・
「あぁ、君のような人には、私の持っているアップライト型の『フォルテピアノ』を100万円くらいで譲ってあげたいよ」と。
 ・・・青年は絶句しました。
       (koten:あのときは本当に絶句したなぁ、「おいおい! アップライト型のフォルテピアノ(←ちなみに古楽器です)なんて、初めて聞くぞ!・・裏社会(?)ではそんな珍しい楽器が流通しているのか?」って感じで。      イッテツ:特注なんじゃね? お前さんだって、うねうねフレットギターは言うに及ばず、わがまま言って11弦ギターを「13弦ギター」に改造してもらったりしたじゃん、ワガママ言ったもん勝ちなんだよ、結局。)

M:あなたはこの話を信じますか、それとも嘘であると思いますか?
 どうしてkotenさんがこんなにも一生懸命古典調律の普及啓蒙活動をしているのでしょうか? それが答えです。
      (イッテツ:っていうかさぁ、この程度の話、今では誰も驚かないんじゃね? 「モダン楽器の限界」や「古楽器の方が良い」ことは既に周知だし。そもそもこれ以前に、NHKのモーツァルトの曲のピアノレッスンの放送で、外国の偉い先生が生徒に「一度はモーツァルトの時代の楽器(古楽器)に触れる必要がある、その上でモダン楽器と古楽器のどちらを選ぶかを「あなたが自分で」決めなさい」って力説してたもんな。こんなこと、クラシックのピアノを本格的に学ぼうとする人はみんな知ってるよな?   koten:ま、これは10年以上前の話ですからね。でも、まずは古典調律を普及させないと古楽器も普及しませんからね。それにしてもフォルテピアノ、もう少し普及&安くならないかなあ・・名古屋の製作家の大西達朗さん、何とかしてくださいよ(笑))

M:おしまい
      (koten:いやいや、書いてみると意外と大したことなかったですね、この話。   イッテツ:話すの遅すぎなんじゃね? この古典調律のブログ読みに来るレベルの人なら、こんなこととっくに知ってるよな? むしろ、読みに来ない人や、「恐くて読みに来れない」ようなレベルの人が可哀想なんだよ。)


--------フリートーク!---------------

 M:いやぁ重苦しいテーマでしたね、、途中で読むの嫌になっちゃいましたよ(大汗)。
 イッテツ:まあそう言わずに。迫真の演技だったよ、素晴らしい。ちなみにこの小話の真意は、あの楽器店に文句を言いたいって訳じゃないんだろ?

 koten:文句どころか、むしろ凄く感謝してるんですよ。ガチに言いたいこと言い合えたからこそ、あそこまで話してくれたんだろうし。
 イッテツ:ていうか、その楽器屋さん、社長といい調律師といい、「古楽器」への未練がタラタラじゃないかよ(笑)。「俺たちは本当はこんな偽物の楽器扱いたくないんだ、本物の楽器がいいんだ」って言っているようなもんじゃないか。

 koten:その時は冷静になれなくて分からなかったんですけど、後で冷静に良く考えてみると本当にそうなんですよね。その時は「この調律師さん、何でモダン楽器をここまでけなすんだろう?」って思ったけど、要するに、暗に「俺は古楽器の方が好きだ!」って言ってるんですよね。これ、実はヨメから指摘されたんですけどね。
 イッテツ:当時にしては何か珍しい楽器屋さんだよな?

 koten:ピアノの「修理」もやっている店なので、色々な時代の色々なメーカーの楽器の中身を沢っっっ山知っていて、要するに「良い楽器とは何か?」というのを凄く良くわかってるってことじゃないですかね。

 M:で、結局最後はどうなったんですか?
 koten:勿論、古典音律で調律してもらいましたよ・・気が変わって1/6分割法にしてもらったけど。調律師の方はちゃんと「ヴァロッティにしますかヤングにしますか?」って聞いてきたし。最後はチューニングハンマーまで譲ってもらったし。「20万くらい出せばプロが使う本格的なチューナーがありますよ」って言ってくれたんだけど、流石にそこまでのチューナーは必要ないので辞退しました。今は誰でもこういうのがインターネットで買えるので、良い時代になりましたよね。

 イッテツ:でもさぁ、そのとき社長さんは「自分のフォルテピアノを譲ってやる」ってまで言ってくれたんだろ? その話、乗ったら喜んで応じてくれたんじゃねえか?
 koten :今考えるとそうかも知れませんね、、、「100万円なんてとても無理」というのがまずあったので尻込みしちゃったんですけど。あと、その時は「フォルテピアノ」がどれだけ素晴らしい楽器なのかが良く分かってなかったんですよね。分かっていたら、迷わず「もう少し安くして!」って交渉したでしょうけど。

 M:良い楽器屋さんや制作家の方ほど、「この買い手はどれだけ本気か?」を試すって噂を聞きますよね。
 koten:そうですね、試されますね。mixiのマイミクの方が最近ビウエラを購入されたんだけど、製作家の方に一度は断られたという話だし。最初にどんなに冷たくあしらわれても、「私は、どうしてもこれが欲しいんだあ~!」という熱意、情熱を相手にぶつけることが大事ですね。あと、良い楽器を手に入れるには、楽器屋さんと仲良くなることが必要ですよね。コミュニケーションはとても大事です。それから・・・

イッテツ:おい、良い子ぶるのはその辺でいいだろう、そろそろ本音を出せよ!
koten:そうですね。我が儘モードに入りますか(笑)

 イッテツ:お前さんの望みは何だい?
 koten:とりあえずは、各楽器メーカーさんに、『どんなに安いポータブルタイプの電子鍵盤楽器であっても、代表的な古典調律(例えば、純正律、ミーントーン、キルンベルガー、ヴェルクマイスター、ヴァロッティなど)をプリセットして欲しい』ということですね。中級品には調律の基音(ベース音)の移動機能を、上級品には0.1ないし0.5セント単位で各鍵盤の音程を設定できる機能を付けて欲しいです。あと、ピッチ(A=○○○Hzの値)の調整機能も。現代の技術をもってすればこんなの簡単過ぎるくらいでしょ? だって既に実用化されているし。余計な機能を省いてこれを入れて欲しいんですよ私は!!

 M:へっ? 電子鍵盤楽器!? 今までの議論は一体何だったんですか?(唖然)
 koten:子供達に「良い音感」を養うために必要なインフラを整えることが大事でしょ? 「平均律では良い音感は育たない」ってのはもう周知の事実でしょ? 違いますか?

 イッテツ:良く言ったkoten! 「この世は言ったもん勝ち」だよな。
 koten:そう、それを○○大学古典ギター倶楽部の後輩から教えてもらったんです。言わなければ何も変わらないんです、この世は! 良いと思ったことはどんどん主張して行動しなければ駄目なんです。「どうせやっても無駄だろう」人間から脱却しなければ幸せにはなれないのです。
 M:そんなものですかねぇ・・・

 koten&イッテツ:ということで、楽器メーカーさま、明るく希望に溢れた社会を作るために、何とぞ宜しくお願いいたします!! m(_ _)m

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チェンバロ業界の「常識」をモダンピアノにシフトさせてみようとした話(物語風小話) [純正ミーントーン(ノーマル中全音律)]

【要約】
 チェンバロを習って古典調律の良さが分かってきた青年は、自宅のアップライトピアノも「これは古典調律しかないでしょ!」と考えはじめました。調律師さんにその旨の電話をかけてOKをもらい自宅にやってきたピアノ調律師さん。「これから家のピアノがどんなに美しい和音になるのだろう?」とワクワクして期待に打ち震える青年。
 ところが、意外にも、調律師さんは直ぐに調律を開始してくれません。そして、調律師さんから「この青年はどれだけ本気か?」を試す問いかけが、何回にもわたって発せられるのです。幾重にも張り巡らされた罠(笑)、古典調律というゴールへ辿り着くための高い高いハードル。さて、この青年はこの試練を乗り切ってゴールに辿り着くことができるのでしょうか? 
 本ブログのクライマックスが今まさに始まろうとしています!

  (ここで、「続きは明日」とか書いたら読者の方怒るかな?(爆))



【キーワード】(別名:各調律師さん共通の「古典調律にして欲しい」対策マニュアル
 ※以下はあくまでkotenの推測です。ピアノ調律師の皆様方、内容に誤りがありましたら、正しい内容を教えてください。)

 <ベースとなる考え方>
 「平均律は、クラシック音楽史上『最高』の音律である。」

 <「ユーザがどれだけ本気か?」試験:レベルその1>
 「現代のピアノは、平均律で一番良く響くように設計されている。」
 「だから直ぐに元の平均律に戻したくなると思うんだけど、それでも良いんですか?」
 ⇒合格したらレベルその2を試す。ユーザがひるんだら平均律で調律
 
 <「ユーザがどれだけ本気か?」試験:レベルその2>
 「現代のピアノは、ピッチ(各音程、各弦のテンション)的にも平均律が一番ぴったりくるように設計されている。」
 「それゆえ、平均律で調律されているピアノを古典調律にすると、ピッチが直ぐに平均律に戻ろうとする。」「それでもやろうとするんですか?」
 ⇒合格したらレベルその3を試す。ユーザがひるんだら平均律で調律

 <「ユーザがどれだけ本気か?」試験:レベルその3>
 各調律師の自由に委ねられる??
 例:「平島さんの本の影響により、古典調律にすべきという意見は昔から出ていて、音大の学生でもそういう人が時々現れるんですが、結局は静まって行って、最後はみんな平均律で調律しますね。」

 ファイナル・クエスチョン:『あなたはそれでもやりますか?』

 ⇒合格したら紳士的に情報をユーザに提供し、古典音律で調律すること。なお、調律師の信条や技量に基づいて、特定の音律(例えば、純正律、純正ミーントーンなど)については調律を拒否することができる。

-----------------------------------
登場人物
Mさん(今回も語り手役)
kotenとイッテツ(今回も解説役)

【M】:昔々、あるところに、一人の少年がいました。少年は、子供の頃にピアノを習っていましたが、ピアノの先生が恐くて、ブルグミュラーの途中で辞めてしまいました。確か小学校3年生くらいでした。
  (【イッテツ】:なんだよ、前回と全く同じ出だしじゃん、工夫がないなあ。 【koten】:シナリオライター曰く、「クライマックスに備えて余計なエネルギーを使わないようにしている」んですって。 【イッテツ】:前回のを上書きしていることが丸わかりじゃんか(汗))

【M】:その後少年は大きくなって青年となり、アマチュアオケでフルートを吹く人と出会・・・・う5年前くらいには、既にチェンバロを習っていて、自宅(実家)にチェンバロがありました。
  (【イッテツ】:ありゃりゃ、もうここで分岐か。殆ど楽できなかったな(汗)  【koten】:独身の頃でしたね、そういえば。)

【M】:チェンバロレッスンの話を少しだけしますと、最初のレッスンで楽器についての説明があり、とりわけ、『平均律では楽器が美しく鳴らない』ということをまず最初に教わりました。 青年は、「なるほど、これがチェンバロ業界では常識なのか」と思いました。

【M】:青年は、チェンバロレッスンが進む内に、次第に古典調律の良さが分かって来ました。そして、青年は、自宅の「アップライトピアノも古典調律にしたい!」と考えはじめるようになりました。青年は、子供の頃は平均律3度について何の疑問も抱いておらず、平均律3度は「美しい和音である」とさえ思っていました。その価値観が、次第にゆらぎ始めたのです。

【M】:その頃の青年は、親元で暮らしており、自宅のピアノの調律師への連絡は母親が行っていたので、まず親に言う必要があります。青年は、勇気を出して母親に次のように告げました。「次にピアノを調律してもらう時は、「古典調律」で御願いして欲しいんだけど・・」。
 (【イッテツ】:おいおい大げさだな、そんなに「勇気」の要ることなのかよ、これ?  【koten】:私的には結構勇気が要りましたね(汗))

【M】:そして、次の調律の機会は、意外にも早くやって来ました。これは運命のいたずらなのかも知れません。いやいや、それとも音楽の神様が手助けしてくれたのかも知れません。すべては読者の皆様のご想像にお任せします。
  (【イッテツ】:ピアノの調律って、普通1年周期くらいで調律師の方から連絡来るんじゃなかったけ?  【koten】:確かこの時は、母親から調律師の方に電話掛けてくれたんですよね。私の決意に何かを感じてくれたのかもしれませんね。)

【M】:以下、母親が調律師に電話を掛けている内容等を実況いたします。
  【母H】:「ウチの息子がピアノの調律を古典調律で御願いしたいって言っているんですけど・・ええ、そうです・・・大丈夫でしょうか? え、「出来る」、そうですか。それでは次回はそれで御願いします。息子ですか? ええ、いますよ。 じゃあちょっと代わりますね」、、ほらあんた、電話に出なさい!調律師の人が話したいことがあるってさ。
  青年:「もしもし、代わりました・・・(中略)・・そうです、今チェンバロを習ってまして、家にチェンバロもあります。古典調律が良いと思ったもので、家のピアノも・・・はい? 調律の時に私も同席するんですね。えぇ、○月○日なら大丈夫です、家にいます。・・・(以下は割愛)」
  (【イッテツ】:これって十数年前のことだろ、お前、何でこんなことまで覚えているの?(←あきれ顔) kotenn:ま、大体ですよ。細部のイントネーションまでは流石にちょっと(汗))

-----休憩~後半開始----------------

【M】:そして、待ちに待った調律の日がやってきました。約束の時間に「ピンポーン」と玄関のベルが鳴り、ピアノ調律師さん(髭面の中年男性)が来ました。名刺をもらい、お互いに挨拶をし、ピアノ(Y社製アップライト)の前に調律師さんが来て楽器を調べます。青年は、「これから家のピアノがどんなに美しい和音になるのだろう?」とワクワクして期待に打ち震えています。

【M】:ところがです、1分たっても2分たっても調律が始まりません。青年は「どうしたのだろう?」といぶかしがっています。調律師さんは意を決したように喋りはじめました。「調律をする前にちょっとお話をしましょう・・」
 そうです、『ユーザの本気度テスト』が今まさに開始されようとしているのです!
 【調律師】:「現代のピアノは、平均律で一番良く響くように設計されているんですよ・・・(細部割愛)・・・・だから直ぐに元の平均律に戻したくなると思うんだけど、それでも良いんですか?」
 【青年】:「・・・(コクリと頷く)」

【M】:この頃の青年は、古典調律の価値について今ほど分かっていませんでした。そのため、「当然です、当たり前じゃないですか!」とは言えませんでした。青年は「今さら何言っているんだこの人、そのために来たんでしょう貴方?」と思ったのですが、この頃は内気でシャイだったので、言葉にすることはできませんでした。
 (【イッテツ】:古典調律「しか使わない」ようになってからは、お前さん、性格がずいぶん開放的になったよなぁ 【koten】:「平均律人生」時代はまさに「四畳半フォーク」的な世界を作ってましたね自分で。「いいんだいいんだ、分かる人だけに分かってもらえればそれで・・・(いじいじ)」って感じで。)

【M】:調律師は、青年の様子をじっと伺います。そして判断しました。「レベル1は合格かな」と
 (【イッテツ】:こんな風に本当に考えたのかいな? 【koten】:いや、これはあくまで私の想像です。でも、実際にこんな問答が繰り返されたのは誓って事実ですよ。)

【M】:そして、次の「本気度」試験が始まりました。
 調律師:「現代のピアノは、音程の面でも平均律が一番ぴったりくるように設計されているんですよね・・・(詳細割愛)・・・だから、平均律で調律されているピアノを古典調律にすると、弦のテンションの関係で、結局はピッチが平均律の方向に戻ってしまうんですよね。 それでもやろうとするんですか?」
【M】:青年はだんだん決意がゆらぎ始めます。ここでも「やります!」と明確に言葉を発することが出来ません。ただ、決してひるむことはありませんでした。
  (【koten】:確かこのとき、「それならば、Aのピッチ(Hz)を(平均律に戻りにくいようなピッチに)変えたら良いんじゃないですか?」って言い返したんですよね。それが結構ポイント高かったかもしれませんね。)

【M】:調律師は判断しました。「レベル2も合格かな」と
  そして、いよいよ最後の試験です。
 【調律師】:「平島さんの本の影響により、古典調律にすべきという意見は昔からちらほら出ていて、音大の学生でもそういう人が時々現れるんですが、結局は静まって行って、最後はみんな平均律で調律しますね・・・(以下は割愛、古典調律の悪口が延々と述べられたのですが、思い出したくありません)・・・」
【M】:青年は、悔しくて泣き出しそうになりました。「調律一つで何でここまで言われないといけないのだろう?」と思いました。けれど、青年は、最後までじっと黙って耐えました。
 (【イッテツ】:「たかが調律、されど調律」だよな 【koten】:ですね)

【M】:そして、調律師は、遂に最終的な判断を下したのです・・「よし、この人ならやってやっても良いかな」と。 青年は厳しい試練を乗り越え、試験に合格したのです。
 (【イッテツ】:何か格好良いこと書いてるけどさあ・・・実際は、お前さんが泣き出しそうになったんで、「可哀想だから、もうこれくらいで勘弁してやろう」って思っただけなんじゃないの? 【koten】:御免なさい、全くその通りだと思います(自爆))

【M】:もっとも、直ぐに調律が始まる訳ではありません。まずは、調律する具体的な音律(+基準ピッチ)を決める必要があります。調律師さんの音律レクチャーが始まりました。
(【koten】:このレクチャーはインパクトあったなぁ)

【M】:調律師さんは語り始めました。
 詳細については、音律関係書籍に書いてある内容と大差ありませんので割愛しますが、以下の点を強調されていました。
 「西洋音楽では、3度の純正が重んじられてきたこと」
 「鍵盤楽器の世界では、「純正」とは即ち「長3度」の純正を意味すること。」
 「長3度がどれだけ純正に近いか否かが最も重要なポイントであること。」
 「鍵盤楽器の世界では、最も純正な音律はミーントーン(中全音律)であること。」

そして調律師さんは、顔を歪めて苦しげに呻く(うめく)ようにこう述べたのです。
「それでも、・・・それでも調律学校では、「平均律は、クラシック音楽史上『最高』の音律である。」と教育されるんです」と。

 そして、調律師さんはこうも言いました。
 「色々な調律法があるが、私は、ミーントーン(中全音律)だけは頼まれても絶対にやりません」と。
 (【イッテツ】:これってさぁ、最初に述べた内容と完っっっ全に相反(矛盾)してない? 【koten】:良く考えてみるとそうですね(汗)。 【イッテツ】:おいおい(汗)、ちょっと考えれば直ぐ気が付くだろうに! 【koten】:冷静に考えられる雰囲気じゃなかったんですよ、この時は! あと、ミーントーンの調律を断る理由として「現代とは全く違う響きで、違和感が大きすぎるから」ということを述べられてましたね。)

【M】:この頃の青年は、チェンバロでミーントーンを試してみたことが全く無く、ミーントーンの価値、即ちこの音律がどれだけ素晴らしいものかについて全く分かっていませんでした。
(【koten】:チェンバロレッスンでもミーントーンは扱わないんですよね、なぜだか。 【イッテツ】:何でだろうな? 【koten】:さあ、なぜでしょうね。プロを目指すような人にだけ教えるってことですかね? 
 【イッテツ】:でもさぁ、仮にチェンバロレッスンで「最初にミーントーンから教える」ような教育体系になったら、お前のような奴が一気に激増すると思わない?(笑)
 【koten】:あ、それはそうかも(笑)
 【イッテツ】:それにさぁ、ミーントーンって、長い間、西洋音楽の「標準音律」だったんだろ? それなら、むしろ「ミーントーンを中心として物を考える」方が合理的かつ正論なんじゃないか? 【koten】:そう思います。ですので私、実際ここ数年は、そうして物を考えて来ましたよ。
 【イッテツ】:そう思うと、何か変な世の中だよな・・まさかとは思うけど、もしかしてミーントーンって法律で禁止されているのかな? 【koten】:あはは、それはあり得ないでしょ、だって現に電子チューナーや電子鍵盤楽器にプリセットされているし。
 【イッテツ】:業界の不文律とか? 【koten】:私、それも色々な人に質問したんです「ミーントーンって禁止されているんですか?」って。 【イッテツ】:そしたら? 【koten】:YES(禁止されている)と答えた人は誰もいませんでした。 【イッテツ】:単にミーントーンの良さを知らないだけってこと? 【koten】:どうもそうみたいですね。先日、別の件で色々な人にメール出したのですが、少なくとも、調律師の梅岡さんからの返答メールでは、そのことが伺われますね。ただ、梅岡さんからはもっと専門的かつマニアックな答えをいただきました。【イッテツ】:梅岡さん何だって? 【koten】:秘密(笑)、読者からのリクエストあれば書きます。あ、ちなみに梅岡さんのHPとブログのサイトはここです。とにかくエネルギッシュな方ですよね梅岡さん! 素晴らしいですよ。
HP
http://homepage3.nifty.com/umeoka-gakki/
ブログ
http://umeokagakki.cocolog-nifty.com/blog/



【M】:あのぅ、・・・そろそろ次行って良いですか?(汗)
    (【koten&イッテツ】:あぁ、ごめんなさい、続けてください(謝))

【M】:もう1回読みますね・・この頃の青年は、チェンバロでミーントーンを試してみたことが全く無く、ミーントーンの価値、即ちこの音律がどれだけ素晴らしいものかについて全く分かっていませんでした。
 そのため、調律師が述べた説明の論理矛盾にも気がつきませんでした。ミーントーンをチェンバロで実際に試すのは、この数年先になります・・ああ、私の音楽人生どうしてくれるんだぁ~!!・・・って、文句ならご自分で言って&私の口から言わせないで下さいよ(怒)
  (【イッテツ】:調律師としては「論理矛盾があるかもしれないけど、何も嘘は言ってないぞ。チェンバロ持っているんだったら、ミーントーンがどれだけ良い物であるかは自分で試してみろ」ってことじゃないの? 【koten】:今考えるとそうかも知れないですね。実はピアノ調律が終わった後、「チェンバロの調律の仕方についても教えてあげましょうか?」って言ってくれたんですよ。 【イッテツ】:おぉ、凄く親切&良い人じゃないか! 【koten】:そう思います(←基本的には「音楽をやる人に悪い人はいない」と信じている)。でも私「いや、いいです」って断っちゃったんですよね、、、そのときチェンバロルーム(自分の部屋)が凄く散らかっていて、人に見られるのが恥ずかしかったんです。 【イッテツ】:馬鹿だな~勿体なすぎ!! もしかしたら、ミートーンだけでなく、最近知ったキルンベルガー1とか2とかも、その時に教えてもらえた可能性あったのに。 【koten】:そうかも知れないですね。全くお恥ずかしい限りで。 【イッテツ】:その調律師さん、ミーントーンについて他に何か言ってた? 【koten】:そうですね・・・パイプオルガンについては今でもミーントーンの物が残っているとか仰ってましたね。何か、平均律のパイプオルガンだと、「低音(足鍵盤?)の和音を鳴らしたときに唸りが酷いから」みたいなことを仰ってました。 【イッテツ】:そういえば、その調律師さん、Just Intonation(純正律)については何も言ってなかったの?
【koten】:何も言ってなかったですね。純正律=ミーントーン的なニュアンスが感じられました。梅岡さんも純正律=ミーントーン的に捉えていらっしゃる感じがします(梅岡さん、違う場合は御指摘ください。))

【M】:す・み・ま・せ・ん! 続き読んで良いですか?(怒)
    (【koten&イッテツ】:御免なさい~(謝))
 
【M】:おほん(←咳払い)、そうして、調律師の方から具体的な音律が提案されました。
 【調律師】:「では、内田光子(さん)がモーツァルトのピアノソナタ全集を録音したときの調律でやってあげましょうか? ここにデータ表がありますので、これを差し上げますよ。」
【M】:調律師さんは、1枚の紙(確かA6くらいのサイズ)を青年に差し出しました。12個の音の音程(確かセント値)とピッチが記載されていました。後で調べたら、それは普通のヴェルクマイスター法(=第1技法第3番)でした。御免なさい、Aのピッチは忘れてしまいました。少し低かったかも知れません(430くらいだったか?)。
(【イッテツ】:そのデータ表ってまだ残っているの? 【koten】:家中探せば出てくるかも知れませんね、調律師さんの名刺とともに。 【イッテツ】:そういえば、このデータ表の話について、mixiの脱平均律のコミュに投稿したら、いつの間にか消えていたんだよな投稿内容が(笑) 【koten】:そうですね、不思議ですね(笑)。ギター関係者も、ギターの「非」平均律の記事について一度は(勇気を出して?)投稿したのに、自主的に消しちゃう人が多いみたいですね。【イッテツ】:お前さんは消さないの? 【koten】:消すわけないでしょ!! 私、自分の説に自信持ってますもん。それくらい考えに考えて考え抜きましたもん。)

【M】:そうして、そのピアノは、美しい和音を奏でる楽器へと変身したのです。あぁ、何て綺麗な和音なのでしょうか(うっとり)。それ以降、青年がピアノの調律を平均律に戻すことは、決して、「2度と」なかったことは言うまでもありません。
 (【koten】:最後、凄い強調の仕方だね(笑) 【M】:これ、貴方が書いたんでしょうが(汗))

【M】:めでたしめでたしm(__)m

--------フリートーク!---------------
【M】:いやぁ、今日はさらに重苦しいテーマでしたよ、もう私、途中で何度も帰ろうかと思いました(泣)。
【イッテツ】:いやいや、御苦労さまでした。さて、昨日と同じ質問だけど、この小話の真意は、あの調律師さんに文句を言いたいって訳じゃないんだろ?
【koten】:文句どころか、もう本当、めっっっっっっちゃくちゃ感謝してます!! 繰り返しになりますが、
 「西洋音楽では、3度の純正が重んじられてきたこと」
 「鍵盤楽器の世界では、「純正」とは即ち「長3度」の純正を意味すること。」
 「長3度がどれだけ純正に近いか否かが最も重要なポイントであること。」
 「鍵盤楽器の世界では、最も純正な音律はミーントーン(中全音律)であること。」
 これを教えてもらえたことが凄く大きいんです、今の私にとって。これ、一生の財産にしますので。本当に有り難うございました。
   (【M】:今回は「ああ、私の音楽人生どうしてくれるんだぁ~!!」って文句言ってたくせに・・・)

【koten】:えっ、Mさん何か言った?
【M】:いえ別に・・。

【イッテツ】:さて、今日は長くなったんで、このくらいにしとく?
【koten】:まだまだ話したいことが沢山あるんですけど、キリがないですしね。
【M】 :今日は私、声が枯れちゃいましたので、これで失礼しますね(そそくさ)。
【koten&イッテツ】お疲れ様~また宜しくね~!!(【M】ひえぇ~ん(泣))

P.S.:マイミクのといさん、mixiでの2年前の議論、これで納得していただけましたでしょうか? といあえず、これが私の答えです(でもまだ全然言い切っていないんですけどね(汗))。


今後の執筆予定
 ※この「3度音程重視」の考え方がギター業界にも通用するのか?
 ※平均律を「標準音律」として統一させた国際会議(1939年ロンドン国際会議でしたっけ?)以降に一体何が行われたのか? あなたが為政者なら何をするか?(キーワード:「理科年表」の音律のページ参照、社会主義(共産主義)の台頭と12音技法との類似性、日本人の平和ぼけ、人間の「綺麗な一面」しか見ない音楽業界の人、「白人」の気質→原爆投下(1945年)、G.レオンハルトは何故に「音律は、楽譜から解読するしかない」と言い切ったのか?、社会主義(共産主義)は崩壊したのに何故12平均律だけは生き残っているのか?)
タグ:社会貢献

鍵盤楽器界の「常識」がクラシックギター界にも通用するか問うてみる(フリートーク形式) [クラシックギター]

登場人物:
koten(拙者)
イッテツ(本名(?)は「純正 一徹」、kotenの先輩でピタゴラス主義者)

---------------
【koten】:さ~て、来週のサザ○さんは、、・・じゃないよ(汗)、今日もやって来ました「ミーントーン大好き!」のコーナー!!
 ええと、美人のMさんから伝言です、、「昨日の仕事で喉が枯れてしまったので、申し訳ありませんが今日は休ませてください(ひそひそ・・・本当は喉は大丈夫なんです。もうあんな重い話は懲り懲りですので、しばらく休ませてください~)」
・・とのことです。
 え? 漏れてる? 裏事情バレバレ?

--ここで、番組の途中ですが、データベース不良のため少々お待ちください----

【koten】:ええ失礼しました。m(_ _)m データベースが整備されましたので再開します。
 ええと、今日のお題は何でしたっけ?
【イッテツ】:お前、昨晩、酔った勢いでキーワードだけ羅列してただろうに(汗)

【koten】:あ、そういえばそうでしたね。あはは、あれでMさん分かっちゃったのかな? 我々が何言おうとしてるのかを。
【イッテツ】:通常の感覚の人だったら分かるだろうな(汗)。これから先は美人女性には辛いわな・・。

【koten】:イッテツさん美人に弱いから・・ま、いいです。始めましょ。イッテツさん、いつものように威張ってくださいよ(笑)
【イッテツ】:そ、そうか、・・・ええおほん、今夜もやるぞ、「イッテツさんの純正一直線・・・」

【koten】:・・・・・やっぱMさんがいないとテンション上がらないですかね?(汗)
【イッテツ】:・・ううぅ、寂しい(悲)。

【koten】:ええと、前回の要点は、要するに、
 「西洋音楽では、3度の純正が重んじられてきた」
 「鍵盤楽器の世界では、「純正」とは即ち「長3度」の純正を意味する」
 「長3度がどれだけ純正に近いか否かが最も重要なポイントである」
 「鍵盤楽器の世界では、最も純正な音律はミーントーン(中全音律)である」
 ってことですよね。
 今回はこの価値観(いわば鍵盤楽器界の「常識」)が「クラシックギター界にも通用するのか?」を読者の皆さんに問うてみる、ってことですよね?
【イッテツ】:・・・うう、そうだな(しくしく)

【koten】:(・・駄目だこの人、使えないや(汗))。
 じゃ、一つ一つ検討してみますか。最初に、
 「西洋音楽では、3度の純正が重んじられてきた」ってのはどうですかね?
 「クラシックギター音楽では、3度の純正が重んじられてきた」って言えますかね?
 何か、初っぱなから「?」(←ハテナマーク)が付きそうな気がしますね(汗)

 次! 「クラシックギターの世界では、「純正」とは即ち「長3度」の純正を意味する」って言えますかね? 
 「長3度がどれだけ純正に近いか否かが最も重要なポイントである」、「クラシックギターの世界では、最も純正な音律はミーントーン(中全音律)である」・・・・ううん、どれも何か違和感ありますね。

【イッテツ】:ギターが「オーケストラ楽器」になれなかったのは、こういう点からも西洋音楽の「王道」から外れている(いわば支流を歩んでいた)からかも知れないのう・・。
【koten】:(イッテツさん、復活したのね(汗)) ちなみに、ギターの前の撥弦楽器である「リュート」は、通奏低音楽器として合奏に加わって大活躍してましたよね・・・いわば「オーケストラ楽器」だったわけですよ。
【イッテツ】:リュートはガットフレットで、比較的自由に音律を変えることができるんだよな、確か。

【koten】:やはり音律のせいですかね・・。でも、19世紀ギターだって、初期の頃はガットフレットで、比較的自由に音律を変えられたはずですよね。「ミーントーンフレット」を作ることが容易であることはもう説明したし。(19世紀)ギターとピアノの為の2重奏曲って結構あるし。ピアノはこの頃は「非」平均律だったんでしょ、確か。そして、最高に純度が高い音律がミーントーンだってことは前回説明したし。

【イッテツ】:そういえば、お前さんが投稿upしたミーントーンフレットギターによるソルの演奏、大して上手くもないのに(笑)、何故かお前さんの演奏up曲中では1番のアクセス数になっているな?
http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?lid=2539

【koten】:そうなんですよね、もっとマシな演奏が沢山あるのに(笑)
 説明文中に書いた「古典派を代表するフェルナンド・ソルのギター曲は、このように3度や6度の美しさを強調するような曲が多いです。小生、12平均律のギターでこのような曲を弾くのに耐えられなくなり、・・・」という泣き言が、意外にも世間の共感を呼んでいるのではないかと勝手に想像(妄想?)している今日この頃です。ちなみに先ほど、以前に紹介した世界の「非」平均律フレットギターのサイトも、説明文中の最後に加えておきました。これです。
http://www.h-pi.com/eop-guitars.html

【イッテツ】:お前も悪よのぅ~(笑)
【koten】: 悪よのぅ~(笑) そうそう、そういえば、ギター音楽って、時代とともに「ハイポジションの多用化」が進むじゃないですか。それっておそらくフレットの平均律化とも関係あるんじゃないかと思うんですよね。

【イッテツ】:初期の頃はそうじゃなかったのか?
【koten】: ソルなんて、ローポジションだけで弾ける曲が凄く多いじゃないですか・・・セゴビアが運指変えてハイポジション化させた面が多々ありますよね。(註:ただ、セルシェルが言うには、セゴビアのギターのフレッティングは可成り変だったらしいですよね。変なフレッティングなんだけど、「自分は左指の押さえで音程補正するから良いんだ」っていうようなことを述べたらしいですよ、セゴビアは。)

【イッテツ】:ハイポジション化させるとどうなるのじゃ?
【koten】:ハイポジションの方が、音程変えるの楽なんですよ。ローポジションでは音程変えるの結構大変なんです(というか、よほど張りの緩い弦でも使わない限り、ほぼ不可能でしょう)。

【イッテツ】:ハイポジションは「ビブラート」のために使うんじゃないのか?
【koten】:それもあるでしょうけど音程もあるでしょ・・逆に言うと、ソルの時代にはそんなにビブラート掛けなかったってことになるんですかね(?)。

【イッテツ】:音程変化もビブラートも掛けることなく音楽的に満足できたローポジションのフレッティングってどんなだったんだろうな?
【koten】:私は少なくとも「平均律フレット」だけはあり得ないと思っているんですけどね。 さてここで、クラシックギターを弾く読者の皆さんに質問です。ソルのギター曲で、「3フレットまであれば弾ける(4フレットより上は不要!)」という曲を全て挙げてください。出来た人はコメント欄に回答して下さい。正解者はここで表彰させていただきます。ということでいかがでしょうか?

【イッテツ】:お前さん、答え知ってるんかいな?
【koten】:いや、知らないです。一度調べてみたかったんですけど時間ないから、誰か余裕のある人やってくれないかぁ~ と思って(汗)

イッテツ】:お前も悪よのぅ~(汗)
【koten】: 悪よのぅ~(笑)
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私の主張(12平均律が蔓延している原因を究明する) [12平均律について]


 今日は真面目な話なので、茶化さないで書きますね。

 2日前のブログで、私は、以下のようなキーワードを最後に書き綴りました。
---------------------------------
 ※平均律を「標準音律」として統一させた国際会議(1939年ロンドン国際会議でしたっけ?)以降に一体何が行われたのか? あなたが為政者なら何をするか?(キーワード:「理科年表」の音律のページ参照、社会主義(共産主義)の台頭と12音技法との類似性、日本人の平和ぼけ、人間の「綺麗な一面」しか見ない音楽業界の人、「白人」の気質→原爆投下(1945年)、G.レオンハルトは何故に「音律は、楽譜から解読するしかない」と言い切ったのか?、社会主義(共産主義)は崩壊したのに何故12平均律だけは生き残っているのか?)
---------------------------------
 順を追って説明したいのですが、はしょる可能性大です(といいますか、やはり出来るだけ醜い部分には触れないようにします)。御了承ください。

 まず、「理科年表」ですが、自宅にあった古い理科年表がどこかにいってしまったようで見つからなかったので、昨日、平成22年度の理科年表を購入しました。平均律の説明について、いつの間にか凄く「軟弱な文体」に変質していました。 昔の理科年表では、「・・は、この平均律音律を厳格に守らなければならない」的な、厳しく強い文体で書いてあったはずなのに。これじゃあ、分かるものも分からなくなるな、と強く思いました(補足:※その一方で、これは「脱」平均律化を図る上では非常に大きなチャンスではないか、とも感じました)。

 さて、大切なのは「想像力」を働かせることです。妄想的にではなく「合理的」に。

 1939年ロンドン国際会議で会議したメンバーは誰だったのでしょうか? 換言すると、平均律を「標準音律」として統一させた意思決定者は誰だったのでしょうか?

・・・っと思ったら、理科年表の変質及びロンドン国際会議のことをブログで記事にしている人がいました! なんて素晴らしい世の中!(驚愕)
http://common.dendrocacalia.org/blog/archives/407

 話を戻します(すみません、地が出てしまいました)。

 そもそも1939年頃はどういう時代だったのでしょうか? 1939年は第二次世界大戦の勃発年ですよね。こんな頃に果たして「言論の自由」があったのでしょうか?
 情報統制などが当たり前のように行われていたのではないでしょうか。

 そして、ロンドン国際会議で「イ(1点) = a1 とする十二平均律を規定し、独唱、合唱、管弦楽などすべての音楽演奏でこの値を厳守すべきことが定められた。」後に、各国(の音楽界)では何が行われたのでしょうか?
 
 行動パターン1:政府関係者(ないし良識のない人)⇒平均律以外の資料・現物等を、可能な限り、焚書、破壊、廃棄する。フレット楽器は平均律の位置にフレットを打ち直す。オルガンは平均律に調整しなおす・・などなど。

 行動パターン2:一部の音楽関係者(良識のある人)⇒平均律以外の資料・現物等を、可能な限り、隠す(どこかに保管しておく)

 概ねこの2つのパターンが考えられます。私としては、行動パターン2に基づく資料・現物が出来るだけ沢山残っていることを心から願います。そうであれば、何かの拍子に、平均律以外の資料や現物(楽器等)がどんどん出てくる可能性があります。
 但し、古楽の大家であるG.レオンハルトは、あるインタビューで、「その曲が実際にどのような音律で演奏されたかについて、我々は、もはや楽譜から解読するしか方法が残されていない」旨を言い切っています。このため、私は、行動パターン2に基づく資料・現物は、今後も期待できないのではないか、と推測しています(出来ればこの推測が間違いであって欲しいです)。

 さて、殆どのクラシックギター製作家はこう言うでしょう。
--------------------------
 ギター製作家:私が平均律でフレッティングするのは、古典調律フレッティングのギターについて「設計図が無いから」、「そのような現物が無いから」、「資料がないから」、「平均律(あるいはそれに近い音律)の現物や設計図しか出てこないから」です。仮にあったとしても、平均律でフレッティングされたギターや資料の方が『圧倒的に数が多い』からです。
--------------------------
 これで本当にいいのでしょうか?
 多くのクラシックギターの演奏者は苦しんでいるのです。「この曲を理解できないのは、自分の才能、技量、経験がないからだ」と自分を責めている人が沢山いるのです。学生で一生懸命クラシックギターをやった人でも、社会人になると殆どの人が続けられなくなってしまうのです。フェルナンド・ソルのことを「ギターのベートーベンである」と堂々と胸を張って言えるクラシックギター奏者がどれだけいるのでしょうか? 無理でしょ平均律ギターじゃ? あのジョンですら「魔笛」以外ソルの曲を殆ど全く弾いてないじゃないですか。


ミーントーン(中全音律)のCDについて、2年前にOKwaveで質問してみました。
http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa4246269.html

>「古楽演奏家の都合」でなかなかない。
だそうです。
 では「古楽演奏家の都合」って?
 「こんな美しい和音、勿体なくてお前ら下民に聴かせてやれるか!」
ということなのでしょうか?(泣)。そう誤解されてしまいますよ、今のままだと。YouTubeでミーントーン演奏upする人どんどん増えていますし。

 もう辞めましょうよ、裏表が多すぎるこんな変な社会を続けるのは。
 クラシック音楽業界、もっと良くしましょうよ。みんながハッピーになれる方法やシステムがきっとあるはずですよ。みんなで模索しましょうよ。
(※補足: 私としては、理科年表の文体も柔らかくなったことだし、単に「12平均律の(標準音律としての)使用を辞めれば良い」だけの話だと思うのです。そうすれば、社会の全てが変わって行くはずです。)

 私の主張、何か間違ってますか?
タグ:祈り
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