So-net無料ブログ作成

ヘンデルがチェンバロ組曲で使った音律を考えてみる [最適音律を見極める基準(仮説)]

研究テーマ

 有名な8つのチェンバロ組曲
  ※非常に多彩な調を使ったヘンデル:
    第1番:A-dur (♯3つ)
    第2番:F-dur  (♭1つ)
    第3番:d-moll (♭1つ)
    第4番:e-moll(♯1つ)
    第5番:E-dur (♯4つ)
  ※ 第6番:fis -moll(♯3つ)
    第7番:g-moll (♭2つ)
    第8番:f-moll(♭4つ)
  →それでもなお、基本的には1/4S.C.のミーントーンと思われる。
    但し・・・

 それ以外、特に長大(超大?)な変奏曲はどうか?
→純正調(Just Intonation)適用の余地はないか?
    (何故にそう思ってしまうのか?)

 レオンハルト氏は何故にヘンデルの組曲を演奏しないのか?

---【本論】----------------------

 音律関係の各書籍及びサイトでは、ヘンデルは「生涯ミーントーン(中全音律)に固執した」、「ミーントーン主義者である」等の記載を目にすると思います。また、ヘンデルは「分割鍵盤(黒鍵が♯キーと♭キーに分割されている楽器)を所持していた」という記述も、あちこちの本やサイトで目にすることでしょう。
 ということで、音律を勉強する者は、ヘンデルのチェンバロ組曲も「まずはミーントーンからだな!」ということで、超メジャーな1/4コンマの中全音律から試してみることでしょう。上記組曲の内、2、3、4番、7番あたりは、通常のミーントーンで割と抵抗なく聴けるかと思います。響きが悪いところは「あ、ここはもしかしたら分割鍵盤を使っていたのかも!?」などと想像力(妄想力?)を駆使してみる余地があるかも知れません。

 ・・・・って、駄目だこれ!(汗) 文章がカタ過ぎて疲れる(自爆)!!
 やっぱりいつもの表現形式(駄文対話形式w)で行きますか(笑)


【koten】:で、私の場合、最初の「壁」が第6番だったんですよ。
〔まぁや〕:へぇぇ~ どうして第6番なんですか?

【koten】:私、この組曲の最後の「ジーグ」がめちゃくちゃ好きなんですよ。格好良いですよねこの曲! で、ローランドの電子チェンバロにプリセットされている色々な(超メジャー)音律を試して弾いてみたのですが、どれも「うーん、何か違うよな~」という違和感が生じるんですよね。

画像20101128(sun) 002.jpg

【イッテツ】:通常のミーントーンでも駄目なのかい?
【koten】:色々な体験を経て耳が慣れてしまった今なら、「通常のミーントーンも「あり」だな(ぼそぼそ・・響きが悪い部分は結構あるけどね・・)」って思えるんですが、当時の私的には「完全NG!」、「こんなのあり得ないっしょ!」って感想でしたね。破綻した長3度が沢山出てくるし、第一、前半の最後のC♯の和音なんて最悪でしょ。

〔まぁや〕:そういえば、第6番の「嬰ヘ短調」って当時では珍しい調性ですよね?
【イッテツ】:あの大バッハでさえも「組曲」では避けてるよな、この調性?
【koten】:あぁ、そうかも知れませんね、「快適音律クラヴィーア曲集」と「トッカータ」でこの調性使ってますが、組曲では嬰ヘ短調は使ってないかもしれませんね。若い頃のいわゆる「習作」までは調べ切れてないので何とも言えませんが・・・

〔まぁや〕:それで、結論的にはどうなったんですか?
【koten】:マーヤちゃん、今日はずいぶんと先を急ぐんだね・・(汗)
【イッテツ】:だってお前さん、もう23時回っちゃたじゃん(笑)。チャッチャと収束させないと。

【koten】:しょうがないなぁ(汗)、、、かいつまんで言いますと、上記のようにヘンデルって「分割鍵盤の楽器」を持っていたっていう噂ですよね・・・なので私、最初は絶望感に襲われたんですよ。「確かに分割鍵盤の楽器でもなけりゃ、こりゃ無理だよ!(泣)」って。だってそうでしょう? この曲、初っぱなから「E♯」なんて音使ってるし(汗)、通常のミーントーンで使う「E♭」じゃなくて「D♯」の方を使っているし(後者の方が低い)、「B♯」とか「A♯」とか、とにかく通常の12鍵盤用のミーントーンでは「存在しない」音ばかり使っているんですもの(汗)。

【イッテツ】:そこで閃いたのが「調律替え」の技法ってやつだな?(笑)
【koten】:そうです、調律替え・・・って、あぁ、イッテツさん、一番おいしいとこ先に喋っちゃうし!(泣)

〔まぁや〕:なるほど、調律替えですか(感心)、、具体的にはどうやるのですか?
【koten】:まずは、楽譜(対象曲の全ての音)を見て、通常の12鍵盤用のミーントーンでは「存在しない音」をチェックして、その音を全部抽出します。この場合は、「D♯」、「B♯」、「A♯」ですよね。そして、ミーントーンで「これらの音が出現する」ように「ウルフ位置をシフト」させるのです!!! ミーントーンにおけるこのウルトラ必殺技となる秘技?名を私は『ウルフシフト』と命名しました・・勿論勝手に付けた名前ですので一般には通用しませんが(汗)

【イッテツ】:お前さん、「かいつまんで言う」とか言っておいて、ずいぶんダラダラ喋っているよな(笑)、で、ウルフシフトの技法とやらを、もうちょっと具体的に話してくれよ。

【koten】:いやぁ、だんだん調子が出てきたもので(笑)・・・でもやっぱり疲れて来たので(ただいま23時26分)、明日にしません?
【イッテツ&まぁや】:却下~!!(ぼそぼそ・・交信しちゃうぞよ~・・・)

【koten】:はいはい、分かりましたよ(汗)。。。(今ミューズさんらしき人(←神?)の声が聞こえたけど気のせいだよな(汗)・・)
 ええと、つまりですね、基礎知識としては、
 ①ノーマルミーントーンのウルフ5度の位置は「G♯-E♭」ですよね。
 ②ミーントーンでは、♯音よりも(異名同音の)♭音の方が「高い」んですよね。
 ここまで良いですか?
【イッテツ&まぁや】:分かります~!!(ぼそぼそ・・御意じゃぁ~・・・)

【koten】:では次、上記基礎知識を前提として、ミーントーンのウルフ5度を♯側、つまり5度圏サークルの右側に一つずらすとどうなるでしょうか?
〔まぁや〕:マーヤわかんない~(じたばた)
【イッテツ】:ああ、それはあれだよ。・・・F♯-C♯-G♯-E♭-B♭-F・・・の5度連鎖が、・・・F♯-C♯-G♯-『D♯』-B♭-F・・・になって、いわゆるD♯型のミーントーンになるんだよな? ウルフ位置がD♯-B♭になって。

【koten】:そうです、この場合、単にE♭の音をD♯に「下げる」だけでウルフ5度が1個右に移動しますよね。
【イッテツ】:何セント下げれば良いの?
【koten】:あ”~本質的かつ厳しい質問ですね(汗)・・・ええと、ウルフ5度の値を通常のミーントーンの5度(5.5セント狭い5度)にすれば良いんだから、・・・そう言うことですよ(汗笑)・・・ミーントーンのウルフ5度って「+36.5セント」でしたっけ? だとするならば、36.5-(-5.5)=42セント下げれば良いってことになりますね。 あ”~やっぱりちょっと時間的にきついです、続きは明日にしましょう(泣)。  でももう、これでやり方分かりましたよねREIKOさん?(笑)

画像20101128(sun) 001.jpg
  ↑
ウルフ位置の答え(正解?)を描いた楽譜の写真を載せておきます。

          (続く?)
nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

【続】ヘンデルがチェンバロ曲で使用した音律(仮説) [最適音律を見極める基準(仮説)]

鍵盤楽器用のミーントーンの音程(各音名)とウルフ5度(『狼』)の位置
C--G--D--A--E--B--F♯--C♯--G♯-『狼』-E♭--B♭--F--C

①『狼』を右に一つシフトさせる(=電子楽器でルート音を「G」にする)と?
C--G--D--A--E--B--F♯--C♯--G♯--D♯(←!)-『狼』-B♭--F--C
 ⇒E♭が「D♯」に変換される。(←ミーントーンの最大級の醍醐味でもある!)
  ウルフ位置が「D♯--B♭」間なので、悪い長(短)3度も右にずれる。


②さらに『狼』を右に一つシフトさせる(=電子楽器でルート音を「D」にする)と?
C--G--D--A--E--B--F♯--C♯--G♯--D♯--A♯(←!)-『狼』-F--C
 ⇒さらにB♭が「A♯」に変換される。
  ウルフ位置が「A♯--F」間なので、悪い長(短)3度も右にずれる。

③さらに『狼』を右に一つシフトさせる(=電子楽器でルート音を「A」にする)と?
C--G--D--A--E--B--F♯--C♯--G♯--D♯--A♯--E♯(←驚愕!!)-『狼』-C
 ⇒さらにFが「E♯」(←!!)に変換される。(これに素直に「驚愕」できる人はセンスが良い(爆)。ちなみに「E♯」はFより42セント低い音である。)
  ウルフ位置が「E♯--C」間なので、悪い長(短)3度も右にずれる。
  ・
  ・
 以下同様

 ※これは現在の古楽界の「盲点」であるといえる(きっぱり!)。
(理由:いわゆる古楽関係の「上の人達」は、ミーントーンのウルフの位置を移動させていたのは「ヴァージナル音楽(ルネンサンス時代)あたりまで」と考えている感がある(下記サイト参照、ちなみにgooでの質疑応答の質問者はkoten君です(笑))。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%85%A8%E9%9F%B3%E5%BE%8B#.E8.AA.BF.E5.BE.8B.E6.9B.BF.E3.81.88

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/4246594.html

 古楽の「上の方の人」になればなるほど、電子楽器を(オモチャ扱いして)小馬鹿にする傾向が強くなる。
 ほとんどの音律関係書籍でも、ここまで懇切丁寧には書いていない。
 電子チューナーだって、ミーントーンについては、コルグ社のもので「E♭」型のみならず「D♯」型のもプリセットされている程度であり、A♭、A♯の音ですらプリセットされていない(勿論「E♯」なんて望むべくもない・・・ああ何と言うこと・・←悲嘆)。
 ヘンデルのチェンバロ組曲は、レオンハルト氏が弾かないんだから「(おそらく)弾く価値がないんだろう」、と考えている人も少なからずいる(だろう・・・少なくとも昔はその雰囲気が強かった)。
 その他、音律関係書類のレア本化など、理由を挙げればキリがない。)

 ちなみに上記事項は、電子楽器関係者にも盲点であるといえる(きっぱり!)。
(理由:「取説」にはこんなこと一言も書いていない(はずだ・・・だってみんな真面目に音律を勉強していないんだもん(笑)・・だってそうでしょ? 真面目に勉強していれば、R社の最新作の電子チェンバロから(旧作ではちゃんと存在した)「音律のルート音変更機能」が消されるはずないでしょ?(←半ば本気で怒!))。

 ※※さらなる盲点は次の事項である。
「ヘンデルのチェンバロ曲は、ミーントーンのルート音を『一つ右側』に設定しないと美しい響きが得られない!!(・・・ことが非常に多い←リスク担保記載(汗))」
 つまり、嬰ヘ短調の曲は「♯3つだからルート音はAだね」と考えると中途半端に終わる。もう少し踏み込んで考える必要あり⇒そのためには楽譜の一音一音(ひいては全ての音)を調べる必要がある←超面倒(汗)、だれが好んでやるか、こんな作業?(でもやらなければ「幸せ」にはなれない・・・かもよ?(笑))

 続けます(汗)。
④さらに『狼』を右に一つシフトさせる(=電子楽器でルート音を「E」にする)と?
G--D--A--E--B--F♯--C♯--G♯--D♯--A♯--E♯--B♯(←驚愕!!)-『狼』-G
 ⇒さらにCが「B♯」(←!!)に変換される。
  ウルフ位置が「B♯--G」間なので、悪い長(短)3度も右にずれる。
  ここまでシフトさせて初めて、第6番嬰ヘ短調で使う「D♯」、「A♯」、「E♯」、「B♯」の全ての音が出揃うのである(祝)!
 これは第1番イ長調でも全く同様である。

 イ長調や嬰ヘ短調の曲を「ルートE(ホ)」のミーントーンにして弾くというのは盲点でしょ?(笑)
nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

【続々(補足)】:ヘンデルがチェンバロ組曲で使った音律を考えてみる(仮説) [最適音律を見極める基準(仮説)]

実証編です。

先ほどヘンデルの余りにも有名なシャコンヌを演奏upしてきました。

画像20101202 006.jpg

これは、前回まで解説した第6番(嬰ヘ短調の曲)とは異なりますが、1曲でト長調(♯1つ)-ト短調(♭2つ)-ト長調(♯1つ)と転調するので、こっちの方がより説得力あるかなと思い、取り上げた次第です。このように同主調転調する曲も、『ヘンデルの場合は、』使用されている音の種類を全部洗い出す(?)ことで、最も綺麗な響きを出せる(1/4コンマ)ミーントーンの「ルート音&ウルフ位置」を見つけ出すことが出来ます。

PC&機器の調子が今ひとつで、少しノイズが入ってしまいましたが(汗)、どこにも響きの破綻は無いはずです。
     ↓
http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?cid=6&lid=6878

 この曲の場合、ルート音は、(短調の方が多くの種類の音を使うこともあって、)「F」基準でした。

 youmusic中の説明では「(ヘンデルにつき)ウルフシフト型の演奏録音を聴いたことない」と書いてますが、この響き、どうもピノックの演奏が近い気もしますね(汗)・・英国は伝統的な「ミーントーンの国」みたいですからね・・。ともあれ、ピノックのシャコンヌ演奏は本当に名演だと思います。

 なお、上記で『ヘンデルの場合は、』と断り書きしたのは、バッハの場合はこの(ウルフシフトミーントーンの)技法が使えないことが非常に多いからです。例えばバッハの有名なパルティータ第3番(BWV827、イ短調)では、下記のように、最初にG♯が出てきますが、・・・
画像20101202 003.jpg

・・・70小節あたりから下記のようにA♭の音が出始めます。 つまり、ここからG♯とA♭が混在した状態となるのです、、、、こんなことはバッハの曲では当たり前のように出てきます(汗)。
画像20101202 004.jpg

 ヘンデルの場合、こんな意地悪?(爆)なことはして来ませんので、安心して(?)誰でも「最適ミーントーン」を探り当てることができます。

 ちなみにこの議論、数年前にも幾つかのサイトで行っているのですが、どうもミーントーン支持(主義?)者の方からのウケが悪いんですよね(汗)・・・この話をすると、「バロック以降はウルフの位置は固定だ」という意見、さらには「(調律替えをしている)ヘンデルはクラシック音楽の本流を外れている」旨の意見まで出て来て、どうにも閉口してしまいます(汗)・・・なので、この情報は「しばらくはお蔵入り」させた方が良いかなとも思っていたのですが、(REIKOさんが困っていたみたいだし(笑)、)丁度良い機会なので発表してみました。
 
                             それではm(_ _)m
nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

質疑応答シリーズ&ヘンデルのウルフシフトミーントーン論(REIKOさんへのレス) [最適音律を見極める基準(仮説)]

今日のお題:質疑応答シリーズ&ヘンデルのウルフシフトミーントーン論(REIKOさんへのレス)

---論点(というか「妄想ポイント」?)のハイライト------------

ヘンデルは分割鍵盤の「推進ないし復古論者」なのか?
 分割鍵盤の楽器を所持していたことが事実ならば、少なくとも「擁護者」であると言い切って良いだろう。
 (→そもそも分割鍵盤の楽器って、いつ頃廃れたのか?)
 ※最大論点:例えばチェンバロ組曲第5番ホ長調のF♯♯(Fのダブル♯)音とGナチュラル音の使い分けは、単に「筆が滑った(汗)」のか、或いは「確信犯」なのか?


---本題--------

〔まぁや〕:kotenさん、REIKOさんからコメント2つ来てますよ。レスしなくて良いんですか?
【koten】:え? ああ、分かってます。余りにも書きたいことが多すぎて、一体どこからどう答えて良いのやら、迷っているところなんです(汗)。

【イッテツ】:そんなのどこからでも良いじゃん(笑)、書きたいところから書けば良いんだってば。
【koten】:まぁそうなんですけどね・・ほらほら、「流れるような論理展開」とかしたいじゃないですか、あのイタリア音楽やフェラーリ(←スーパーカーです、ちなみに)の曲線美みたいに流麗な感じで・・・要するに「美意識」ですよ、文章の美意識(笑)。

〔まぁや〕:余り格好付けようとしないで(笑)、書きやすいところからレスされては?
【koten】:あ”~じゃあここから行きますか・・・

>★今打ち込んでる「鍛冶屋」で、昨日ウルフをA#-Fにして鳴らしてた
>んですが、これで破綻なく演奏できても、どうも響きのまとまりが悪く、
>「具合の悪い鍛冶屋」みたいなんです・・・(笑)
>このホ長調組曲の他曲を見ると「E#」が出てくるので、もう1つウルフを
>移動させた方がいいのでしょうかね?

 ・・・をーい!(汗)、REIKOさん、私のコメント(12/1付け)良く読んでよ~(笑)

【イッテツ】:お前さん、何コメントしたんだっけ?
【koten】:こう断り書きしたんです。
>次の記事に書きましたように、「ルート音の位置を一つ右側にする」が凄く重要ですので。

〔まぁや〕:えーと、マーヤよく分からないんですけど(汗)、REIKOさんのコメントとどういう関係があるんですか?

【koten】:つまり、ミーントーンって、普通はウルフ(『狼』)位置が「G♯-E♭」ですよね。で、電子楽器やDTMやっている方は詳しいかと思うのですが(←などと書いてプレッシャーを掛ける(爆))、この通常状態では「ルート音がC」な訳です。つまり、ルート音Cのミーントーンは12月2日付けの記事の最初に書いたように、
C--G--D--A--E--B--F♯--C♯--G♯-『狼』-E♭--B♭--F--C
 な訳です。分かりやすくするため、ルート音を【】で括ると、
【C】--G--D--A--E--B--F♯--C♯--G♯-『狼』-E♭--B♭--F--C
ですよね、ここまでは良いですか?
【イッテツ&まぁや】:合点です(ガッテンガッテン!)。

【koten】:では次、この状態からルート音を右、つまり♯側(ドミナント方向)に一つシフトさせてGに設定します。すると、『狼』も右に一つずれるのは勿論ですが、大事なのは♭音が(42セント低い)「異名の♯音」に変換されるってことですよね。正確に言うと、「『狼』を挟む(右側の)♭音を42セント下げて異名の♯音に替える」からこそ『狼』が右に一つずれるのですが、その言い方だと「有り難み」が薄れるので(笑)、便宜上、しばらく上記の言い方で統一します。で、そうすると、
①C--【G】--D--A--E--B--F♯--C♯--G♯--D♯(←!)-『狼』-B♭--F--C
 になるんでしたよね。これも既に勉強しましたよね、Gルートのミーントーンです。ここまで良いですか?
【イッテツ&まぁや】:合点承知の助!(ガッテンガッテン!)。

【koten】:さらに右に一つずらします。Dルートのミーントーンです。
②C--G--【D】--A--E--B--F♯--C♯--G♯--D♯--A♯(←!)-『狼』-F--C
 これも前回勉強したので解説不要ですよね?
【イッテツ&まぁや】:合点してます(ガッテンガッテン!)。

【koten】:ではさらに右に一つずらします。Aルートのミーントーンです。
③C--G--D--【A】--E--B--F♯--C♯--G♯--D♯--A♯--E♯(←驚愕!!)-『狼』-C
 これも前回勉強してますよね・・なので解説不要ですよね?
【イッテツ&まぁや】:合点で~す(ガッテンガッテン!)。

【koten】:ここまでで何か気付きませんか?
〔まぁや〕:へ? 何か特別な事したのですか?(汗)
【イッテツ】:ここまでは単に復習してるだけじゃないの?

【koten】:そうです、単なる復習です。では、REIKOさんが実践されたのは、上記の内のどれですか?
〔まぁや〕:ええと・・・REIKOさんは「ウルフをA#-Fにして」って仰ってますね。
【イッテツ】:ああ、そうか、②の「Dルート」のミーントーンだな。

【koten】:そうです、「Dルート」のミーントーン。で、REIKOさんはそれだとイマイチだから、もう一つずらそうと予定されてますよね。
〔まぁや〕:とすると、③の「Aルート」のミーントーンにされようとしてますね!(納得)。
【イッテツ】:あれれ、でもそれって・・・?

【koten】:私はREIKOさんに予め何てコメントしたでしょうか?
【イッテツ&まぁや】:『次の記事に書きましたように、「ルート音の位置を一つ右側にする」が凄く重要ですので。』だな&ですね。

【koten】:そうです、ホ長調組曲で「ルート音の位置を一つ右側にする」ためには、Eルートの一つ右側、つまり「Bルート」にしなければならないのです。「Aルート」では未だ全然駄目なんです、あと2回シフトしないと!

【イッテツ】:「音律界」では、ホ長調の曲をミーントーンで弾くには「Dルート」くらいで十分ってされているよな、一般的には。そこから更に→A→E→Bって3回シフトさせる(つまりノーマルの位置から5つの音を42セントずつ下げて、ウルフの位置を合計5回シフトさせる)なんて、もうこれは「常識外」、「何それ?」、「ありえない!」、「あなた頭オカシイんじゃない!?」って世界じゃね?(汗)
【koten】:そうです、まさにそれ! だから私が単に「調律替え」って言わずに、わざわざ特別に仰々しく、
>「ウルトラ必殺技」となる秘技名『ウルフシフト』
と命名したのもこういう理由からなのです。
 要するに「盲点中の盲点」だからです、普通の発想ではこんなのあり得ないでしょ?
 私だって、ミーントーンのルート音をワンタッチで変換(←まさにウルフ位置の「ワープ」ないし「テレポーテーション」)させることができる電子楽器(ローランドの旧型の電子チェンバロ)があったからこそ、これを発見できたのです(きっぱり!)。正に「ローランド社さん大感謝!」な訳です。そういう経緯があったからこそ、新作電子チェンバロからこの機能が綺麗さっぱり無くなった時は、もう「怒りの頂点」に達したわけですよ(笑)、「あ”~!! これは何の嫌がらせだ!?(怒)」って(爆)。いやもぅ本当に!

〔まぁや〕:仰りたいことは大体分かりましたけど(汗)、では、「Bルート」のミーントーンにすると、どういう音程ワールドになるのでしょうか?

【koten】:あ、すみません、つい熱く語ってしまいました(汗)。「Bルート」に行く前に、復習のために前回学んだ「Eルート」を再掲しておきますね。
④さらに『狼』を右に一つシフトさせる(=電子楽器でルート音を「E」にする)と?
G--D--A--【E】--B--F♯--C♯--G♯--D♯--A♯--E♯--B♯(←驚愕!!)-『狼』-G
 ⇒さらにCが「B♯」(←!!)に変換される。

【イッテツ】:前回勉強したから、「B♯」音が出てきてもあんまり驚かないんだけどな(笑)
【koten】:いや、一応フリだけでも良いんで驚いていてくださいよ(笑)・・・「Bルート」は更に「目もくらむような凄まじい世界」なんですから(汗)

〔まぁや〕:何だかワクワクしますね(笑)
【koten】:でもま、疲れたのでここで少し休憩ってことで

ーーーーーーーこれより10分間の休憩をいただきますーーーーーーーーーーーーーーーーー

 ・・・・・

ーーーーーーー陰ナレ~休憩終了~ーーーーーーーーーーーーーーーーー

【koten】:じゃあ再開します~
⑤さらに『狼』を右に一つシフトさせる(=電子楽器でルート音を「B」にする)と?
A--E--【B】--F♯--C♯--G♯--D♯--A♯--E♯--B♯-F♯♯(←超驚愕!!)-『狼』-D
 ⇒さらにGが「F♯♯」(←驚!!)に変換される。
 ウルフ位置は「F♯♯-D」間となる。
 となります。分かりますか?

〔まぁや〕:!? 「F♯♯」って? Gと同じ音じゃないんですか?(汗)
【イッテツ】:一瞬誤字かと思ったが、違うみたいだな・・Fのダブルシャープって奴だよな。

【koten】:ええ、そうです、誤字じゃないです。「F♯♯」は「G」より42セント低い音です。つまり、「G-D」だと単に「5.5セント狭い」5度ですが、「F♯♯」は「G」より42セント低いが故に、「F♯♯-D」が36.5セント広いウルフ5度になるって寸法です。
 どうです、だんだん訳わからなくなって来たでしょ?(笑)

〔まぁや〕:♭音が既に完全に消えてますけど、更にダブルシャープまで出てくるんですか(唖然)・・・しかも「F♯♯」って、鍵盤の位置は白鍵のGですよね?

【イッテツ】:「固定ド」しか勉強して来なかった人は、ここでパニックになるかもな(笑)
【koten】:あ、イッテツさん良いこと仰る!(笑)。そうですね、「移動ド」読みを勉強した人であれば、「F♯」を「レ」って読めますので、ここで「救われ」ますよね(笑)。「F♯♯」は、単に「レ♯」に過ぎない訳ですから。

〔まぁや〕:ええと、、ごめんなさい、ちょっとここで少し整理させてください(汗)。この組曲第5番はホ長調(♯4つ)なので、ドレミファソラシとして「E、F♯、G♯、A、【B】、C♯、D♯」は当然に使いますよね。で、残りの-A♯--E♯--B♯-F♯♯-Dの音を整理すると、、、、
【イッテツ】:E♯がド♯、F♯♯がレ♯、A♯がファ♯、B♯がソ♯、Dがシ♭・・だな?
【koten】:そのようですね。

〔まぁや〕:ええと、それでヘンデルの組曲って、どの曲もミーントーンのルート音が「一つ右(ドミナント側)」に来るってことですよね?
【koten】:そうです、それがヘンデルの「公式」(作曲上の方程式)のようですね。

〔まぁや〕:じゃぁじゃぁっ!!!! もしかしてヘンデルって、どんな調であっても、移動ド読みで言う「ドレミファソラシ」と「ド♯、レ♯、ファ♯、ソ♯、シ♭」の12種類の音「だけ」で作曲しているってことですか???? ♭音は「シ」だけで使うってことですよね? バッハみたいにソ♯とラ♭を使い分けたりはしないってことですよね? 
【koten】:おぉ、鋭いねマーヤちゃん! 少なくともこの(8つの調性の)チェンバロ組曲集では、正にその公式が当てはまります、、、ただ、若干の例外は有りますけどね。これは後で余裕があれば書きます(←本当はこれが本題なんですけど(汗))。

【イッテツ】:それと、REIKOさんは「E#」が出てくるって仰ってたけど、それだけじゃなくて、その公式が正しいのであれば、B♯(ソ♯)とF♯♯(レ♯)も楽譜中に「必ず」出てくるってことだよな?
【koten】:そう言うことになりますね・・・確認してみましょうか?
 ええと、まずこれがB♯(ソ♯)ですよね。アルマンドの後半7小節目に出てきます。
画像20101202 008.jpg

 そして、その後直ぐにF♯♯(レ♯)も登場しますね。
画像20101202 009.jpg

 どうです、合点していただけましたか?(笑)
【イッテツ&まぁや】:うーーーーん、合点!(ガッテンガッテン!)。

【イッテツ】:うーん、なるほどな。で、時間も押して来たので、チャッチャと「例外」の方に行こうぜ(笑)
【koten】:いや、まぁそうなんですけど、暫くこの「原則論(ヘンデルの公式)」の余韻に浸らせてくださいよ(汗)。いやぁ我ながら長文良く頑張ったなぁ(自分祝!)

ーーーーーーーこれより20分間の休憩をいただきますーーーーーーーーーーーーーーーーー
                         (今日中に続きが書けるか?)

nice!(0)  コメント(15)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

12/6若干補足:週刊(?)音律マガジン第2号(演奏会レポ&著作権について考えてみる。) [週刊(?)音律マガジン]

 金曜日に、母校のギター倶楽部の定期演奏会に行って来ましたので、今回はこれを記事にしたいと思います。では、さっそく曲目紹介!
----------------------
【第43回※※大学古典ギタークラブ定期演奏会】
日時 2010年12月3日(金)18:00開場 18:30開演(20:30頃終演)
会場 パルテノン多摩 小ホール

プログラム
【第一部】
1.ジョンゴ(Jongo)/P.ベリナティ
 (G二重奏:3年生男子)

2.月からの祈りと共に/菅野 よう子
 (G五重奏:男子陣4名、女子1名)

3.エレジー(Elegy)/J.K.メルツ
 (G独奏:2年生男子)

4.You’re beautiful/J.ブラント
 (新入生合奏:指揮者=2年生男子、 1st=3名、2nd=2名、3rd=2名、Bass=1名) 

【第二部】
5.ティコ ティコ(Tico Tico)/Z.アブレウ
 (G二重奏:3年生女子)

6.ニュー シネマ パラダイス(Nuovo Cinema Paradiso)/E.モリコーネ
 (師弟(男女)G二重奏)

7.無伴奏チェロ組曲第3番より ブーレ(Bourree)/J.S.バッハ
 (※バスギター独奏:3年生部長)

8.リブラ ソナチネ(Libra sonatine)より 第3楽章 フォーコ(fuoco)/R.ディアンス
 (通常ギター独奏:同上、部長)

9.日本の四季「冬~春」/佐藤 弘和
 (2・3年合奏)

【第三部】
10.May(5月)/丸本 大悟
 (G四重奏:3年生女子2名、2年生男子2名)

11.バレエ組曲「恋は魔術師」より 火祭りの踊り /M.ファリャ
 (G四重奏:3年生男子3名、2年生男子1名)

12.コユンババ/C.ドメニコーニ
 (G独奏:3年生男子)

13.コーヒールンバ/J.M.ペローニ
 (アンコール:シェリーに口づけ)
 (全体合奏)
---------------------------
 
 今回は例年に比べ「少数精鋭」の感がありましたが、演奏レベルは非常に高かったです(ちなみに独奏は勿論、重奏、合奏に至るまで譜面台皆無&全員暗譜!)。以前に下記サイトで、公開部内演奏会のレポを書いたことがあり、
http://meantone.blog.so-net.ne.jp/2010-07-04
この時は選曲等に関してアンケート用紙にウルサイ(≒うざい)小言を沢山書いてきましたが(汗)、今回の演奏会は非常に感動できた&沢山エネルギーをもらえたため、アンケート用紙には「これが本当に同一人物なのか?(汗)」と疑われるほど(爆)、沢山の褒め言葉を綴ってきました。
 プログラムの曲目を改めて見ると、バロック(バッハ)あり、ロマン派(メルツ)あり、現代曲あり、ラテン系ポピュラー系ありで、全体としては凄くバランスが取れているように思えます。 昔と比べると所謂「バリバリのクラシック曲」が相対的に減っているとも感じますが、考えようによっては昔の方が「ある意味異常だった」のではないか(?)、とも思えてきました。つまり、発表曲の「相対的ポピュラー化、現代曲化」の傾向につき、現役生(部員)達が「楽な方向に走っている」というよりむしろ、「現代の平均律フレットの楽器では『仕方ない』、それがむしろ『自然の流れ』なんだ!」と思えてしまうのです・・・いやぁ、人間、変われば変わるものですね(笑)。でもやっぱり古典派(ソルとか)も聴きたかった・・かな。

 演奏会後の飲み会にも参加して、現部員や若いOBに色々と話を聞いて来ましたが、4年生でこの時期でも就職が決まってない人が結構いて、改めて現代日本の非常に厳しい社会情勢をヒシヒシと感じました。それでも明るく前向きに就職活動している4年生の姿を見て、大いに心打たれるものがありました。 以前にkoten宅で「弾き回し大会」に参加してくれた4年生や新OBからは、「これからも音楽を続けて行きたい」、「可能な限り音楽と繋がっていたい」、「音楽仲間とは今後もずっと付き合っていきたい」、「是非また弾き回し大会に参加したいので企画してください!」等の言葉が次々と出てきて、小生、非常に嬉しかったです(感涙)。
 一方で、新社会人となったOBの多くは「やっぱり社会人になるとギター弾けなくなりますね~(泣)」との声が(汗)・・・余りに「予想通り」なので、「まぁそうだよな~そういうもんだよ・・」などとお茶濁しコメントに走る私。まぁでも、今思うと、「この厳しい社会情勢の中、聴きに来ただけでも本当エライ!」ですよね。社会情勢を反映してか、聴きに来たOBの数が例年よりずっと少なかった感じですし。
 ともあれ小生、若い人には「頑張れ~」とエールを送りたいです。(一方で小生、自分にも「(長文記事)頑張れ~!! 論理破綻するなよ~(爆)!」と、エールを送りつつこれを書いているのですけど(笑)。)

 という訳で、現役生の方、お疲れさまでした&演奏すばらしかったです! 来年の9月24日(三連休の中日)はOB演奏会ですので、色々と協力を御願いすることと思いますが、宜しくお願いいたします&一緒に頑張りましょう!
                         以上、kotenのレポでした m(_ _)m

--------休憩-------------------------

・・・・・・・・・

--------第2部開始--------------------

【イッテツ】:おーい、決まったぞ~!(祝)
【koten】:えっ、何ですか? 大西さんが「可動フレットギター」作ってくれることが決まったんですか?(わくわく)

【イッテツ】:違うって(笑)。これだよ、これ、マーヤちゃん(と「muse」さん)の「イメージキャラクター」が決まったんだって!(祝)
is001.PNG

                     素材画像:「」様

〔まぁや〕:えっ、えっっって、えええ~???(驚愕&汗)
【koten】:えーーーと、イッテツさん、話しが見えないんですけど(汗)

【イッテツ】:いや、だってさぁ。このブログ、余りにも「マニアック過ぎる」じゃん。で、ワシ、読みに来る読者さんの多数は「音律には凄く興味あるんだけど、最近の記事は難しくて付いて行けなくなりそう(汗)」って感じてるんじゃないかって思っとるんだよ。「ダブルシャープ(♯♯)」とか「ウルフシフト」だとかの訳の分からない調律技法を「偉そう~」に解説したりしてるしさ(笑)。
【koten】:はぁ、まあ確かにその可能性はありますね(・・・そう言えば、次は「ダブルフラット(♭♭)」の話もしないと片手落ちだよね(爆)・・・)。しかしですね、それと今回のイメージキャラクターと、一体どういう関係があるのですか?

【イッテツ】:いや、だからさぁ。記事読むのにストレス感じると思うから、少しでも「ストレスの軽減」を図ってもらおうとだな・・・
【koten】:あぁ、なるほど。それで「イッテツさん好み」の可愛い女の子にご登場願うって訳ですか(笑)。

【イッテツ】:いやいや、「ワシ好み」とかそういう問題じゃなくてだな(汗汗)・・・うぉっほん。
【koten】:分かりました分かりました。良いですよ多くを語らなくても(笑)。で、今回のキャラは身内の人が描いたのですか?

【イッテツ】:いや、所謂「フリーソフト」として公開されているものだ。フリーソフトといっても「著作権表示」が必要で、作者さんへの報告メールも必要じゃ。
【koten】:なんだ、そういうことですか・・・ちょっとread meを拝見して・・ええと、ソフト名が「ゲーム用制服立ち絵素材」ってなってますね。このブログ、「ゲーム」とは違う気もするけど、大丈夫ですかね・・。
【イッテツ】:わからん(汗)。とにかくサイを投げないことには始まらないので、著作権法の勉強も兼ねて、とりあえずやってみるまでじゃ(←無謀?)。
 それでええと、「著作権表示」っていわゆる
Copyright (C) 2010 ○○○○ All Rights Reserved.
っていうやつかのう?

【koten】:ううんと、それは自分の権利を明示する場合みたいですね・・他人の素材(作品)を使わせてもらう場合は、例えば下記サイトを参照すると、
http://loopforest.com/loop_sozai/chosakuken.html
著作権表示例:
・ BGMは、○○○の素材を利用しています。
・ この曲中のループは素材サイト『○○○』にて配布されているものです。
・ 協力:○○○
 のような表示形式が紹介されてますよね。上記はあくまで一例なので、「一般的であればどのような表現でも構わない」みたいですよ。

【イッテツ】:じゃ、ワシらは「素材画像:「」様」の形式で行くか。
【koten】:そうですね。とりあえずはその形式で。

----休憩-------------------------

・・・・・・・・

----第3部-------------------------

〔〔Muse〕〕:「週刊(?)音律マガジン」について、匿名希望の「カッコ架空」さんから質問が来ています。

is007.PNG

  (ひそひそ・・・・( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ・・【イッテツ】:おいおい、ついに「匿名希望カッコ『架空』」が出てきちゃったじゃんかよ。 【koten】:露骨に「閾値越え」ですね(汗)、実在しない人物である(=自演している)ことがバレバレですよね。【イッテツ】:っていうかさぁ、やっぱりオカシイよ、このブログ(怒)。予告なしにマーヤちゃんに「Muse」(音楽の神様)が憑依してるし。幾ら「時間が無い」からっていっても、ちゃんと手順を踏んで欲しいよな。【koten】:シナリオライターによれば「表現形式の限界を追求している」らしいですが、今度は素材画像まで使うとは恐れ入りますよね(汗)。)


〔〔Muse〕〕:そこウルサイです、お黙りなさい!(ぴしっ!)

is003.PNG
【イッテツ&koten】:ははぁ~m(__)m


〔〔Muse〕〕:では、読みますね!・・匿名希望の「カッコ『架空』」(架空)」さんから質問です。
(架空):『先週始めた「週刊(?)音律マガジン」って、普通の記事とどう違うのですか? コンセプトを教えてください・・・あと、ワタシ(架空)は天上界に実在してますので、お間違えのないよう御願いします』
 とのことです。
is006.PNG

【koten】:くうぅぅ~一番痛いとこ突いてきますね、流石は「天上界」ですわ(笑)。
【イッテツ】:大したコンセプトが無いことは「天上界」から全てお見通し(=丸見え、バレバレ)ってことか、辛いなこれは(汗)。

【koten】:まぁ正直に白状すると、このブログの筆者(シナリオライター)が「面倒くさがり&楽したがり」な性格で、ちょっと気を緩めると平気でサボる人なので(自爆)、ブログ記事書くのが「習慣」付けられるように自分にハッパを掛けたってとこですかね。
【イッテツ】:「週刊(?)音律マガジン」の「?」は、実は「週刊」の語はそのままの意味ではなく「習慣」の読み替え(←異名同音、エンハーモニック転換(爆))を示唆するためのハテナマークだったって落ちか。意外と深いんだなこのブログ(笑)。

【koten】:ですので、「普通の記事とどう差別化するか?」のコンセプトは未だ固まってないんです(泣)・・・これから書きながら考えていくってことで(汗)。
【イッテツ】:要するにコンセプトは「なるようになれ!」ってことだな(爆)。

    (ひそひそ・・・・( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ・・【イッテツ】:ところでワシ思うんだけどさぁ。 あんまり変な風に神様を利用(?)したら、人格権を害するとか、そういうのってないの?・・・って、ああそうか、「人」格権は人間だけで、神様には無いのか! じゃあ神格権? 神様って「死」がない謂わば「永遠の存在」だよな・・・もぅ訳分かんないよな(汗)。  【koten】: でも言われてみると、キリストも仏陀も「実在した歴史上の人物」ですよね。である以上、人格権は存在しますよね(あの漫画の作者さん大丈夫なのかな?(汗))。その点ミューズさんってどうなんでしょうね? あくまでも神話上の「架空」人物であるのならば、「著作者」人格権だけ存在するってことですよね(?))

〔〔Muse〕〕:うぉっっほん、その辺はワタシから説明してやろう。 この世では、神の存在は立証不可能(?)だし、神様には「家系」や「子孫」、「親族」が存在しないので、どんな表現をしても現代日本社会では大丈夫だろう・・・親族から訴えられることはないし、例え特定宗教団体の「上の人」から裁判を起こされても、裁判所も宗教問題には首を突っ込まない(裁判不可能)だろう。 ただし!!
【イッテツ&koten】:ただし!?


up.PNG
〔〔Muse〕〕:余りにも酷い表現で神様を冒涜すると、死後に「あの世」で裁かれるかも知れないぞ、ほっほっほ(笑)
【イッテツ&koten】:うわ恐い~、想像できない世界だけに余計に恐いな~(汗)

              (素材画像:「」様)



補足(フォロー):下記サイトのような問題も起きているので、過激な表現は控えた方が良いかもね(汗)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A0%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%89%E9%A2%A8%E5%88%BA%E6%BC%AB%E7%94%BB%E6%8E%B2%E8%BC%89%E5%95%8F%E9%A1%8C
nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

続・質疑応答 [質疑応答]

議題(論点)及び今後の執筆予定

【議題1】:「上の人達」がウルフ移動に否定的なのは、現実面もあるのではないか。
 ⇒ ワタシもそう思います。
 ただ、一例を挙げると、名著「古楽の音律(春秋社)」の第166頁には、「・・演奏する曲目によって、ヤングとヴァロッティを使い分けると便利である。」と説明されている。
 しかしながら、同じ構造(システム)である「バロッティ」←→「ヤング」間の調律替えは、実は「6つ(6種類)」の音を位置を変える必要があるのだ! 
 これを思えばミーントーンの調律替えって、そんなに大変なことではないのではないか? 単に「面倒な事は出来るだけやりたくない」だけってのが実情なのではないか・・(ひそひそ・・でもそういう人って「真の芸術家」って言えるのかなぁ・・・)。 
 
【議題2】:厳格な意味で「ミーントーン」と言った場合、「ウルフの位置がG#-E♭ってのも含めてだッ!」という感覚が(上の人に)あるのではないか。
 ⇒ 鋭い、何て鋭いんだREIKOさん(笑)・・・恐ろしい子(爆)
 ウルフ位置固定論者の主張の一つに「各調性(毎)の個性」重視論がある。 しかしながら、調性(毎)の個性はあくまで「付随物」ではないのか? 各調性(毎)の個性を強調し過ぎると「分割鍵盤」否定論に直結してしまうので、現在の小生は、これを余り強調したくない感がある。

【議題3】:調律替えは果たして「ズル」か?
 ⇒ うーん、微妙な問題だ(汗)。後の「ティーブレイク」で詳しく述べたいです。

【議題4】:本人の序文付きで出版されている「8つの組曲」に、調律替えについての記載が何もないのはどういうことなのか?
 (当時のロンドンでは、そんなこと言わなくても一般の鍵盤楽器愛好者は皆知っていた当たり前の「知恵」だったのか? それとも(ヘンデルの主張とは異なり)一般には適当な?不等分律が広まっていたのか?)
 ⇒ ここを参照してみて下さい。
http://common.dendrocacalia.org/blog/archives/407
 私はこの現象をこう考えています。
http://meantone.blog.so-net.ne.jp/2010-06-24
 
 (12平均律至上主義の)鍵盤楽器業界とフレット楽器業界に長く付き合っていると、こういった「妄想」が沸々と生じてしまうのです(汗)。私としてはこれが「妄想である」ことを願うのみです。
 ただ、戦時中(つまり、軍国主義(警察国家)、帝国主義、全体主義・・・時代)の真っ直中に「何故こんな呑気な国際会議をやっているんだ?」って疑問に感じることのできる人は「素直な人」ないし「鋭い人」じゃないかなって思うんですよね私・・。

【議題5】:現代において「ミーントーンの復権を目指す」ためには何をすべきか?
 ⇒私見では、 あくまで「ウルフ位置固定」で勝負するのは、「戦略」としてはいささか賢くないのではないか、勝てないのではないか、と思う。
 まずは「誰も否定できない事実」から開始する必要がある。
  では、「誰も否定できない事実」って何?
  ⇒未だ仮説段階だが、おそらくバロック時代くらいまでの鍵盤楽器曲は、『どんな調性の曲であっても、「調律替え」ミーントーンを採用すれば、響きの破綻が全く生じない(少なくとも「殆ど」生じない)・・はずだ!』ということである。
 少なくともバロック時代くらいまでの作曲家は、鍵盤楽器の曲を「そういう構造」で作ったのだ、例えバッハでさえも!!
 例:フランス組曲第6番ホ長調を「E音ルート」の(1/4コンマ)ミーントーンで弾いてみよう!

 
〔ティーブレイク!〕
 バッハのイギリス組曲、フランス組曲。何故こういう名前が付いているの? 何故にパルティータが別名「ドイツ組曲」って言われているの?
 ⇒音律と関係あるんじゃないの?

鍵盤楽器の分野において、
 イギリスは伝統的にどういう「音律」国だったの?⇒ミーントーンでしょ?
 フランスは伝統的にどういう「音律」国?⇒「修正」ないし「改良」ミーントーンでしょ?⇒場合によってはウルフを分散させたり、ラモーのように『ウルフ位置を変えて』いるんじゃないの?

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%81%AE%E4%B8%AD%E5%85%A8%E9%9F%B3%E5%BE%8B

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%B9%E8%89%AF%E5%9E%8B%E4%B8%AD%E5%85%A8%E9%9F%B3%E5%BE%8B

〔まぁや〕:
 なぜ「フランス」「イギリス」って言わなきゃいけなかったの?
 なぜ「『平均律』クラヴィーア曲集」って訳さなきゃいけなかったの?
 どうして音律についての記述が鍵盤楽器やフレット楽器のどの楽譜にも一切無いの?・・・ねぇ、これって「異常」じゃないの?
is009.PNG



 なぜなの? ねぇ答えてよ「上の人」、どうしてなの???

is004.PNG

 
(ぼそぼそ・・・「標準音律」などという生ヤサシイものではないでしょう・・・実態は「強制音律」なのではないですか? 長い間「強制音律」だったのではないですか?  本当に「標準」的な意味しか持たないのであれば、「基準音律」という用語が正確なはずではないですか?・・・)

is006.PNG

               素材画像:アスナロ商店の鋏様

nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

12/6夜補足版:昼休み、即日レスシリーズ?(笑) [質疑応答]

REIKOさん、コメントありがとうございます。

【議題1】
>クラヴィコードは、調律替えができない
 の件につき、
 1本の弦を複数の鍵盤で使う「共用弦」タイプのものはそうなのかもしれませんが、1本の弦を1つの鍵盤で使う「専用弦」タイプのものであれば調律替えができると思うのですが、どうなのでしょうか・・。

【議題2】
 ちなみにチェンバロの場合、2段鍵盤であれば、上下の鍵盤で違う調律にすることができます。確か「ゼロビートの再発見」中に記述されていたと思うのですが、その当時(←ヘンデル時代ではなく、上記本の出版の少し前の頃って意味です。)、「ヘンデルのメサイヤ演奏をするにあたり、上下の鍵盤で違う調律のミートーンを使って演奏した」旨の記録があります。

【議題3】
 さらに、一段鍵盤のチェンバロであっても、1鍵盤に複数の弦を張っているものも多く、このようなタイプの楽器は、レジスタ(レバー等)を操作することで使用弦を切り替えることが可能です。 もしかしたらクラヴィコードでもこのようなものがあるかもしれません(←これは未だ未確認です、誰か情報ください(笑))。
 ちなみに(下記サイトの)名著「正しい音階」には、このように(調律の異なる音列を)切り替えできるオルガンも実際にあった(発明されていた)旨の説明があるはずです。帰宅後に確認してみますが。
http://nihongakufu.com/book/cat208/post_1.php

 つまり、少なくとも【2】【3】の場合は、予め使用する音律を設定しておく(苦労をしておく)ことで、大幅な調性間の移動を(例えばハ長調の曲からホ長調の曲にだって)速やかに行うことができるのです。 


>調性(毎)の個性
 以前に下記に記事にしましたが、例えば「ピカルディーの3度」は、1/4コンマミーントーンにおける調性(毎)の個性と密接に関係しているのではないか、と考えられますね。
http://meantone.blog.so-net.ne.jp/2010-10-25


その他:
ベートーヴェンはたぶんキルンベルガー「2」あたりが怪しいって思ってます(笑)。
 
>「ミーントーンで弾ける」ことと、「それが魅力的」なのとは違う
>「長三度の純正」が音楽の全てではありません
 これには激しく同意です(笑)。
 ただ、特に鍵盤楽器曲には作品毎に「想定音律」があるのではないか、「であるからには、その想定音律を探り当てるべき」というのが最近の古楽界の最先端であるような雰囲気を感じます。「鍵盤楽器奏者にとって音律は『死活問題』だ」と述べる方がおられましたが、単なる一アマチュアに過ぎない私でも、その意味が良く分かる気がするのです。

>音律って、料理の「出し汁」みたいなもの
 確かレオンハルトは、音律は「スパイスだ」というようなことを述べてますよね。
 基本的に私もそうは思うのですが、ただ、大手を振って歩いている平均律につき「これってどうなの?」って思いが強いんです私的には(汗)。なので、平均律以外の音律(古典調律)は「救世主」みたいなもの、とすら感じています(爆)。

 サリナス、私も早く試したい(笑)


----補足モード!(笑)--------------

 ええと、上記の議題2につき、「ゼロ・ビート~」の「技法篇」の第58~63頁ですね、ミーントーンの調律替えの技法が詳細に掲載されてます・・・「なんだ載ってるじゃん!」って感じです。もっとも、ヘンデルのチェンバロ曲のルート音にまでは言及されてないですけどね(えっへん!)。
 一部ご紹介(引用)しますと、
>弾ける範囲以外の調に対しては、調律替えをします。二台の楽器を使えば、両方の調が弾けます・・・(中略)・・・日本オラトリオ連盟の「メサイヤ」では、・・・(中略)・・・一,二,五番の調律がなされた模様です。そのために、二段鍵盤のチェンバロとポジティーフ・オルガンが使われました。 そのさい出現する音全部を拾い出したのが図表15です・・・(略)。

 それと議題3ですが、「正しい音階」の第7頁の「調子の拡大」というコラムで、演奏可能な調子の範囲を拡大するための方策として3つ挙げられており(①分割鍵盤、②ストップ等の操作、③調律替え)、この内の②案は>「無難であり、実用にも供された。 スミス(v.smith、1632~83)が作ったオルガンでは、4個のストップによって次のように音が切り換えられる」
として、D♭←→C♯、A♭←→G♯、E♭←→D♯、B♭←→A♯
の4つの音の切り換えが出来たようです。

 さらに、第③案の調律替えについては、
>「これはオルガンでは困難だが、チェンバロにおいては簡単にできるので、バロック時代には普通に行われていた。音楽家が演奏の都度、自分で調律して奏いていたのである。」
とあります。
 その他、色々面白いこと書いてありますよ、「正しい音階」!


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

12/8深夜補足版(昼休み作成、公開レジュメ(笑))「ケルナー音律、私はこう評価する!」 [音律(調律)の基礎知識]

お題:昼休みの小一時間でケルナー音律の良いところを抽出して誉めてみる。

 ケルナー音律の構造(以下の数字はセント(cent)値を用いた)
C-4- G-5-D-5- A-5-E-◎-B-5-F♯-◎-C♯-◎-G♯-◎-E♭-◎-B♭-◎-F-◎-C

 キルンベルガー第3音律(以下KB3)
C-5.5-G-5.5-D-5.5-A-5.5-E-◎-B-◎-F♯-2-C♯-◎-G♯-◎-E♭-◎-B♭-◎-F-◎-C

 ヴェルクマイスター第1技法第3法(以下WM3)
C-6- G-6-D-6- A-◎-E-◎-B-6-F♯-◎-C♯-◎-G♯-◎-E♭-◎-B♭-◎-F-◎-C

 ケルナー氏が著した本(「チェンバロの調律 -バッハのひびきを再現する-」(H.A.ケルナー著・郡司すみ訳、東京音楽社.))の雰囲気:
 氏は、キルンベルガー第3よりもヴェルクマイスター第3の方を高く評価している感がある。(ちなみに氏は、キルンベルガー「第2」については低い評価を下している(第52頁:「推奨できない・・・第Ⅲの調律法よりも遙かに劣っている」)。なので「第1」なんてのは「問題外」なんだろう(汗)。) 平均律を評価していないのは当然として(笑)、ミーントーンの調律替えについては第28頁でちょこっっっっっとだけ述べている(G♯→A♭への変換)。

書籍サイトです。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/AAF23568/
http://www.bookoffonline.co.jp/old/0012132566

 ケルナー音律に対する評価検討:
 結果的にWM3とKB3の両方の「改良版」という内容(構造)になっているのではないか。
 一言で表すと、『長3度も5度も「ギリギリ」の値を追求している。』

 ①C-Eの長3度について:
 KB3:±0(純正長3度)
 WM3:+4(純正には感じない)
 ケルナー音律:+3 ⇒純正に感じる!!!(驚)
  結論:WM3を改良した結果となっている。長3度において「純正+(約)3セント」という値は、「(現代人にとって)ギリギリ純正に感じることができる閾値」であると思われる。

 ②ホ長調のトニックとドミナントであるEとBの和音について:
 KB3:長3度が+20(ピタゴラスに近い)
 WM3:長3度が+16(平均律よりも2セント劣る)
 ケルナー音律:+17 ⇒WM3よりも1セント劣るが、KB3より3セント改善されている。この3セントは何かというと、上記C-Eの長3度で「削ぎ落とし」て「稼ぎ出した」ものと言える。(ある意味「涙ぐましい努力」といえるかも(汗))

 ③狭い5度について
 KB3:-5.5(ミーントーン5度)⇒場合により若干耳障りに感じることあり(特にギターに適用した場合)
 WM3:-6 ⇒(体質等にもよるだろうが、)耳障りに感じる人が多いのでは?
 ケルナー音律:-5 ⇒ギリギリセーフ!(笑)(ギターでも大丈夫!)

         以上、要点終わり

ケルナー音律ギターの演奏です(他にもたくさんあり)。
http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?lid=2687

ケルーナー音律ピアノの演奏です(他にも少しあり)。
http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?cid=6&lid=2775&more=related

ケルナー音律チェンバロだけ無いのが残念(YAMAHAのMysoundに投稿した記憶があるが、サイトが消滅した(泣))
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

昼休み作成、公開レジュメシリーズ2(笑)「ケルナー音律の「良いとこ取り」ミーントーンを脳内設計してみる!」 [音律(調律)の基礎知識]

 
お題:昨日の昼休みに書いた内容を更に発展させてみる。

 (昨日に書いた)ケルナー音律の構造(以下の数字はセント(cent)値を用いた)
C-4- G-5-D-5- A-5-E-◎-B-5-F♯-◎-C♯-◎-G♯-◎-E♭-◎-B♭-◎-F-◎-C

 ケルナー音律の良い点(昨日の結論)
 『長3度も5度も「ギリギリ」の値を追求している。』
  ⇒
 ①C-Eの長3度が(純正よりも3セント高いが)⇒純正に感じる!!!(驚)
 ②狭い5度について、耳障りな箇所が無い。

 昨日とは違う曲で改めてケルナー音律の演奏を聴いてみよう(と書いてyoumusicのアクセス数を稼ぐ(笑))。
http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?cid=6&lid=2684
  ↑
 古典派時代のハ長調作品

http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?lid=2685
  ↑
 ロマン派時代のハ長調作品(古典派に比べて転調が大胆です)
http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?cid=6&lid=2785&more=related
  ↑
 20世紀の作品(嬰ハ短調)


 上記ケルナー音律の特徴を通常のミーントーンに加えるとどうなるか?
 (以下【 】部分が変更点)

C-4- G-5-D-5- A-5-E-【4】-B-5-F♯-【5】-C♯-【5】-G♯-【狼音程】-E♭-【5】-B♭-【5】-F-【5】-C

このような構造とすることにより、
E♭、B♭、F、C、G、D、A、Eの8つの長3和音については、
 ①長3度が(純正よりも3セント高いが)⇒純正に感じる!!!(驚)
 ②狭い5度について、耳障りな箇所が無い。

 というメリットを得られることになります・・・・十中八九(←リスク担保記載(汗))。

 そして、純正ミーントーンのウルフ(狼)5度音程は(5.5×11-24=)60.5-24=36.5セント広い5度になるのに対して、この音律だと、
(5×9+4×2-24=)45+8-24=29セント広い5度になるので、ウルフ5度が
36.5-29=7.5セント改善されることになります。

 さらに、純正ミーントーンの悪い長3度は(36.5-(5.5×3)+22=)36.5-(16.5)+22=20+22=42、つまり純正より42セント広い音程(音幅)になるのに対して(※ちなみに42÷3=14(平均律長3度)です。)、
 この音律だと、
(29-(5×3)+22=)29-15+22=36セント広い音程(音幅)となり、とどのつまり、(悪い長3度が)42-36=6セント改善されることになります。

 興味の有る方は、上記構造を「平均律との音程差」に換算して、電子楽器などで試されると良いでしょう・・・え、「平均律との音程差」の換算までやってくれって? すみません、ちょっと計算が続いて頭が疲れたので(泣)、気が向いたらやりますね(汗)。
 いやぁ、木曜日って結構疲れが溜まっているんですよね。金曜日は「わーい、明日から休みだぁ」ってんで浮かれているんですが、木曜日はどうもいけません(笑)。これから少し昼寝します。

 それでは皆様、今日(の昼休み)はこの辺で!



nice!(0)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

12/15昼訂正版(汗):週刊(?)音律マガジン第3号(今後の投稿予定内容&書ける範囲でレスしてみる。) [週刊(?)音律マガジン]

要点(視点等):
 以前に書いた「投稿予定」がどの程度消化できているか?
  →それを踏まえて今後の投稿記事をどうするか?
 新たに浮上して来た「クラヴィコード問題」にどう対処するか?
  →一流の作曲家は「楽器の性能を最大限活かす方向で曲を書く」のは勿論だが(例えばスカルラッティやソレールの「高音G」問題)、それでは「音律」についてはどうなのか?

 ※新たに浮上して来た「バッハ問題」(バッハの使用していた音律論一般)をどうするか?
  →未だ整理が出来ていない(泣)
  →言えるのは、(少なくとも現在の私では、例えば)バッハの変ホ長調やホ長調の曲を調律替え無しのノーマルミーントーンで弾くのは、「辛い」ということである。(だって、もろに「ウルフ5度」を踏むことになるんですけど・・・(汗))
  →バッハの変ホ長調曲における「D♭音の偏愛」(←正確には「D♭音の早期出現傾向」)は、音律的にも何か(深い)意味があるはずだ、と考えている私。
  →もしも「キルンベルガーⅡ(←3でなくて2)」が「バッハ音律」でないのであれば、「キルンベルガーは大嘘つき」ということになりかねなくなるのだが、・・・それで良いのか古楽界?(汗)
  →一方で、自宅アップライトピアノのキルンベルガーⅡ化に未だ踏み切れない私・・(ひそひそ・・だってさぁ、クリスマス曲ってやっぱり「ミーントーンが最適」のような気がするんだけど・・・ひそひそ)


---これより本論------------
(以下の素材画像:「」さん作)

【まぁや】:・・・さん、kotenさん
い19ええ、そんなぁ汗.PNG

【koten】:・・・ぶつぶつぶつ。。。これがこうだからこうなって、、、・・・ぶつぶつ、、

【まぁや】:・・・kotenさん、KO・TE・ンさんってば!!
い18わわ、おねーちゃん汗.PNG

【koten】:わっ ビックリしたぁ、、ああ、何だマーヤちゃんか(汗)、どうしたんだい大きな声出して。

【まぁや】:好きで大きな声出してる訳じゃないですよ、、、さっきから何度も呼んでいるのにkotenさんが上の空だからですよ。
い04半怒り汗.PNG

【koten】:いやぁ、最近コメントが「本質に迫る」ものが多くってさ、というか、正確には「自分の一番痛い所をエグって来る」ものが多くってさぁ(爆)。

【まぁや】:そうなんですか? マーヤ良く分からないんですけど、何にせよ、REIKOさんから2つコメント来てますので宜しくお願いしますね。
【koten】:あぁ、1つ(新しい方)は通常ルート(別名「裏世界」(笑))で既にレスしておきましたよ。

【まぁや】:もう一つの方は?
【koten】:いやぁ、それが難問でねぇ~、、いま「資料集め」している段階なので、もう少し待ってもらえるようにREIKOさんに伝えておいてくださいな。

【まぁや】:うぅん、マーヤ、音律や楽器のこと良く分からないので、どうやって伝えたら良いのやら・・・。
【koten】:あ”~、マーヤちゃん、ウチの職場の事務員(※※※さん)みたいな事言うのは止めようね~(爆)。

【まぁや】:だっだって、私、本当に音律のこと・・(しくしく)
い15紫目(若干心配顔).PNG

 (【koten】:あ”、やばい、泣かせた? わたし悪人??(汗))

【謎の女子】:こら、マーヤ! 「嘘泣き」は駄目ってあれほど言ったでしょ!?
s13許せないわ_黒目でか.PNG

 (【koten】:へ、誰この人? これってまた「前代未聞」の展開が始まるの??(汗))


【まぁや】:あっ、おねーちゃん! えへへへ、ばれちゃったか(てへへ)
い04半怒り汗.PNG

 (【koten】:何? 「お姉ちゃん」ですと!?)

【まぁや】:あ、紹介しますね、、、、私の姉です。お姉ちゃん自己紹介して。

【謎の女子】:初めまして、わたくしマーヤ(真綾)の姉の「紗綾(さあや)」です。宜しくお願い致します。私のことは「サーヤ」って呼んでください。妹がいつもお世話になっております。m(_ _)m
s01よろしくねsakura1kao.PNG

【koten】:これはこれはご丁寧に。こちらこそ宜しくお願いいたします。m(_ _)m

【まぁや】:サーヤお姉ちゃんは、色々なこと、私よりずっと詳しいんです(えっへん)
い21えっへんどうです?.PNG

【紗綾】:ま、まぁ多少よ多少・・そうね、学校でホームページ係とかやっているから、インターネットサイトの情報収集とかは少しは自信あるわね。
s12ちょっとそれは・・・ねえ汗.PNG

【koten】:え、そうなの!? それは嬉しいかも・・これちょっと調べられる?
【紗綾】:ええと。。。「チェンバロの調律替えについて、2段鍵盤の楽器について、クラヴィコードの調律の困難性について、専用弦(ノン・フレッテッド)型クラヴィコードの普及度について、・・・(中略)・・」ですか、何かもの凄くマニアックですね(笑)
s20へええ、そんなこともあるのね.PNG

【koten】:そうなんだ、このブログ、ただでさえ超マニアックなのに、読みに来る人の中には更に「強者」の人がいてね(爆)・・
【紗綾】:はぁぁ、なるほど。わかりました、面白そうなので家帰って調べてみますよ!
s19やっほー元気だったかしら.PNG
(実況:とててて・・と走り去るサーヤ)
【koten】:おぉ。ありがとうサーヤちゃん!さすがはお姉さん様様、これで楽(?)できるな私(笑)。
【まぁや】:ということで、REIKOさん、返事もう少しお待ちくださいね~
い01はじめまして.PNG

-------------これより第2部-------------------------------------
以前(H22,11/15)の記事で、「今後の執筆方針」として以下のような項目を立てました。

【ギター関係】
  ①「非」平均律フレットギター研究論序説(←仮題)の執筆
    →「ケルナー音律」がギターにマッチしている理由、今回提案した音律の内容、など。
  ②古典音律ギター普及のための「SWOT」分析
  ③フレットレスギターにつき新たな音律提案を試みる→演奏up
  ④ソルの楽曲(楽譜)の古典音律観点からの分析
  ⑤ギター曲を敢えて古典調律鍵盤楽器で弾いてみる
  ⑥その他、各種曲の古典音律Gでの演奏up
【鍵盤楽器関係】
  ⑦キルンベルガー「第2」の適用曲の検討→演奏up
  ⑧オイラー純正調の検討→演奏up
 【音律関係一般】
  ⑨「週刊音律マガジン(←仮題)」を毎週※曜日に書く。
  ⑩音律ブレインマップ(←脳内地図)の作成
------------------------------------------------------
 上記のうち、【ギター関係】では①(のみ)が現在進行中(中途半端?)、【鍵盤楽器関係】はどれも手付かず(泣)、【音律関係一般】では⑨が着手済み(祝!)ってところですよね。
 本当は演奏upをこまめに実行したいところですが、ナカナカ時間が作れない状況ですね(汗)。
 未だこんな状態なのに、さらに下記のテーマを加える必要がありそうな感が・・・
--------------
 新たなテーマ
  ⑪クリスマス曲の演奏up
  ⑫古い鍵盤楽器についての情報集め
  ⑬バッハが使った音律についての研究(←超難問!)
  ⑭調律替えミーントーンでの演奏upの続きを行う
  ⑮クーラウ(1786-1832)の「ソナチネ」で多発するA♭和音(A♭-E♭音程)は何を意味するのか?
  ⑯「バッハ以前」の鍵盤楽器曲の音律研究

  ・・・・などなど
---------------
 私、⑪につき、「最適音律=そりゃミーントーンだろう!」と感じているところがあり、それゆえ自宅のアップライトピアノを未だにキルンベルガー「Ⅱ」に替えられないでいるんですよね(汗)。

 時間も押してきましたので(汗)、REIKOさんコメントに関するレスを書ける範囲で書きますと・・・

---第3部開始!----
【紗綾】:はい、情報集めてきましたぁ~!!
s19やっほー元気だったかしら.PNG
【koten】:お、御苦労さま。面白いサイトあった?

【紗綾】:まずはチェンバロ関係情報です、・・・・「ここのサイト」の「複弦とストップ」欄の最後の説明(「ケース」の直前の記載 )を読んでください。
【koten】:ええと何々・・・
>なお、チェンバロ族における複数鍵盤の使用は、もともとは弾く弦の選択のためではなく、移調のためであった。
 って書いてあるね。
【紗綾】:この「移調のため」って、言い換えれば「調律替えのため」ってことですよね?
【koten】:ああ、なるほど、言われてみるとそうかも(笑)

【紗綾】:あと、「ここのサイト」も面白かったです。
【koten】:ええと、おぉこれは!!! 移調2段鍵盤チェンバロかぁ。

【紗綾】:チェンバロ製作家として名高いリュッカース一族はどうも「ウルフ位置固定主義者」だったみたいですよね。でも、このような楽器も、後の時代には他の製作家によってすっかり改造されてしまった・・・「何のために」ですかね?
【koten】:まぁ、それはおそらく第一義的には二段鍵盤を「音色や強弱の対比」に使うために改造した(上鍵盤の音域を拡大した)んだろうけど、「もっと自由な調律を実現するために」ってのもあるかもねぇ・・なるほど、昔から調律(音律)問題は色々と根が深いものがあったんだねぇ(しみじみ)。

【紗綾】:F.クープラン(1668-1733)の修正ミーントーンについても調べてみました。「ここ」をどうぞ。
【koten】:ええと何々・・大クープランが使っていたとされる修正ミーントーンは、
>「クラヴサン曲集第2巻」(1717年)以降、この音律を使って作曲・演奏したと推測
とあるねぇ。
【紗綾】:そうです。クープランのクラヴサン曲の作曲年代って下記の通りですよね。
クラヴサン曲集. 第1巻 (1713年):
クラヴサン奏法(1716年)
クラヴサン曲集第2巻(1717年)
クラヴサン曲集第3巻(1722年)
クラヴサン曲集第4巻(1728年)

【koten】:うん・・・あれれ!! とすると、私が前に「A♭型ミーントーン」で演奏upした下記「神秘的なバリケート」の入っている「クラヴサン曲集第1巻」では・・・
http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?lid=2924

【紗綾】:そうです! この修正ミーントーンは未だ使われていない(可能性が高い)のです・・・ということは?
【koten&紗綾】:調律替え「A♭型」ミーントーンで大正解!!?

---ここから12/15訂正版(汗)-----
【まぁや】:っっと思ったら、「神秘的なバリケート」って、クラヴサン曲集第1巻じゃなくて「第2巻」の方に入っているみたいですよ(汗)
い22あわわわ目が点で汗.PNG

【koten】:げ、、まじっすか!?(汗)・・「神秘的なバリケート」って第5オルドルじゃなかったっけ?
【紗綾】:ええとですね、、、あ、違うみたい! 「第6」オルドルみたいです!!
s11半泣き、ええどうして?.PNG

【koten】:うげぇ・・・また勉強し直しかい(泣&しょぼーんorg)・・・上記クープランの修正ミーントーン、詳細が良く分からないのですが、少なくとも、どうも「神秘的なバリケート」(つまり変ロ長調)の主和音から純正長3度音程が無くなっちゃうみたいなんだよね・・(汗)。 ・・・ぶつぶつ・・・それって何かやだなぁ・・・

  (【紗綾】:kotenさんって純正長3度「熱愛」者だったのね(笑))
s07えーーどうかしらね.PNG

 ええと、それでですね・・
【koten】:ん、まだあるの?
【紗綾】:さらにマニアックに、クラヴィコードについても情報集めて来ました~。
ここ」のサイトでは、
>18世紀後半には、各鍵ごとに一対の複弦が割り当てられた、「アンフレッテッド・クラヴィコード」が一般的になった。
 ってありますね。橋本英二さんの「バロックから初期古典派までの音楽の奏法(音楽之友社)」の第314頁では、
>1720年頃からはフレットをもたず、1本の弦を一つの音だけにあてたクラヴィコードが広まり・・・
って説明されてます。
 ちなみに2声のインヴェンションと3声のシンフォニア(BWV772-801)の作曲年は、
1720-23年(バッハ35-38歳)とされています。 
【koten】:なるほど、この頃から正にちょうど専用弦タイプの楽器が普及し始めたってことか。でもあれだよね、クラヴィコード的ともいわれる「フランス組曲(BWV812-817)」の作曲年は1715年(バッハ30歳)だよね・・とすると、少なくともフランス組曲に関しては「共用弦」タイプのクラヴィコードを想定しているってことか(ふむふむ)。ま、何にしても、フランス組曲の第4番や第6番を「調律替えなし」の1/4s.c.ノーマルミーントーンで弾く気はしないな、私には無理(笑)。だってもろにウルフ5度踏むし(汗)、インヴェンションの変ホ長調とかも「ウルフ音程多発」になっちゃうんだよね、ノーマルミーントーンだと。

【紗綾】:あと、これは音律の話とは直接関係ないかも知れませんが、クラヴィコードって、「共用弦(フレッテッド)」タイプのものでも、「ここ」のサイトとか「ここ」のサイト中のpdfファイルを読むと、「一鍵盤で2本の弦を一度に弾く」ような楽器があるみたいですね・・
【koten】:おおぉ、なるほどそうなのか・・・「2本の弦の音程(振動状態)が合いすぎるとイカン」みたいな説明が面白いね。前に他の方(夢笛myuさん)からコメントいただいたリュートの話しを思い出しちゃったよ。

【紗綾】:で、「バッハが使っていた音律」って結局何なんですか?
s05ありゃ、失敗失敗.PNG

【koten】:あ”~それが分かれば苦労はしない、今後の研究課題ということで。
                                                   (続く?)
nice!(1)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

昼休み中に帰宅後の予定を宣言してみる。 [たわごと]

今日は帰宅後にバッハの変イ長調の曲を調律替ミーントーンで演奏upするぞ~!!

(さあ実行できるか?(汗))
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

バッハの変イ長調曲、ヴェルクマイスター第3vs調律替えミーントーン [調律替えミーントーン(ウルフシフト)]

あぁ良かった、昼休みの宣言を実行できた(笑)

 ええと、J.S.バッハ作曲「良い調律の鍵盤楽器曲集」第1巻より第17番・変イ長調前奏曲につき、
ヴェルクマイスター第1技法第3番の演奏がこちらで、
http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?cid=6&lid=6903

調律替え(E♭音ルート)ミーントーンの演奏が下記です。
http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?cid=6&lid=6904

 貴方はどちらの響きが好みですか?

【紗綾】:・・・ええと、サイトの説明を見ると、WMの方が「かませ犬」になっていることが一目瞭然なんですけど(汗)
s12ちょっとそれは・・・ねえ汗.PNG

(素材画像:「」さん作)

【koten】:いや、私も自分で書いていてそう思ったよ(爆)、、、WMの自演デビューがこんな形になろうとは夢にも思わなかったね(汗)、、、WMさんには気の毒だけど、私、自分に嘘が付けない性格だから(爆)。

・・・さらに色々書こうと思ったんですが、何かむなしくなって来たので止めときますわ・・(・・・ぼそぼそ・・それにしてもR社の「新型」買っちゃった人は気の毒だよな・・・ぼそぼそ・・・)



nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

ヴェルクマイスター法についてもフォローしておく(汗) [不均等音律]

 このブログではヴェルクマイスター音律に対する「悪口」を沢山書いているような気もするので(汗)、この辺で少しフォローしておきますね(^_^;)

 最近、バッハの「トッカータ集」の話題を出してますが、例えばこの中のニ短調トッカータでは、下記のように、アダージョ楽章で「もの凄い転調(汗)」が現れます(写真をクリックすると拡大されます)。

IMG_5032.jpg

 この転調が「どのくらい凄いのか?」、「当時の鍵盤楽器曲の常識からどれだけ外れているか?」は、「固定ド」読みだとナカナカ実感が沸きにくいと思うので、「移動ド」読みで書くと、
 アダージョ楽章の最初では「ド♯」、「シ♭」が出てきます。この程度は別に大したことないのですが、2段目で「ミ♭」、3段目で「ラ♭」が出てきます。最初の方で既に「ソ♯」は使ってしまったので、この時点で「12鍵盤ミーントーン」だと苦しくなります。そして、4段目で「レ♭」が、5段目で何と「ソ♭(C♭音!)」まで出てきて、「あ、、、これはミーントーンではちょっと・・・(泣)」となるわけです。

 じゃあどうするの?って考えると、やはりここは「異名同音」を有する不均等調律の出番となるわけです。で、この転調を考慮すると、この曲では「ヴェルクマイスター第3(第1技法第3番)」は結構イケルと思います。キルンベルガー第3より何となく「良さげ」な響きのように感じます。なにぶん電子チェンバロで試しただけで、実際に「生楽器」で試した訳ではないし、未だキルンベルガー「第2」や「第1」も試していないので、これが「最適調律」かどうかは分からないですが・・・。あと、「裏技」として、「あくまでミーントーン」かつ「2弾鍵盤の上鍵盤に上記音を仕込んでおく」ことも考えられない訳ではないですよね、何せ相手は「あのバッハ」な訳だし(爆)。




 余談:昨日、「良い調律の鍵盤楽器曲集」の「調律替えミーントーンで対応可能」な曲(変イ長調の前奏曲)をご紹介しましたが、勿論この曲集では、「調律替えしても駄目(=音が足りない(泣))」曲もあります。例えば第13番の嬰ヘ長調です。
IMG_5030.jpg
 この前奏曲では、上記図のように、「C♯音」ルートのミーントーン(ウルフ5度=「Gのダブル♯-E」の位置)にすると、最初から26小節目くらいまでは破綻も無く良好に弾けるのですが、終わりから4小節目に(移動ド読みで)突然「ミ♭」「ラ♭」の音が出てきて泣かされます(笑)、つまり最初の方で「レ♯」「ソ♯」音を使っているので、この最後の最後で「奈落の底」に落とされるのです・・・ううむ、さすがはバッハ先生、一筋縄ではいきませんね(笑)。


nice!(1)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

週刊(?)音律マガジン第4号(フレンチ・ミーントーン特集) [週刊(?)音律マガジン]

IMG_4529.jpg


(以下の素材画像:アスナロ商店の鋏さん作)
【まぁや】:・・・さん、kotenさん
い01はじめまして.PNG

【koten】:・・・ぶつぶつぶつ。。。何だよ、これ全部「古楽の音律(東川清一編、春秋社)」に書いてあるんじゃん!・・全くどうなっているんだよ、この世の中は・・・

【まぁや】:・・・kotenさん、KO・TE・ンさんってば!!
い18わわ、おねーちゃん汗.PNG

【koten】:ん?サー・・わっ! 何だ、マーヤちゃんだったのか、びっくりしたなぁもぅ(汗)

【まぁや】:「何だ」じゃないですよ、最近サーヤお姉ちゃんの方が「お気に入り」になってきて、私の事なんかど~ぅでも良いと思っているでしょう?(ぷんすか)
い04半怒り汗.PNG

【koten】:え? いやいやいやいや(汗)、けっ決してその様なことは・・ははは、で、今日は何かな?

【まぁや】:REIKOさんからコメントが来ているので、それをお伝えに来ました。
い20つーんだ.PNG

【koten】:あぁ、ありがとう、、、でさぁ、悪いんだけど、今気力が無いのと本業が滅茶苦茶忙しいんで、「返事は年明けにします」って伝えておいてくれないかなぁ・・

【まぁや】:は? 年明けですか?
い15紫目(若干心配顔).PNG

【koten】:そぅ、年明け、新年、来年一月・・・って目が変だよマーヤちゃん

〔まぁや〕:・・・ぶつぶつぶつ・・・
is009.PNG

【koten】:という訳で、みなさま今日はこの辺で・・・
〔まぁや〕:ぐグあ”ぁ~※々&#$`¥!・αβγδεζηθικλμνωψχφυτσρποξνμλκιθηζεδγβα!ヾ¨゜ ̄_ゝゞ仝〆∥\/$∞§★¢@〒〓∈¬∧∃⊥≡!!∇∂∬√∝‰Å♭¶‡†ξ♪♪♪♪♪♪!♪!♪!♪

【koten】:げげっ! これは、久しぶりの憑依!?(驚)
           ・
           ・
           ・
〔 ? 〕:・・・『わ・た・し・は、音楽の神、「ミューズ」!』
is006.PNG

【koten】:・・・来ちゃいましたか(汗)・・・

〔〔Muse〕〕:お主、また直~ぐに怠けようとしおって! お主がそんな自堕落な態度だから何時まで経っても「脱・平均律化」社会が来ないんじゃよ(怒)
is003.PNG

【koten】:いやいやいやいや、私、「単なる一アマチュア&本業は別の人」だから(汗)!! 私のせいじゃないでしょ!? それを言うなら「上の人」や「プロの人」に伝えてあげてくださいよ(汗)。私に責任押し付けるのだけは止めてください!(ぷんすか)

〔〔Muse〕〕:ええい、お黙りなさい!(びしっ!)
is003.PNG

【koten】:ひえ~(泣)

〔〔Muse〕〕:お主は「古楽の音律(東川清一編、春秋社)」、「複合純正音律」の本2冊(高橋彰彦著、音楽の友社)、「音律について(H.ケレタート著)」の上下巻、「ゼロ・ビートの再発見(平島達司著、東京音楽社)」の2冊、「正しい音階(溝部國光著、日本楽譜出版社)」など(以上、「現在入手困難」と思われる順)を筆頭に、色々と貴重な書籍、音律に関する様々な書籍を沢山集めたのであろう?
is003.PNG 

【koten】:ま、まぁそうですが。それが何か?(っていうか、私の個人情報をべらべら喋らないで欲しいんだけど・・(汗))

〔〔Muse〕〕:この世で「それだけ沢山集めた人」はそうそういないんじゃよ。
【koten】:え~本当ですかぁ? 信じられないなあ・・

〔〔Muse〕〕:事の真偽はどうでもよろしい!(びしっ!) 大事なのは、「それだけ沢山『真実を知ってしまった』がために、あたかも「それを社会に還元しなければならないという責任感、義務感、使命感」・・のような、何か『得体の知れないモヤモヤ感』が生じてしまった」ということだろう、違うか?
is003.PNG

【koten】: (ぶつぶつ・・・「神様」のくせに事の真偽が分からないのかいな(爆)・・)いや、そう言われるとそうかも知れませんけど・・
〔〔Muse〕〕:ならば存分に語るが良い。今は「追い風」の時期じゃ。今やらないで何時やるのじゃ?
is007.PNG

【koten】:何だかんだで言いくるめられるのね私・・(とほほ)

〔〔Muse〕〕:ええい男らしくないぞお主! REIKOさんからコメントのみならず「クープランの音律のデータ」までもらっているんじゃろ!? 男なら、さっさと「CASIO」の電子キーボード「WK-500」に登録して実験して来いって言っとるんじゃ!
is003.PNG

【koten】:あ”~分かりましたよ、、やれば良いんでしょ、やれば!! あっかん・・べぇ~だ(ぷんぷん!)・・・はぁ~ぁ、全くめんどいなぁ・・・ぶつぶつ

【紗綾】:・・・どうもこんにちわ~、あれ? kotenさんどこへ行くの?
s05ありゃ、失敗失敗.PNG

 (〔〔Muse〕〕:まったく怠け者じゃなぁ~ これは今後もワタシが天上界から「監視」してやらんとだな(笑)・・・REIKOさんや、奴はこんな体たらくな男じゃが、今後も暖かく見守ってやってくだされや)・・ひゅいーーーん(←憑依が解除される音)・・・・・〔Muse〕、、、〔Mus〕、、、〔Mu〕、、、〔M〕、、〔まぁや〕:・・・はっ!? あれ? 私、どうしたのかしら? って、あっサーヤお姉ちゃん!
い18わわ、おねーちゃん汗.PNG

----第一部終了~これより10分間の休憩を頂きます~m(_ _)m---
IMG_5034.jpg
設定:
 BANK1:17世紀フランスの不規則調整律
 BANK2:フランスの「通常」調整律
 BANK3:ラモーの調整律
   (以上、「古楽の音律(東川清一編、春秋社)」第167頁のデータを使用)

IMG_5035.jpg
BANK4:クープラン(情報提供:REIKOさん)の調整律

----これより第二部開始---

【koten】:あはははははっ! な、何てこったい! これは「大盲点」だった、盲点すぎる・・・・いやぁびっくりだなぁ、こんな事ってあるのか・・・はぁぁ、もう絶句するしかないねこれは・・・

【紗綾】:ええと、kotenさん「壊れちゃった」のかしら?(汗)
s08目が点なんですけど.PNG

【koten】:いやいや、これは失礼・・・。いやぁ何と言うか、本当、音律の世界は深いね~ってことだね要するに。

〔まぁや〕:ちょっとちょっと、マーヤにも分かるように言ってください。
い22あわわわ目が点で汗.PNG
【koten】:あぁ、そうだね、話せば長くなるんだけど、一言で表せば「フレンチ・ミーントーン最高!」ってことだね(笑)。

【紗綾】:あっ、初めて実験したんですね! さっき出て行ったのはそれでしたか。いいなぁ、私も聴きたかったなぁ・・・
s11半泣き、ええどうして?.PNG

〔まぁや〕:マーヤも聴きたい~(じたばた)
い09冷たいーー(ひえーー汗).PNG

【koten】:よしよし、「二人だけ」に「特別に」聴かせてあげるよ(笑)・・・ここのボタンを押して・・そしてこの曲をこの部分から・・・

【紗綾】:「神秘的なバリケート」ですね・・あ、なるほど、面白い響きですね!
s19やっほー元気だったかしら.PNG
〔まぁや〕:マーヤ良く分からないんですが、、、「意外と普通?」みたいな感じです。
hい01はじめまして.PNG

【koten】:そうだね、これは実際に自分で弾いて「体感してみて」初めて分かる部分が大きいかも知れないね。
 じゃあ、図(写真引用)で説明しようか・・。

IMG_5034.jpg
(「古楽の音律(東川清一編、春秋社)」第167頁)

 上から、①「17世紀フランスの不規則調整律」、②「フランスの「通常」調整律」、③「ラモーの調整律」です。写真クリックで拡大される・・・はずです(汗)。

【紗綾】:あれれ? ③の「ラモーの調整律」って「ラモーのミーントーン」のことですよね、、、ラモーは抽象的なアイデアしか出していないため、平島案とかフォーゲル案とか解釈が分かれているんじゃなかったでしたっけ?・・これで「確定」なんでしょうか?
s20へええ、そんなこともあるのね.PNG

【koten】:おー、詳しいねサーヤちゃん!(笑) 上記本にも詳しい解説が無いので事情が良く分からないのですが、要するに、最初の2つの伝統的な修正ミーントーンの内容及び変遷具合(さらにはラモーの作った曲の構成?)からして、「ラモーが使ったのはこの音律のはずだ!」という確信があるんじゃないですかね、著者(マーク・リンドリー氏(訳は渡邊順生氏))によれば。あくまで私の推測ですけど。

 ともあれ、上記3つの音律に共通していることは、
 ※最悪の長3度をCis-Fに設定していることと、
 ※Gis-Esのウルフ5度を緩和するために、Es(変ホ)-B(変ロ)-F(へ)の2箇所の5度を広くしていることですよね。
 そして、①の音律だとGis-Esが「純正+15.5セント」でまだまだ厳しい感じがあるのですが、②の音律だとGis-Esが「純正+4.5セント」まで軽減されていて、「これなら全ての調を使えそう!」な雰囲気さえ感じます。ちなみに②の音律では、Es(変ホ)-B(変ロ)-F(へ)の2箇所の5度も「純正+2.6セント」、「純正+2.5セント」で、5度だけを見ると全く問題ない感じです。
 さらに驚きなのは、③の「ラモー」音律ではGis-Esの幅が「695セント」って書いてあるので、「純正5度(702)-695」=7セント狭い5度になってます(!!)。ウルフが無くなるどころか一気に「ミーントーン5度(-5.5)よりも狭い5度」になってます、こんなのあり!?って感じですよね(汗)。

【紗綾】:それって『誤記』じゃないんですか? この業界に良くありがちな・・(笑)
s12ちょっとそれは・・・ねえ汗.PNG

【koten】:私もそう思ったので、ちょっと計算(検算)してみましょう。
 ③の音律の「連続する狭いミーントーン5度」は、-5.5×6箇所=合計が-33セントで、ここからP.C.の-24セント分を差し引くと「+9セント」ですよね。残りを合計で9セント広くする必要がある訳です。それで、Es(変ホ)-B(変ロ)-F(へ)の2箇所の5度がそれぞれ「純正+8セント」になっているので、8×2=16セントですよね。H-Fis-Cis-Gisの3箇所の5度が純正なので、残りのGis-Esは9-16=-7セントなんですよね。

【紗綾&まぁや】:合ってるんですね!!(驚愕)
s05ありゃ、失敗失敗.PNG
い12ようよう、まぶしいねぇ.PNG

【紗綾】:でも何でGis-Esを「7セント」も狭くする必要があるんでしょうか? そこをもう少し純正5度に近づければ、Es(変ホ)-B(変ロ)-F(へ)の2箇所の広い5度も、もっと緩和する(純正に近づける)ことができるはずですよね??
s11半泣き、ええどうして?.PNG

【koten】:そうですよね、何故でしょうね?・・これも推測ですが、ラモー音律ではH-Fis-Cis-Gisの3箇所の5度が純正なので、ホ長調の属和音(Hメジャー)の長3度(H-Es)を「出来るだけ綺麗にしたい」がために、残り、つまりH-Es長3度形成のための「最後の砦」であるGis-Esを「出来るだけ狭く」したかった、という事は考えられますよね。このHメジャーの和音だと、長3度はピタゴラス-7セントなので、平均律よりも1セントだけの劣化に抑えられていて、かつ5度が純正なので、ナカナカいける(逝ける?)んですよ(笑)。

【紗綾】:でも、この図を見ると、ホ長調の主和音より属和音の方が綺麗な響きになってますよね(汗)、、、何かこれって本末転倒のような気も・・・
s07えーーどうかしらね.PNG
【koten】:鋭いねサーヤちゃん(笑)。 なので、実は「洗練度」から言えば、③よりも②の音律の方が上って評価も可能かも知れないよね・・②の音律の図を見て何か気づく点はあるかい?

   (〔まぁや〕:マーヤ付いていけないわ・・(泣))
い23あんぐり目が点.PNG

【紗綾】:そうですねぇ、、、あっ、狭い5度が「1/5コンマ」っていうのが独特ですよね!! これってシントニック・コンマじゃなくてピタゴラス・コンマの方ですか?
s10黒目でかい.PNG

【koten】:そうです、1/5P.C.(約4.8セント)狭い5度がFからHまで6回連続してます。これは良い所に気がつきましたね(笑)。ちなみに、H-Fis-Cisの2箇所の5度は1/10P.C.(約2.4セント)狭い5度です。

【紗綾】:うぅん、、、そうすると、この②の音律って「純正長3度は一つもない」ってことですよね。逆に訊いちゃいますけど、kotenさんは、「そんな音律」で不満に感じないんですか?(笑)
s18ふっ、ちょっと待ってよ、アンタ何言ってるの?.PNG

【koten】:そう、私も最初はそう思ったんですよ。でも、良く考えてみたら「凄いこと」(笑)発見しちゃったんです。

【紗綾】:えっそれって?・・うぅん、ヒント!(笑)ヒントください!
s05ありゃ、失敗失敗.PNG

【koten】:少し前に勉強したじゃないですか、ケルナー音律のところで。
http://meantone.blog.so-net.ne.jp/2010-12-08

【紗綾】:ええと何々・・・一言で表すと、『長3度も5度も「ギリギリ」の値を追求している。』ですか・・。
s05ありゃ、失敗失敗.PNG

【koten】:惜しい、もう少し下(笑)。

【紗綾】:ケルナー音律:+3 ⇒純正に感じる!!!(驚)
 の所ですか、もしかして。

【koten】:そうそこ! 電子楽器やチューナー用にP.C.を「-4」セントと4つの「-5」セントに分けているけど、正確にはケルナー音律って、1/5P.C.(約4.8セント)×5カ所なんだよね、実は。(「ここ」を参照)

【紗綾】:なるほど~(感心)・・・だとすると、ええと、、あれれ?
s17あんた頭おかしいの?.PNG

【koten】:話がケルナーの方に行っちゃった(逝っちゃった)ので少し整理しましょう。
 長3度につき、「3セント」広い程度であれば「純正に感じる!!!(驚)」ってことでしたよね。では、②の音律のように、1/5P.C.(約4.8セント)狭い5度を4つ重ねて長3度を作ると?

【紗綾】:22-(4.8×4)ですよね・・22-19.2なので、答えは+2.8セント・・・・あっこれっって!!
s10黒目でかい.PNG

【koten】:そう、3セント以内なので「十分純正に感じられる」値という訳です。へ長調、ハ長調、ト長調の主和音の長3度は純正に感じます。二長調やイ長調、さらには変ロ長調も十分綺麗だし、ホ長調の主和音だって、若干(1.6セント)ですけど平均律より綺麗です。属和音はピタゴラス3度に極めて近いですけどね。

〔まぁや〕:あ、、、ええと、それってもしかして・・昔の人も、若干広い3度は「十分純正に感じていた」ってことですか? 
い19ええ、そんなぁ汗.PNG

【koten】:そうだと思います。少なくともフランス人はそう感じていたってことだと思います。現代でも、レオンハルト氏はコンサートで1/5P.C.狭い5度を重ねて作る独自の調律法を使っているみたいだし、どうもこの1/5P.C.狭い5度×4というのは「秘術」的なニオイを感じますね(笑)。だれもこの「純正」感につき表立って言わないでしょ? もっとも、ケルナー氏の本を「注意深く」熟読すれば自ずと分かるんですけどね(笑)。

【紗綾&まぁや】:おフランス人って凄いんですね実は!(驚き)
s20へええ、そんなこともあるのね.PNG
い21えっへんどうです?.PNG

【koten】:そうですね、凄いですよね(感心)・・。ただ、①の音律につき、「古楽の音律(東川清一編、春秋社)」の解説では『凄く面白いこと』が書かれてますけどね(笑)。ま、あんまりベラベラ喋るのもナンなので次行きましょう(汗)。 次はREIKOさんが解読されたクープランの音律です。
IMG_5035.jpg

【紗綾】:何か③のラモー音律に可成り近いですよね。ラモー音律の上述した「不満点」をことごとく改良したような内容になってませんか、これ?(感心)
s20へええ、そんなこともあるのね.PNG

【koten】:そうですね、正にそういう感じですよね(しみじみ)。
 それと、そもそも私が参照したこの「wiki」のサイトだと、ノーマルミーントーンの状態から派生音の一部、すなわち「B(変ロ)」音と「Es(変ホ)」音「だけ」を修正するってことしか読めないんですけど、この音律では「全て」の派生音(黒鍵の音程)が修正されてますよね・・・一体REIKOさんはこの情報をどこから仕入れて来られたんでしょうかね・・それが謎ですよ(笑)。

【紗綾】:「フランソワ・クープランが自著「クラヴサン奏法」(1716年)の中で暗示している」ってことですよね、、、「クラヴサン奏法」を読まれたのでは?
s20へええ、そんなこともあるのね.PNG

【koten】:私その「訳本」は持っているんですけど(訳者:山田貢氏、シンフォニア)、調律法を暗示するような記載はどこにも見あたらないんですよね(泣)、原書の方にはあるんですかね&やっぱり日本は未だに「音律鎖国」状態にあるんですかねぇ~。

【紗綾&まぁや】:うーん・・・それは何とも・・(汗)
s12ちょっとそれは・・・ねえ汗.PNG
い22あわわわ目が点で汗.PNG

【koten】:ま、良いです。そんなことよりもですね。色々弾いてみて、私、確信しました。バッハの「フランス」組曲=フレンチ・ミーントーンが正解だろうって!

【紗綾】:おぉ、言い切りましたね(笑)。その根拠は?
s07えーーどうかしらね.PNG

【koten】:ノーマル・ミーントーンだと、第4番と第6番でウルフ踏むし、どう考えてもこの2曲とは相性が最悪なんですよ(泣)。例によって「調律替えミーントーン」にすれば良いんですけど、どうも「ウィーン原点版」の楽譜の解説を読むと、明らかに「怪しい」記載があるんです(笑)。

〔まぁや〕:「フランスの調律法が合っている」とか書いてあるんですか?
い24口開け目が点.PNG

【koten】:あははは、まさか!(笑)、それは「あり得ない」です。
 前に何度か記事にしたけど、つい最近まで、1939年(第二次世界大戦の勃発年)にロンドン国際会議で定められた「イ(1点) = a1 とする十二平均律を規定し、独唱、合唱、管弦楽などすべての音楽演奏でこの値を厳守すべき」の記載が「理科年表」に残され続けていたんですよ、この国では。そんな「十二平均律厳守国」のこの国で出版される「楽譜解説」では、そんな記載があったら「自粛」されるのがオチでしょ(笑)。

 こう書いてあるんですよ、
>・・・フォルケルは、その著<<ヨハン・ゼバスティアン・バッハの生涯、技法、芸術作品について>>(ライプツィヒ、1802年、56ページ以降)の中で次のように記している。「8)アルマンド、クラント等から成る6曲の小さな組曲。これらはフランス趣味で書かれているので、通常フランス組曲と呼ばれる。作曲家は、ここでは他の組曲におけるほどアカデミックな態度を示しておらず、・・・」
って書いてあるんです。

【紗綾】:「フランス趣味で書かれている」、「他の組曲におけるほどアカデミックな態度を示しておらず、」ってところですか?
s20へええ、そんなこともあるのね.PNG

【koten】:そう、特に「フランス趣味」って記述!! ・・・・この記述から「フランスの音律」、「実際に当時のフランスで使われていた調律法」ってところまでイメージを膨らますことが出来なければ「負け」、「真人間失格」でしょ?(爆)
 バッハほどの人ならば当然知っていたはずですよ、「同時代のフランスで使われていた音律(鍵盤楽器の調律法)がどうだったか?」くらいは。だってそもそも「音律」は、「音楽の本質」なんだし。今でも(日本以外のどこかに)資料が残っているくらいだし。そうでしょ?(笑)

【紗綾】:うぅん、深いですねぇ・・・それで、実際のところ、フレンチ・ミーントーンであれば「ウルフを踏まないで済む」んですか?
s12ちょっとそれは・・・ねえ汗.PNG

【koten】:①の音律は駄目ですけどね、、、、②以降ならどれでもOKかなという気がしてます。分かる人はさっきの「図」だけでも曲の雰囲気がイメージ出来ちゃうでしょ?(笑) でも、もしかしたらバッハの具体的な「想定音律」がある可能性も十分に考えられますけど、それは今後の課題ですね。
 で、良い機会なのでお二人だけに特別にお聴かせしますよ(笑)・・・これがノーマル・ミーントーンで弾く第6番の「サラバンド」、そしてこれが①の音律で弾く同じ曲、そして②で弾くとこうなり、③で弾くとこうなり、、④で弾くとこうなります・・・と。

【紗綾&まぁや】:わぁ~! 凄く良いですね、②以降だと凄く聴き映えがありますね(感心)。
s01よろしくねsakura1kao.PNG
hい01はじめまして.PNG


【koten】:うふふふっっ! ねっ、だから言ったでしょ? これは「大盲点」だった、盲点すぎるって・・・・いやぁ正に「びっくり仰天」、こんな事ってあるのかって思いましたよ。1セント単位でしか設定できない「電子楽器」でさえこれだけの効果が得られるんだから、もっと微細な調律が出来てしかも共鳴現象まで得られる「生楽器」で弾いたら一体どうなるんだろうって考えただけで・・・ぼそぼそ・・・「幽体離脱」?(笑)・・・はぁぁ、もう絶句するしかないねこれは(爆)

                                  (めでたしめでたし?)

nice!(1)  コメント(12)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

モーツァルトのアダージョを「クラヴィオルガン」の音色で演奏upしてみる(ミーントーンvsキルンベルガーⅢ) [自演紹介]

楽曲:W.A.モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart, 1756年1月27日 - 1791年12月5日)作曲「ハルモーニカのためのアダージョ K.V.356 ハ長調」

ミーントーンによる演奏:
http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?cid=6&lid=6916

キルンベルガー第3による演奏:
http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?cid=6&lid=6917

 演奏upサイトに書きましたが、後半6小節目の4拍目の「dis」音(下がdis、上がfisの和音の響き)が気になる人って、この「超ウルトラマニアックブログ(笑)」の読者の方の中でもいらっしゃいますかね(?)・・・小生、このdis音、全っっっっっく(笑)気にならないんですが、それが「当時の人の感覚」だったのか、それとも小生がミーントーン中毒?になってしまったのか、どうなのでしょうかね(汗)
nice!(0)  コメント(5)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽
うねうねフレットギター 古典音律フレット 非平均律フレット楽器 古典調律鍵盤楽器ブログを作る(無料) powered by So-netブログ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。