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寝正月ならぬ風邪正月(泣く、うぇーん(笑)) [たわごと]

 みなさま明けましておめでとうございます、、、、と書きたかったのだが(←書いてるじゃん(汗))、時すでに6日。未だに初詣にも行っていないと言う体たらく(激情けなかぁ~)。

 というのも、昨年暮れに私以外の家族4人が風邪でダウンして、元旦当日に今度は私が発症してしまい(39度越えの熱、苦しい咳、強い悪寒などなど)、昨日に病院に行って薬を出してもらってようやく落ち着いた次第な訳です。

 しかしあれですね、昨年の頭の手術の時もそうでしたが、今回も現代医学の凄さをまざまざと思い知らされた気がします。 今はインフルエンザにかかったかどうかを簡単に検査できるようで、鼻の奥に細長い綿棒状のブツを挿入されて(思いっきり突っ込まれたので結構痛かった(泣))、即引き抜かれた後、5~10分後に内科医の先生から、「95%以上の確率で陰性(つまりインフルエンザではない)です」と言われた次第です。昨年に予防注射を打ったので「そんな検査必要あるのかいな?」とも思ったのですが、先生曰く「予防接種を受けてもインフルエンザになる人は結構いて、先日も予防接種を受けた人で2人陽性反応が出ました」とのこと。

 結局、私の病気は風邪+気管支炎ということで、色々と薬を出してもらったのですが(抗生物質、咳止め、痰緩和剤、解熱剤1、同2、貼り薬、トローチ)、市販の風邪薬では全く効果無かったのに、今回出された解熱剤(1+2)を飲んだら一発で熱が下がった、、というか39度台だったのが一気に36度ジャストまで下がってしまい(驚)、「おいおい、こんなに急激に下がって大丈夫なのかいな(汗)」と逆に心配する始末。咳止めも、市販薬だと眠くなるのが多いのですが、今回出された薬は眠くなる成分は入っていないとのこと。 さらには「気管支を拡げて呼吸を楽にする貼り薬」なるものまで出され、「貼り薬でこんなのまであるんかいなぁ~!」と感心してしまいました。
 昨年夏に頭(三叉神経痛)の手術を受けた時も、脳外科の先生から、現代医療技術の進展の凄さを色々と説明してもらいましたが、昨日の通院のことも相まって、つくづく良い時代になったものだなぁと改めて思う今日この頃です。

 ・・・などと書いただけで締めてしまうとmixiの日記風で終わってしまうので(汗)、ここでオチをつけると、
音楽も「処方箋を守った方が早く幸せになれるかも!」ってことですかね(謎)。
 年末からフレンチミーントーンを生チェンバロで試しているのですが、生楽器でピッチを急激に変えると色々マズイだろうと思って手始めにa'=410Hzで試したのですが、装飾音が格段に弾きやすくなった点以外はどうも中途半端&唸りが気になる感があり、電子楽器で(全音下げトランスポーズで)試したときの方が良かったというのが正直な感想です。そして、この不満足の原因は絶対「ピッチのせい」に違いないと考えられるため(←自分の腕のせいとは絶対考えない(爆))、もう少し元気になったら、「専門家が公式に認定した処方箋」(笑)であるヴェルサイユピッチ(a'=392Hz)にしてフレンチミーントーンの実験を改めて行いたいと考えております。

 そういえば現在の電子チューナって、ヴェルサイユピッチにまで対応している機種って意外と少ないんですよね。SEIKO社の便利な機種(平均律との誤差をセント値で表示してくれる優れもの)でも410までですし。この辺も今後のお願い事項ですかね(笑)。フレンチミーントーンと共にヴェルサイユピッチも(少なくとも日本の)音楽界にとっては結構な「盲点」だった訳で、21世紀はこういう事項もきっちり押さえておかなあきまへんですぜ(笑)


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20110302追記:週刊(習慣?)音律マガジン第7号-「結局あの音律は何なのか?」特集 [12平均律について]

投稿ノルマ?の時間がやってまいりました(汗)

 以下の記事は、一年のアカを落とす「除夜の鐘」用(笑)として昨年暮れに書いていたものですが、年末年始に「koten家一家風邪騒動」でブログを書くゆとりが無くなってしまったため(汗)、今回の特集?記事となりました。

 ここのサイト(wiki)の「平均律」の説明では、平成23年1月9日現在、
グスタフ・マーラー:「ミーントーンの調律がされなくなったことは西洋音楽にとって大きな損失だ。」
マックス・ヴェーバー:「ピアノで音感訓練を行なうようになった事で精微な聴覚が得られないことは明らかだ。」『音楽社会学(1910年頃)』
 旨の事だけ書かれていますが、歴史上の偉人で平均律(12等分律)を批判した人が過去に(それこそ数え切れない程)沢山いたことは改めて書くまでもありません・・・しかし世の中、書かなければ伝わらないこともありますので(笑)、ここで、一冊の本(正確には上下巻の2冊ですが)に記載されている平均律批判情報を引用してみたいと思います。
 なお、引用の元本は、『音律について(H.ケレタート著、竹内ふみ子訳、シンフォニア)』です。

-----歴史上の偉人による平均律批判関係の言葉------------

①マッテゾン:「12の半音がみな同じ大きさであることは、決して音楽のためにはならない。すべての半音が純正で好ましく響くためには、半音には大小がある方がよい。その大小の程度は好ましく響く範囲に留めるべきである。しかし、半音をすべて同じ大きさにすれば、みな汚くきこえてしまう。」 (「音律について」上巻、第47頁)

②キルンベルガー(1771年):平均律によって「実際なにも得られないばかりでなく、非常に多くのものを失った。」、平均律は「作曲家に長調にするか、短調にするかの選択肢しか残さない。」(同下巻、第78頁)

③フォルケル:バッハの弟子たちは「どのような音程を使ってもよい。ただし、音楽的に快い響き、あるいは心の奥の完璧で明瞭な描写・・・--正しい和声が、探し求められるのは、すべてそのためであるが--を損なうような音程は使えない。」(同上巻、第56頁)

④(平均律を断固拒否した)テンペルフォール:平均律は「特別に合わせにくい」、「あらゆる音律の中でも最悪のものである」(同上、第61頁)
⑤アードルングが1768年に残した言葉:平均律は(調律するのに)「骨が折れて時間のかかるもの」
⑥マールプルクが1776年に残した言葉:平均律は(調律するのに)「モノコードが必要である。」(同上、第62頁)

⑦J.S.ハレ(1779年):「平均律の3度は大げさ過ぎて、耳に負担を感じさせる。これでは、絶対に耳障りである」(同下巻、第33頁)

⑧ベートーヴェン:(ヴィルトゥオーソの「徒競走」の軽薄さに対する批判として)「指の滑らかな動きによってこうした人々からは知性と感覚が流れ去ってしまうのである。しかし平均律の音程の単純さは、時折、肉体的な限界まで能力を競うテンポの決定に重大な影響を及ぼしたに違いない」(同下巻、第160頁)
⑧’ベートーヴェン:「各調性には固有の性格が備わっているのだから、自分の歌曲は移調して歌わないで欲しい」、「歌曲の作曲にかかる前にどの調性がその状況に最もふさわしいかについて熟慮すること」(同上巻、第73頁)

⑨W.プライヤー:「平均律は通常の聴感覚を損なわせ、純正なイントネーションに対する感覚を鈍らせる」(同上、第80頁、カール・アイツの「数学的純正音律(1891年)」の序文における平均律の使われ過ぎへの反対表明)

⑩マックス・プランク(1894年):「例えばベルリンの合唱団は専ら調整した音律で歌い、ピュタゴラス音律を使用している形跡は全く見られない。一様に平均律にしがみついていれば、無論、音楽表現にめりはりがなくなってしまう。」(同上巻、第80頁)

⑪ゾルゲの平均律批判:低音域の3度は「あまりに耳障りである。これは杓子定規の音律に由来するものであり、長3度はその犠牲となっている。」(同上巻、第87頁)

⑫H.ツァング:「ひどい3度の絶叫」、「非音楽的な人の耳をも汚すような叫び」(同頁)

⑬テオドール・ヴィットシュタイン:(以前の音楽の3度及び6度の連続が鈍く、つまらないばかりでなく、まさに無意味となってしまった事実に対して)「これは平均律の「テロ」である。」(同頁)、「平均律はまさに私たちのどのような音楽にとってもテロリスト同然である(1888年)」(同下巻、第75頁)

⑭ハウプトマン:「平均律は絶対に退けなければならない」(同頁)

⑮ヘルムホルツ:「(平均律3度の結合音は、)何らかの旋律進行によって導入され得るはずの転調、クロマティック音階の音、不協和音のどれにも適さない。ただ狂った、誤った音として聞こえるのみである。」(同頁)、 「『乾いた大胆な不協和音を持つ』ポリフォニックな作品は、平均律に合わせられた閉管のストップを使用して演奏すると、曖昧で、退屈で、特徴もエネルギーもないように聞こえる」(同、第88頁)

⑯ガルブソフ:中全音律では現象として聞けばよかったものを、平均律においては知的で柔軟な正しい聞き方で補わなければならない。なぜなら、「機械的に調整された音律システム」と「自然に構成された立体的で感性に基づく音律システム」とは異なるからである。(同頁)

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・・・などなど、他にも色々な人の批判文章があって、ここではとても書ききれないですね(汗)。
 これまで検討してきたように、西洋のルネサンス以降の音楽、特に鍵盤楽器曲は、ミーントーン(中全音律)をベースとして発展してきたものであることは間違いないでしょう。そして、歴史に名を残した偉大な作曲家は皆「純正3度が大好きだった」のではないでしょうか。

 現代では、平均律(12等分律)が台頭した原因について、「産業革命以降の合理主義的思想に基づくもの」とする説が主流のようですが、私はどうもそうは思えないんですよね。「転調の自由さ」という点では確かに合理的な音律なのかも知れませんが、平均律(12等分律)は上に引用したように、調律するのに「骨が折れて時間のかかるもの」であり、音楽的な実体的な側面のみならず、調律という実践的な側面からも合理的な音律とはとても思えません。
 (※晩年に平均律擁護者となったラモーが、「自分の芸術的インスピレーションが枯れてしまった」ことを嘆いたのは、「何かを象徴している」気がしてなりません。)

 以前書いたことの繰り返しとなりますが、私見としては、平均律(12等分律)は、結局、「帝国主義下、戦時下に『上』から強制された音律ではないか?」というのが所感です。 要するに、「(この暗黒時代に)純正3度なんて『贅沢』だ!」っていうのが実態なのではないでしょうか。
 (不協和音の曲ばかり書く理由を尋ねられたシェーンベルクは、「自分だってできるなら調性で音楽が書きたい。しかし三和音を書くことを、歴史が私に禁じているのだ」と述べたそうです。)
 そして、21世紀はもはやそういう時代では無いのだから(ですよね?)、この世界を再び「暗黒時代」としないためにも、音楽的に益のない時代遅れの音律は、少なくとも「クラシック音楽」の分野では出来るだけ避けた方が良いのではないでしょうか? というのが最近の所感です。

(余談1:クラシックギター倶楽部時代の大先輩&クラシック曲の演奏が滅茶苦茶上手で学生時代に非常にお世話になった方から、今年も年賀状を頂いたのですが、「最近はジャズばっかりやっている」旨のメッセージが書かれていました。 そうですよね、平均律フレットギターをずっと使っていると最後にはそうなってしまいますよね・・・と、何か寂しいものを感じました。)

(余談2:最初に引用したマーラーの「ミーントーンの調律がされなくなったことは西洋音楽にとって大きな損失だ。」という言葉、何か私にとっては、ニーチェの「神は死んだ」の響きに近いものを感じるのですが、私、どこか変ですかね?(汗))

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平成23(2011)年3月2日追記:
このサイトの記事は凄いかも(汗)
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(20130530細部修正)週刊(習慣?)音律マガジン第8号-♯音と♭音の関係の「懇切丁寧説明化」を試みる! [週刊(?)音律マガジン]

今回のテーマ:♯音と♭音の関係、特に「何故にピタゴラス律では♯音が♭音よりも「高く」なり、ミーントーンではこの逆の現象(即ち♯音が♭音よりも「低く」なる現象)が生じるのか?」を、小学生でも分かるような(?)懇切丁寧さで説明することにチャレンジしてみる。


 (私がこのブログを立ち上げるきっかけとなった謂わば「恩人」である)Enriqueさんが、現在、音律についての記事を連載中でして(「こちら」「こちら」です。)、最初の記事のコメント欄で、
「♯音と♭音の関係」についての質疑応答が行われました(「こちら」です。)。

 「♯音と♭音の関係」については、本ブログで未だ説明が手薄なこともあり、この際ですので、(現代の音楽「義務教育」に疑問を投げかける意味合いも兼ねて(笑)、)図を描きながら、こ・ん・せ・つ・て・い・ね~い、 に説明したいと思います。以下、お付き合いのほど宜しくお願い致します。 m(_ _)m

 説明開始のトリガー(?)として、Enriqueさんの質問の引用から行きます。
>例えばピタゴラス律でのシャープとフラットの高低関係は,5度圏の右回りと左回りでピタゴラス・コンマを挟むか否か?ではないのですか?
・・・「5度圏の右回りと左回りで」というのは正にそうです、流石はEnriqueさん。
 ピタゴラス律やミーントーン(中全音律)の体系では、5度を、(5度圏サークル図の)右回り方向に積み重ねると「♯系」の音が形成され、左回り方向に積み重ねると「♭系」の音が形成されます。
 まず「右回り方向図」を掲載します。(※以下はフリーハンド図であり、「大体こんな感じ」というイメージを描いたものであって、音の位置を正確に表しているものではありません。予め御了承ください。図(写真)が見えにくい場合は、写真をクリックすれば拡大される・・・はずです多分(汗))

画像2011年01月15日分 020.jpg

 上記図1の「右回り方向図」につき、①C⇒②G⇒③D⇒④A⇒⑤E⇒⑥B(H)⇒⑦F♯⇒⑧C♯⇒⑨G♯⇒⑩D♯⇒⑪A♯⇒⑫「E♯」⇒①’「B(H)♯」⇒②’「F♯♯」⇒③’「C♯♯」⇒④’「G♯♯」⇒⑤’「D♯♯」・・・(以下省略)となります。
 ここで、「♯系」では、⑩がE♭ではなく「D♯」音になること、⑪がB♭ではなく「A♯」音になること、⑫がFではなく(←!)「E♯」音になること、13番目の①’がCではなく「B(H)♯」になること、を先ず押さえておきましょう。
 ※この知識、(平均律「強制」国家体制(笑)の)20世紀の義務教育では試験範囲に「なり得ません」でしたが、(この強制が既に解除されたはずである)21世紀の社会では、試験範囲に入って来る可能性大です(爆)。実際問題として、鍵盤楽器や各種電子楽器でミーントーンやピタゴラスの「調律替え(ウルフシフト)」を行う場合やバッハの「例の曲集」(笑)を勉強する場合に、この基礎知識がないとパニックに陥ること請け合いです(笑)。

 次に「左回り方向図」です。

画像2011年01月15日分 021.jpg
 
 上記図2の「左回り方向図」では、(以下、さっきとは向きを逆にして書きます(汗)ので、①から読んでください。)
・・・⑤”B♭♭♭←④”F♭♭←③”C♭♭←②”G♭♭←①”D♭♭←⑫A♭♭←⑪E♭♭⑩B♭♭←⑨F♭←⑧C♭←⑦G♭←⑥D♭←⑤A♭←④E♭←③B♭←②F←①C
のようになります。
 最初に書いた「♯系」では、殆どの方が⑪までは難なく理解され、⑫と①’は少し考える必要があり、②’以下の「ダブルシャープ(♯♯)」ワールドは、初めて見た方はパニックになる(笑)かも知れません。
 これに対して、「♭系」は、⑧あたりから既に「妖しい雰囲気(笑)」が醸し出されており、⑩で既に多くの方がパニックになり、⑤”の「トリプルフラット(♭♭♭)」モードには「なんじゃぁこりゃ~!!」と、思わず発狂寸前(爆)になる人もいるのではないかとお察しします。私も書いていて訳が分からなくなりました(汗)。
 (蛇足:これは要するに、「7種類」の音名(C、D、E、F、G、A、B(H))だけを使って「12種類以上」の音高(音の高さ位置)を表現しようとするから、こうなっちゃうんですよねぇ。)

 話を戻しますと、(「現代的」な音律である)12平均律(等分律)は、♯音と♭音の音高が等しくなるように5度を若干(2セント)狭くした音律であり、この音律ワールドでは、(皆さん御存じの通り?)任意の音(例えばC)を基準として5度圏サークルを右回りで取った音程と左回りで取った音程とは、相互に音高が一致することになります(例えばF♯=G♭になる)。即ち、これが「異名同音」です。
 以下の図3は、それを表したものです。
画像2011年01月15日分 022.jpg

 上記図3の「異名同音」の考え方は、12平均律(等分律)のみならず、各種の不均等音律(ヴェルクマイスター、キルンベルガー、ジルバーマン、バロッティ、・・・書いてたらキリがないですね(汗))で(すなわち「閉じた音律」システムで)使われます。

 これに対して、ピタゴラス律は、12平均律(等分律)の5度よりも若干(2セント分)広い(唸りのない純正な)5度を使いますので、任意の音(例えばC)を基準として5度圏サークルを右回りで取った音程と左回りで取った音程とでは、相互に音高が一致『しない』のです(♯音、例えばF♯がG♭よりも「高く」なる)。
 以下の図4は、それを表したものです(図中の「○」=純正5度)。

画像2011年01月15日分 023.jpg


 一方、ミーントーン(中全音律)では、12平均律(等分律)の5度よりも若干「狭い」(低い)5度を使いますので、ピタゴラス律と「全く逆の現象」が生じます。すなわち、ミーントーン(中全音律)でも、任意の音(例えばC)を基準として5度圏サークルを右回りで取った音程と左回りで取った音程とは相互に音高が一致せず、♯音、例えばF♯がG♭よりも『低く』なります。
 以下の図5は、それを表したものです(1/4シントニックコンマのミーントーン(中全音律)です。即ち図中の「△」=約5.5セント狭い5度)。

画像2011年01月15日分 024.jpg

 (蛇足:しかし、こういう事項を説明する時、12平均律(等分律)ってのは本当に「便利な存在」ですね(笑)・・・まさに「(これ以上無いほどに没個性化された)比較用の仮想音律」と言えますね、これは。)


 以上を踏まえてさらにくどくどと(笑)書きますと、ピタゴラス律でもミーントーンでも、Cを基準として5度を
 「右回り」に積み重ねて行くと、
 ①C⇒②G⇒③D⇒④A⇒⑤E⇒⑥B(H)⇒⑦F♯⇒⑧C♯⇒⑨G♯⇒⑩D♯⇒⑪A♯⇒⑫「E♯」⇒①’「B(H)♯」・・になって、このとき、
 ※ピタゴラス律では、純正5度(広い5度)を積み重ねるので、
 ①’「B(H)♯」が①C(のnオクターブ音)よりも「高い」音になります(①’が①を「越えてしまう」からです。)。この差が(あの有名な)『ピタゴラスコンマ』(①’-①=約24セント)です。
 念のため、ピタゴラス律を表した図4を再掲しておきます。うっすらと描いた点線(十字)は、平均律の音高とのずれを示すための線です。右の図4-2中の①’は①”と描くべきでしたね(←今気づいた&後の祭り状態(泣))

画像2011年01月15日分 023.jpg


 同様に、5度を「左回り」に積み重ねて行くと、
(やはり向きを逆にして書きます(汗))・・・①”D♭♭←⑫A♭♭←⑪E♭♭⑩B♭♭←⑨F♭←⑧C♭←⑦G♭←⑥D♭←⑤A♭←④E♭←③B♭←②F←①C
 になって、このとき、
 ※ピタゴラス律では、純正5度(広い5度)を積み重ねるので、
 ①”「D♭♭」が①C(のnオクターブ音)よりも「低い」音になります(前と同様に、①”が①を「越えてしまう」からです。)。この差もピタゴラスコンマ(①-①”=約24セント)です。


 これに対して、
 ※ミーントーンの音律では、純正よりも(約5.5セント)狭い5度(低い5度)を積み重ねるので、
 ①’「B(H)♯」が①C(のnオクターブ音)よりも『低い』音になります(①’が①に「届かない」からです。)。この差の値は、・・・ええと、一言では表せないので(汗)懇切丁寧に書きますと、
 思考プロセス:・・合計で24セント狭くすれば足りるのに、ミーントーンでは(5.5×12=)66セントも狭くしてしまっている!・・・なので、66-24=「42セント」です。

 一応念のため、図5も再掲しておきます。うっすらと描いた点線(十字)については図4と同様です&右の図5-2中の①’は①”と描くべきでした(反省)。

画像2011年01月15日分 024.jpg

 同様に、ミーントーンの音律では、①”「D♭♭」が①C(のnオクターブ音)よりも『高い』音になります(同様に、①”が①に「届かない」からです。)。この差も「42セント」です(これは「対称構造」により証明不要・・・のはず(汗))。


----以下は偏見的?余談---------------

 ちなみに「純正律(純正調、Just Intonation)」は、(「5度を積み重ねて音程を作る」というものではなく、むしろ、)『基音(例えばC)に対して「出来るだけ単純な整数比による音程」を確保すること』を最重要視する音律であり、本来、(5度の間の音程関係を規定した)5度圏サークル図で考えるのには馴染まないのではないか、と最近思うようになってきました。「純正律(調)の理論は美しくない」と述べる方が結構いるようですが、それは、5度圏サークル図を使って評価しようとするから「(破綻した5度が幾つも生じて)美しくない」と感じるのではないでしょうか。

IMG_4712.jpg
 (↑平島達司著「ゼロ・ビートの再発見(技法編)」より第43頁)

(蛇足:ピタゴラス律は、5度を積み重ねれば積み重ねるほど(出発点である基音に対して複雑な比率になるため)「基音との親密度」が低くなっていく音律であり(以前に「ここ」で記事にしました。)、この意味でも純正律(純正調、Just Intonation)とは対照的な音律と評価できるのではないでしょうか。そういう意味では、「基音との親密度」をハナからまるっっっっっっきり無視したあの音律(笑)は「(音楽の歴史上)最低・最悪の音律である」、「音『』の名に値しない」などと評価することもできるでしょう。

 「純正律(純正調、Just Intonation)」の理論を突き詰めて行くと、「常に基音(例えばハ長調ならばCの音)を意識せよ」、「基音から開始して基音で終わるようにしろ」などの考え方(いわば基音中心主義)に行き着くと思うのですが、この基音中心主義は、「(調性)音楽の大原則、基本中の基本」ではないでしょうか? 「純正調」の理論を(美しくない、所詮は数学者(理論屋)が作った体系だろ、オレ達音楽家(実践者)には馴染まないね、などと理屈?を付けて)否定することは、それすなわち「(調性)音楽の大原則、基本中の基本」を否定することに繋がりかねないのではないか、との感があります(蛇足:インドの音楽家と喧嘩になることは間違いないでしょう(爆))。
 基音中心主義の究極の形態が「常に基音を鳴らせ!」というものであり、これはインド音楽は勿論のこと、各種の民族音楽、さらには西洋のクラシック音楽でも(先日演奏upした田園曲(「ここ」です)、ミュゼット、戦争組曲、など)沢山でてきます。

 音律についての議論がナカナカ進展しない理由について考えてみた:
 音楽実践の場においては(すなわちメロディーやハーモニーを奏でたり聴いたりすると)、右脳優位になり、左脳の活動が停止し(いわゆる思考停止状態)、そのために「論理構築」のための左脳の回路が冬眠するってのが原因の一つにあるのかなぁ、などと思ったりもします。

 DTMの人の方が(生楽器の人よりも)「音律に詳しい」理由についても考えてみた:
 DTMの人は、謂わば「性能の劣悪な楽器を使っている」に等しい環境にいると思います。そういう(謂わば「ハングリー」な)環境にいる人の方が、得てして(現状を打破しようとして)「工夫」するという傾向が伺われます。美しい音色、豊かな倍音、甘美な響き(共鳴)、恵まれた音響、等の点で音楽環境に「恵まれ過ぎる(≒甘やかされ過ぎる?)」と、それ以上の工夫をしなくなる傾向に陥りやすい、ということが言えるのではないでしょうか。


                                (Fis・・・じゃないや(汗)、Fin)
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週刊(習慣?)音律マガジン第9号-既存のギターを古典音律フレットにする方法論(ノウハウ等一挙公開!) [週刊(?)音律マガジン]

今回のテーマ:当ブログの読者がコンスタントに一日100名を越えるようになったことだし(祝!)、この辺でこの記事でも投稿するべかぁー、というところ(少しアルコールが入って書いているので「駄文」が多々ありますがゴメンナサイということで・・後で大幅修正するかも(汗))

レジュメ風
【初級編】:「仮留め」フレットを付ける。
 要点:(新たに付ける仮留めフレットは、)(12平均律(等分律)に打たれた)既存フレットよりも「ホンの少しだけ高い位置」にすれば良い。
→そのためには、ナット(ヘッド)側を少し高くすれば(例えば間に何か薄いシート材をカマせば)良い。 サドル(ブリッジ、ホール)側の加工は必要ないはず。
木工用ボンドが使えるのが嬉しい(水性なので錆に注意)。
(必要なもの:色々な太さのフレット材(針金やガット等)、ニッパ、木工用ボンド、電子チューナー、+α(αは後述))

→ね、すっっっっごく簡っっっ単でしょ?(笑)

初級編参照サイト1:(ミーントーン編(スペイン製ギター)) http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?lid=2539

同参照サイト2:(初級、ギタレレをミーントーンで!)
http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?lid=6130

同参照サイト3:(初級、30号工ギターギタレレをケルナー音律で!)
http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?lid=2789


【中級編】:既存の(等分律)フレットを抜く(汗)。
初級編で「音楽とは何か?」が分かってしまった人(爆)は、次にこの欲望が芽生えてくる。
メリット:この作業をした後は、ナット(ヘッド)側を高くする必要が無くなる&既存のフレットの上にさらに極細フレットを接着する必要が無くなるので、弦が切れにくくなる。
デメリット:高い手工ギターに自分でこの作業をするのはもの凄く「勇気」が必要(汗)→まずは安いギターで!

中級編参照サイト1:(ミーントーン編(スペイン製ミニギター))
http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?lid=2920
大西氏に依頼すれば、3万円程度(←平成22年時)で指板を平板化加工していただけます(祝)。
中級編参照サイト2:(スペイン製量産ギターを「フレットレス」に!)
ここのサイトの「画像」(演奏はチェンバロですので(汗))
http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?lid=6158

【上級編】:自分で音律設計する。
このブログを読んでいる方ならもうできるはず!(笑)
田中氏や大西氏に依頼すれば、自分で設計した愛着ある音律をうねうねフレットで実現できる! ナット(ヘッド側部材)やサドル(ブリッジ部材)の加工もしていただけるので、一層弾きやすいギターになること請け合い(祝!)。
上級編参照サイト:(変形ヤング音律による特注10弦ギター(フレットのみならずナット部分も注目!))
http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?lid=2774

蛇足-【超上級編】:21世紀はこれが一般化するか?
  うねうねフレッティング加工を「自分で」する(←いやいや、ここまではちょっと無理でしょ(汗))。
  田中氏や大西氏に弟子入りすることが必要かと思われます m(_ _)mアシカラズ
  参照サイト:(田中清人氏の「うねうねフレット製作法」の世界公開サイト!)
http://www6.ocn.ne.jp/~kiyond/fret-work2.html


--各論編-----------

 以下は、かなり前(2006年7月18日(火))に某MLへ投稿した記事です。
(チューナー情報を始めとして、各所に少しずつ補足等しました(補足等の箇所は「※」印を付けてます。))

【注意書き!】:なお、下記の方法を実践するにあたっては、最終的には『各人の判断及び責任』において行っていただけますよう御願いいたします。(「既存フレットが錆やすい」等にも触れておきましたが、他に問題点が発生しても当方は責任を負うことができませんので、悪しからず御了承ください。ただ、「ここはこうした方が良いのではないか」等の御意見は歓迎ですので宜しくお願い致します。)

タイトル:【超マニアック!&長文】「(※既存のギターを)古典調律化する方法」

 こんばんは※※です。
 ギターを「古典調律」にするための方法=「古典調律フレット化(※副題「誰でも簡単に出来る古典音律フレッティングへの誘い(笑)」)」について投稿させていただきます。
 (現在の平均律ギターで何の不満も感じてない方は、この投稿は無視していただければ幸いです。長文で申し訳ありませんでした。(※このブログを読みに来る方がこの記事を無視するようなことは無いと思いますが(笑)))

 【ギターを「古典調律フレット化」するために必要となる材料等】
 以下のように、総費用1万円前後(※←投稿当時です。現在はさらにリーズナブルに6千円弱くらい?)で可能です。

 ①(音程確認用の)多機能チューナー(コルグの「OT-120」がお薦めです(←投稿当時は旧モデルの「OT-12」が通販で8千円くらいでした。)。→平成23年1月22日現在、下記サイトのように、新モデル「OT-120」が5千円弱で買える世の中(※表社会、煉獄世界)になったようです(驚!)。
http://kakaku.com/item/K0000048976/?cid=shop_g_1_gakki
 このチューナーは、8種類もの古典調律が組み込まれているのが売りではないかと思います。電池2本で長時間使えるところも素晴らしいです。

 ②(仮止めフレット用の)種々の径の針金
 A;ギターの既存フレットより(わずかに)高くなる径のものと、
 B;(音程が既存フレット上に来た場合にその上に貼り付けるための)非常に細い径のものと、
 C;(既存フレットよりも仮フレットの方が位置が高くなる関係で) 多くの場合ナット側がビビるので、ナット付近に(「0フレット」として) 付ける最も太い針金と、
 の3種類くらいで足りるはず&大体は100均ショップ(なければ 金物屋かホームセンター)で買える。)・・Cについては、「ナットの下に薄い部材(スペーサ)を敷く」方法もありそう(※←「ミーントーンギタレレ」ではこの技法を使いました。)。ちなみに私のギターでは、サドル側(ホールより側の部材)は高くする必要は無かったです。

 ③木工用ボンド(←コンビニでも買える「酢酸ビニル系樹脂」のやつ。)
 要するに(楽器を痛めないように&弦の種類を変えた際等の微調整ができるように、)水で簡単に溶ける性質のもので、かつ、金属+木の接着ができるタイプのもの。

 ④(針金切断用の)ニッパ、(針金の曲げ調整のための)ペンチ、「など」

 ※上記「など」の具体的内容としては、「時間」と「根気」と「この苦労は 後で必ず報われるはずだ!!」という『(強い)信念』でしょうか・・なお、「理論」は実践(実験)後に勉強した方が効率的かも知れません←※当ブログを読みに来るレベルの方はもう理論は分かっていらっしゃるはず(笑)

 以上の材料があれば、誰でも簡単に「工作」できますので、「古典派の音楽は退屈だ」「エチュードなんて弾く気すら起きない」などと感じている方(今だから白状できますが、実は小生もそんな感じでした(汗))、或いは私のように「今持っているギターではストレス解消の効果が少ない(≒弾くと疲れる)」等感じておられる方は、「夏休みの工作」(←※今なら『冬or春休みの自由研究』?(笑))として一度試されてみると良いと思います。

※「古典派のエチュード」の参照サイト(←録音が酷く「背景音がノイズだらけ(泣)」なのに「何故か楽器の音はクリアーに聞こえる」という一見マカ不思議な?例(↓心霊現象?(爆))) 
http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?lid=2791

 効果を疑問視されている方や、「(いくら水で簡単に溶けるとはいえ、) ○○万円もする高い手工ギターの指板上に接着剤を付けるのはちょっと・・」と躊躇されている方は、最初は「セカンドギター等の(滅多に使わない) 安いギター」で実験されると良いです(実際、私もそうでした。鳴りが悪いので全く使わずにしまっていたペペの(弦長580mmの)小型ギターから始めました)。
 (※但し、ひとたび「その味」を知ってしまうと・・・(笑))

 【お薦めの音律】
 ちなみにモダンピアノでは「ヴェルクマイスター法」(※注1:)が古典調律として最も多くの人に使われているようですが、初めての方は(最も穏やかな)「ヤング」の音律、或いは「ケルナー」の音律がお薦めです。色々な調性の曲が弾かれるチェンバロの発表会では「ヴァロッティ」や「ヤング」に調律されるのが一般的です。 (※古楽やリコーダーアンサンブルなどの方は「ヤング」よりも「ヴァロッティ」の方が良いかも知れません。)

 また、リュート音楽用には一度は「中全音律(ミーントーン)」を試してみるのがお薦めなのですが(※←酔った勢いで書きたいことを書くと(爆)、「お薦め」とかそういうレベルじゃなくて、『そもそもこの音律を知らないでリュート音楽を語るなんて、そりゃあアナタ「音楽家」としてどうなの?、そりゃ「モグ*」だろ!』とすら思います(汗))、この音律は派生音につき「異名異音(#音が低くb音が高い)」となりフレット位置の選択が大問題となりますので、ある程度理論を知ってから実験した方が良いかもしれません。(←※あぁーこれ、理論なんて知らなくても良いです(笑)、実験(実践)している内に自ずと問題点が分かってきますので。まずは実践です。「実践あるのみ」です!!・・あと、前回の記事でミーントーンでは「#音が低くb音が高くなる」話ししましたよね。これさえ分かってりゃokですよ、、、多分(爆))

 【工作の具体的内容】
 予備段階:
 上記Aの径の針金を選定し、まずは適当な長さに切って既存のフレットの近くに配置してみる(私の場合、最初はネック幅より長めになるように12本切って、ネックの後ろから輪ゴムで止めた)。
 この状態で弦を弾いてみて、どこかでビビるようであればCの針金を選定してナット近くに付ける(ビビりが出ないと確信できればCをこの時点で接着してかまわない。水で簡単に溶けるので、むしろ接着してしまった方が良いかも)。

 本段階:
 次に、Aの針金を短く切ってその両端にボンドを付け、ギターの指板を水平に保ち、チューナーで合わせながら根気良く位置合わせをする。このとき、各追加フレットが(既存フレットよりも)高い位置に来るか低い位置に来るかが分かれば、複数コース分を1本の針金で一度に行うことが可能なので、弦毎ではなくフレット毎に作業した方が効率的(※特にミーントーンの場合は、フレット毎に作業した方が効率的です。)。
 なお、針金を切ると、その両端部が鋭い形状となって怪我をしやすいので、演奏中の左手保護のため、両端部を丸くなるよう磨いておくか、(現実的にはそれは「超面倒(泣)」なので、)両端部に多めに接着剤を付けておくなどの工夫をすると良いと思います。但し、あまりに「山盛り」に塗ると、弦と干渉してビビり易くなるので、その兼ね合いも大事です。また、調整作業中に接着剤が弦に着くと、弦が水分を吸って音程が狂うので、これも注意が必要です(私の場合、これを回避することが不可能だったので、乾いた後に再調整してます。)。
(なお、理想的にはやはり(田中氏や大西氏のように)「曲げて作る」のがスマートなのでしょうが、その場合には「既存のフレットを抜く」必要があります。ただ、手工ギター相手にそこまで出来る「勇気のある人(=勇者さん(笑))」はいないと思われます(汗))。

 その他:
 上記のように、チューナで合わせたらその音程が既存フレット上に来た場合(←これ、不均等音律ではしばしばそうなります(汗))には、Bの針金をそのフレット上にボンドで貼り付けます(③のボンドは金属+金属でも大丈夫でして、結構優秀です。)。
 ここでBの径(太さ)選択を間違えるとビリ付きが生じますが、適宜、 高い仮フレットの方をサンドペーパーで研磨すれば対処可能とも思われます(but面倒かつ既存フレットと指板を傷つけやすいので、出来るだけ「径選択」で対処すべきです。)。
 上記接着剤は1時間くらいで「それなり」に乾きますので、最初は5フレットくらいまでを工作して簡単な曲を沢山弾いてみると良いでしょう。
(最初は実感が沸かないかもしれませんが、そのうちに(←個人差あり(※このブログを読みに来るレベルの人であれば、「小一時間も弾けば」))、12等分平均律との『圧倒的な違い』を実感出来ます。そして、その良さを実感するやいなや、「ハイポジションも仮フレットを付けたい!」欲求に取り憑かれるのです。)

 注意事項:
 上記接着剤は「水性」なので、この接着剤により既存フレットに サビが生じやすいことを、有る程度覚悟する必要があります。その意味でも「最初は安いギターから始める」のが無難です。

 以下は、「効果の疑問視」を少しでも払拭するための、(実験で確かめるまでは一見「眉唾」のようにも思える)効果の報告です。

 【古典調律化により得られた効果(私の体験)】
 書こうと思えばいくらでも書けるのですが、敢えて短くまとめると、
古典調律フレットとすることにより、
 『たとえ安いギター(鳴らないギター)であっても、ビックリするほど美しく鳴るように「脱皮」し、
  いままで「つまらない」と思っていた音楽に対する考え方が根底から (それはもう衝撃的に)変わること』
 が、最も大きな効果(メリット)ではないか、と感じます。
※鳴らないギターが鳴るようになった一例:(何度も登場させてますが、pepe製の子供用580mmギター(ミーントーンフレット化)です。)
http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?lid=2783

-----------
 (※注1:「ヴェルクマイスター」は、かなり狭い(純正より6セントも狭い)5度を(4つ)作るので、この5度が耳障りに感じる場合があります。特にギターだと音程が狂いやすいのでその可能性が高く、ゆえにこの音律は(※ある意味)上級者向けとも考えられます。
 ちなみに(バッハの弟子であった)「キルンベルガー」の調律は、『純正長3度音程(周波数比4:5)は、どこか1箇所で良いので欲しい。』と考える人にお勧めです。但し、この音律では(C-Eが純正になりますが、)ギターで良く使うホ長調の和音の3度が汚いので、二長調或いはせいぜいイ長調までが限度ではないか、と思われます。
・・・ちなみに楽器についての私の当面の目標は、(※ショパンがコンサートで行ったように?)、『所有している全ての楽器を、相互に違う音律(ギターなので「フレッティング」)にすること』です。高いギターを何本も所有することよりも、こっちの方がずっと「贅沢」である、と心から実感しております。(←※これは投稿時の所感でして、平成23年現在は、「相互に違う音律化」よりもむしろ「ギターにとって最適な音律」化の研究に傾倒しております。ただ、「高いギターを云々・・」の所感は現在でも変わっておりません。)
-----------
 
  (※「社会人(アマチュア)ギタ-奏者」の増加&復活を願って止まない)koten君でしたm(_ _)m)
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昼休みを利用してツイッター風(?)につぶやいてみる。 [たわごと]


 ブログの今後の方針をどうするべか?

 もう「大体言い尽くした」のでは?
 ⇒何か残っているか?
 ⇒後は「演奏upを(ほどほどに)頑張る」っていうだけかも(汗)

(「知られざる曲集シリーズ」とかやってみたい気がする。(「社会的価値論」からすると、新規な企画を立てて執筆するのに価値(&やりがい)を見出せそうな気がする。なので、そのためには、「これは未だかつて誰もやったことが無いだろう」というのをピックアップする必要があるだろう。)この曲集を「片っ端から弾いてしまう」というのも良いかも・・)
 ただなぁ、最近、youmusicに投稿しても、リスナーの方が「評価」の投票欄に入れてくれなくなっちゃんたんだよなぁ(泣)
  例えばこれ
http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?cid=6&lid=6924

 まぁ、最初はインパクトあってもリスナーが直ぐ慣れちゃう(≒飽きちゃう)ってのは分かるね。
 ここはひとつ、得意のトゲのある言葉で(笑)「削除」宣言でもしてみようかしら。
     例文;投稿して○ヶ月経っても投票欄の「評価」が無い場合は、(存在価値なしとして)削除しますねぇ~・・・・・とかね。
 あ、でも、リスナーから「良いよ別にぃ~」とか返事来たらどうしよう(自爆汗)

   さらに過激に、投稿サイトを移転するとか(爆)・・ただ、youtubeって重い(クリックしてもナカナカ立ち上がらない)し、加工が面倒だし、もう少し様子見が必要かも・・

 心残り?なのはやっぱり、(少なくとも「クラシック音楽」関係者で)「ミーントーン」を知らない「上の人」は『モグリ』だと思う感情が、日増しに、ミーントーンを勉強すればするほど大きくなっていく、ということか。 『モグリ』論はさておいて(ていうか、この言葉って「死語」?汗)、少なくとも『大問題』ではないか。例えれば、「無免許医」や「無免許自動車運転手」に相当するのではないか。

 この現在のクラシック音楽界に対する「違和感」は、現状が続く限り「死ぬまでぬぐえない」のではないかと思う。なので、自分がこの世を去るまでには、この違和感が無くなって欲しいと思う。

 結局のところ、ある方がHPで述べているように、日本にミーントーンが「輸入」されなかったのがそもそもの問題なのだろう。前に記事に書いたように、フランスでは所謂「誤った形」で普及されたが、「輸入」されただけハッピーだった。それどころか、フランス独自の音楽文化が生まれ、大繁栄した(少なくともフランス革命(1789年)までは・・・フランス革命で所謂「上の人」の多くの楽器が破壊されたらしい・・・いつの時代でも暴力(戦争、クーデター、各種内乱、、、)により文化も破壊されるのが「世の常」ということだろう)。
・・そういえば、「ヴェルサイユ宮廷のクラヴサン楽派の最後の巨匠」であるJ.デュフリ(←フランスの作曲家)が1789年7月15日(つまりフランス革命勃発の翌日!!)に亡くなっているのは、革命と何か関係があるのか!??? 


 あと、問題なのは、日本の「上の人」が「敢えて輸入しなかった」ということがあり得るのか否かである。
 (ある方がHPで述べているが、)ミーントーンは「キリスト教」と非常に密接な関係にあるものだと思うし、日増しにそう感じるようになった。
 なので、仮説としては、この音律にハマルと「だんだんキリスト教徒的(ないし西洋人ぽく?)になっていく」的なところがあるのかもしれない。(正直、ミーントーン研究を始める前と後の私では、「相~~当に変わってしまった」ことを自覚している。)

 とすると、もしかして、、、、、伝統的に「仏教国」であり歴史的にキリスト教を弾圧してきた日本の為政者たちは、キリスト教弾圧ないし規制「政策」の一貫としてミーントーンの輸入も「禁止」した的なところがあるのか??? えええ、ホンマかいな??? 自分で書いていて信じられん(爆)

 仮に過去の日本の為政者たちがそこまで考えていたのならば、有る意味凄い(驚愕)・・・でも、キリスト教弾圧(規制)政策という側面からは「ありそうな話」という気もしてきた(汗)&少なくとも「荒唐無稽」ではない気がする。
 
 
 うわ、なんだこれ!??
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/2874980.html
豊臣秀吉の禁教令(天正15年⇒西暦だと1587年)
江戸幕府のキリシタン禁制(慶長17年⇒西暦だと1612年)、
って、正に「ミーントーンの最盛期」じゃん!!
 んがぁ・・そういうことだったの!?
 これじゃあ、西洋の楽器(ひいては音律)なんかも輸入される訳ないよね(納得)

 で、鎖国を解いた明治維新が明治元年⇒西暦1868年かぁ・・・うわ、これも平均律台頭(ミーントーン衰退)の時期と見事に一致している!!

 うーーむ、絶句(唖然)

何にせよ、情報流通のシステムがここまで発展&グローバル化してしまった現代社会では、過去にそのような政策があったとしても、それをそのまま現社会で維持するのは不可能だろう(ですよね?)。
 そして、ミーントーンを知らないで西洋の「調性」音楽をやるなんて、「片手落ち」どころの騒ぎではないと思うのだが・・・・・・・・
 何か間違っていること言っているかな私?


話は変わるが、家のピアノ改造したいなぁ(爆)。古い楽器の響きに出来るだけ近づけたい! フォルテピアノ買う経済的余裕なんてないし。

 mixのコミュとかインターネットサイトを検索すると、どうも最近ではモダンピアノでもAを415にする人が出て来ている。なので、まずは私もそうしようかなぁ。
   ⇒いっそ392とか?(笑)
   単弦化しても良いのでは?(特に低音弦とか)
  フレームが金属ってのがネックかも、、、これが雑音を発生させる大要因らしいし。
 今の技術なら、例えばセラミックフレームとかできないのか?


 お、そろそろ昼休みが終わりだ。それではまた!
 

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1/29補足:ツイッター風つぶやき、その2(汗) [たわごと]

§1
Ceciliaさんのコメントに触発される。

前回、Ceciliaさんの
>ミーントーンで歌ってみてアップする
のコメントに対して、
>・・・いやいやいやいや、私、「自分の声があまりにショボイ」がために「(代わりに)楽器に歌わせる」ことを選んだヒトですので(笑)・・・・というか、前に書いたように、そもそも「純正長3度の音程」が出せないですよ(泣)。

 ってレスしましたが、よく考えてみると、「(代わりに)ボーカロイドに歌わせる」って手もありそうですね。つまり、「上の人」へのリクエストやメッセージ曲を書いて初音ミクに歌ってもらうとかいう企画、面白そうな気がしてきた!(笑)

 歌詞例文:「モグリの歌」(爆)
   「・・・・の人は、、、『モグリ~♪』」
   「・・・・の人も、、、『モグリ~♪』」

    ああ、これ、凄く面白そう(爆)

早速「初音ミク」を購入・・・って、こんな風にちょくちょく衝動買いするから古楽器買うだけの資金が貯まらないんだよなぁ(自爆泣)

・・・・とりあえず体験版を試してみよ(汗)、、、皆さんもいかが?
下記のDTM MAGAZINE 2007年 11月号に体験版DVDが入っているみたいです。
※※↑★★★1/29補足!(サイト情報は消しましたm(_ _)m):すみません、このDVDに入っているミクの体験版って、2007年内でないと使用(試用)できないみたいです(泣)。先ほどインストールして試そうとしたのですが、「期限切れ」とのメッセージが出ました(くぅ~(号泣))。


§2
Enriqueさんへのレスをつぶやいてみる。

 Enriqueさん、遂に手を付け(手を染め?)られましたね(絶賛祝!!!)

 そうそう、Enriqueさんのブログで紹介されていた楽譜に挟む金属のブツ、結局「衝動買い」しました(汗)。その節は情報ありがとうございます。m(__)m
(こんな風な生活態度だからお金が・・・(泣))



§3
REIKOさんへの追レスをつぶやいてみる。

なるほど、IMSLPには、ベートーヴェンのソナタの楽譜が沢山あるみたいですね(←未だアクセスしていない(汗))・・・ベートーヴェンのソナタ、ウチの現在のアップライトピアノの調律は(純正)ミーントーンなので、ベトとは基本的に合わないんすよね(泣)・・「ソナチネ」のような最初期の作品くらいですかね、弾けるのは。
 十数年前に(河合楽器の)チェバンロを購入したときに河合楽器の人が「ベートーヴェンの初期の作品にはチェンバロで弾けるものもありますよ」と仰っていたことを、ふと思い出しました。これ、「(同前)・・ミーントーン調律で弾けるものもありますよ」と言っているのと同じなのでしょうかね・・・チェンバロ曲を勉強すればするほど、『チェンバロ = ミーントーン』の図式(等式)が脳内に鮮明に描かれていくように感じます。「チェンバロといえばミーントーン」というのは、インターネット上で色々な人から言われましたし。


>「セクシャル・ハラスメント」や「ドメスティック・バイオレンス」
。。。いやあビックリした。いきなりこの単語がでてきたので(汗)。REIKOさんらしい例えですね(爆)

ベートーヴェンのソナタ1番(ヘ短調)の「II」適合可能性については、私も、前に下記サイトでバッハ前奏曲を「II」で演奏upしたときに(チェンバロで)試してみて、ナカナカ良いと感じてました。
http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?lid=6046
というか、このバッハ前奏曲からして可成り良い線行っていると感じたので、「II」は「他の色々な曲にも絶対適用できるはず!」と、このとき確信したのですが、その後フレンチミーントーンに傾倒してしまったため放置状態ですね(汗)。
 このとき、ベートーベンの他の有名ソナタも「II」&チェンバロで試したのですが、今となってはもう良く覚えてないですね(汗)・・・「悲愴」の第1楽章(ハ短調)も結構良かったような記憶があるのですが、そのときは「ピアノじゃなくて所詮チェンバロだしなぁ・・」みたいな心のフィルター?がありましたので、半信半疑でした。

>やっぱ実際に、たくさんの曲を弾いてみないと何とも言えないのでは?
 最終的にはそうですね。小生、今はどうも「半冬眠状態」で楽器弾く気がナカナカ起きず(汗)、専らテレビを観ながら楽譜書き込みをしている状態ですので、冬眠から覚めたら頑張りますよ(笑)


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週刊(習慣?)音律マガジン第10号(創刊ならぬ早刊(別名:フライング出版(笑)号))-自主製作CD?の構想をつぶやいてみる。 [ボーカロイド(初音ミク等)の古典音律化]

【前置き】
 この記事、前回までの「つぶやきシリーズ」として投稿する予定だったのですが、今週末は公用&私用でちょっと忙しいので、無理矢理「音律マガジン」の記事に昇格(?)させてしまおうということで・・(汗)

【序論】
 前回記事で、
>「(代わりに)ボーカロイドに歌わせる」って手もありそうですね。つまり、「上の人」へのリクエストやメッセージ曲を書いて初音ミクに歌ってもらうとかいう企画、面白そうな気がしてきた!(笑)

 って書いたけど、
 これいっそ、もっと本格的に「自主製作CDを出そう!」的な野望を抱いたらどういうことになるか? をイメージ(妄想?)してみる。以下、CDアルバム曲の構想をつぶやいてみる。(このブログを最初から真面目に(笑)読んでいる人は分かるはず。要するに「当ブログ記事のレジュメ化」である。)

【本論】
----自主製作CDの野望!--------------------

 アルバムタイトル名:『組曲「ミーントーン大好き!」(別名:音程は自分で作ろう)』

第1曲:ミーントーン大好き!(ヒーローアニメorウルトラマン調)
 (内容:ミーントーンを讃える歌詞にする。調性音楽の「偉大なる母」。(予定音律:アロンの純正ミーントーン))

第2曲:理科年表改変(ソソ↑ソソミードーレー)
 (内容:つい最近まで理科年表に記述されていた「余りにも馬鹿げた内容」を罵り、その内容が改変されたことを祝福するとともに、記述改変の経緯や趣旨について「上の人」にコメントを求める歌(汗)。平均律って実は「ナチス音律」なのでは?などと問いかける歌詞にすると、社会的混乱が生じる(&配布禁止になる?)こと必至だろう(爆汗))

第3曲:真人間よ立ち上がれ!
 (内容:古典音律の重要性に気付いている人にエールを送る)

第4曲:平均律よク※食らえ!(爆)
 (内容:説明不要でしょう(笑)。「テロリスト」のキーワードは是非使いたい(爆))

第5曲:クラシックギターの歌
 (内容:(クラシック)ギターは「平均律志向」が強かったがために、オーケストラ楽器になれなかった&ギター曲はクラシック音楽の「本流」として扱われなかったのでは?を社会に問いかける。「ピッチの正確性を追求している真面目な弦メーカーが早く報われるような社会になると良いね」というメッセージも盛り込む(笑))

第6曲:リュート業界に捧げる歌
 (内容:「でも(フレット楽器は)結局は平均律が便利だよね~、外国の有名なリュート奏者も結局は平均律に落ち着いたみたいだし」などと公の場で発言している「職業リュート奏者」の姿勢に疑問を投げかける歌・・・キーワード:「オーケストラ楽器/「本流」の地位を放棄するの?」「ギターの二の舞になりたいの?」)

第7曲:モグリの歌
 (内容:ミーントーンを知らないで「調性音楽」を偉っっそーに語っている「上の人」を揶揄する歌。現代のクラシック音楽界の異様性、「調性音楽」関係者の「上の人」が公の場で平均律を擁護している「不気味さ」にも言及し、「理科年表も改変されたことだし、もう擁護しなくても良いじゃん!」と総括する。)

第8曲:鎖国だったのね~(泣)(予定音律:フレンチミーントーン)
 (内容:前半⇒日本における鎖国やキリスト教弾圧の歴史を簡単に説明し、ミーントーンが日本に輸入されなかったことを嘆く(ハ短調)。後半⇒フレンチミーントーンお得意の同主調転調の後に「もはやそんな時代じゃないよね~」と最後に明るく締めることができればgood job!(笑))

第9曲:ピアノって・・
 (内容:「モダン」ピアノ業界の現状を嘆く。オリジナル楽器(クラヴィコードやフォルテピアノ)をもっと安く作って欲しい旨を、強く強く、それはもう強~く(笑)上の人にリクエストする。ついでに電子チェンバロの高音を「G」まで作って欲しいこともR社にリクエストする(爆))

第10曲(終曲):21世紀の歌~音程は自分で作ろう~(予定音律:アロンの純正ミーントーン)
 (内容:明るく楽しく生きましょう。(不況だからこそ?)健康で文化的な生活を送りましょう。問題点に目を背けず改善しましょう。人間の無限の潜在能力を開発(顕在化)しましょう。・・・最後にトゲのある言葉で「平均律ベースの社会でそれが出来るの?」を(皮肉たっぷりの歌詞で)問いかけて(爆)、「音程は自分で作ろう」で締める。)

ボーナストラック(笑)
  その1:相対音感の歌(別名:「早退」音感(爆))
その2:ロック・クラシック!(別名:後世に名を残した作曲家はみんな「型破り」だった。)
   ・
   ・
そのn:こんな日本に誰がした!?(別名:連帯責任の歌(汗))

---------------------
                                                fin

平成23年2月6日補足:次回の週刊(習慣?)音律マガジン第11号は、『キルンベルガー音律「研究論序説」』として、「キルンベルガー音律」のカテゴリに加えました。
下記サイトです。
http://meantone.blog.so-net.ne.jp/2011-02-06

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コメントレス [質疑応答]

先ほど公用を終えて帰宅しました(自分祝)。

【§1】
ではCeciliaさん宛てレスの続きから行きますw

ええと、どこまで喋りましたっけ?(汗)、、あ、そうそう、「上の人」&「下の人(←小生)」論ですね。 付言しますと、小生は「キリスト教の洗礼を受けた者」でもなく、どちらかというと仏教より?ですね、家系のお墓も寺にありますし。ですので、「上の人」には「キリスト教の洗礼を受けた方」も含まれるのではないか、とも感じてます。あと、先ほどogawa_j さんへのレスでも書きましたが、「外国のサイトを検索しその内容を読破できる(ogawa_j さんのような)優れた方」も「(私より)上の人」だなと感じました(笑)。ある意味「私が持っていない能力を持っている人」は全て「上の人」ってことにもなっちゃいますかね(←大風呂敷広げすぎ?(汗))

補足(汗):ただ、記事での具体的な説明において、「上の人に問いかける」とか「上の人にリクエストしてみる」等の場合、上述した全ての人(プロの演奏家、楽器制作者、、、、国の為政者)を対象としていることは殆ど無く、「上述した内のいずれかの(業種、業界の)人」に問いかけ・リクエスト等しているのであって、「その具体的な人が誰(どういう業種、業界の人)か?」については、皆様の想像力(妄想力?)に委ねられます & ブログの記事を幾つか読めば自ずと分かりますよね~(笑)ということです。


>YouTubeで「純正律」を検索したらkotenさんの演奏が出てきました。あちこちに出没していらっしゃいますね。(笑)
・・・そうなんですよ、以前にYAMAHAのmysound(旧プレイヤーズ王国)のサイトの個人投稿が廃止されたショックもあり、データのバックアップも兼ねて?色々と手を打っておく必要があるな、と感じております。本当、今の世の中、「一寸先は闇」的な側面ありますからね(汗)

>結構いろいろな演奏を聴かせていただいています。
感謝です m(_ _)m & 「粗製乱造」気味ですみません(自爆)。

>ミクは設定さえすれば歌えるはずなので苦労しませんよね?・・・やはり身をもってその苦労を味わうというのも楽しみのうち
 そうですね、無ないし基音だけからチューナーの助けなしで純正音程(特に純正3度音程)を作れるようなるには、相っっっっっっっっ当に苦労するでしょうね、、小生、Vn持ってますが現在は完全に「挫け中」ですもの(自爆)

>普通はA=442Hzの平均律で音を記憶して声帯もそれに慣れていますから。
・・・ううむ、現在はそれが普通なのですか。ピッチはともかくとして、平均律が一般的でなかった時代は、実際どうしていたのでしょうかね(?)・・・ピタゴラスとミーントーンという両極端の音律を体に記憶させていたとか、そんなことをやっていたのでしょうかね・・でも歌の人は「純正律」も使っているはずですよね、、だとすると最低3種類は記憶していた?・・ううむ。

【§2】REIKOさんへのレス

>>ボーカロイドに歌わせる
>ミクじゃないんですけど、それと似たようなUTAUと言うソフトで、以前こんなことやったんですけど・・・↓↓↓
http://handel.at.webry.info/200909/article_6.html
 記事拝見&拝聴しました。いいですねヒメカちゃんのイラスト(←って、ツッコミどころそこじゃないだろ自分!(自爆))
 冗談はさておき上記記事&goodjobに感銘を受けたので私も早速UTAUをダウンロードしてみたのですが・・・使い方が良く分からんですたい! (p_q*)シクシク(号泣)

>ってか、ミクって音律変更できるの????
 これにつき、mixiでマイミクのYさんから情報いただきました(感謝!)
http://www39.atwiki.jp/vocaloid/pages/29.html#id_8609a404
 上記サイトの説明で「ピッチベンド機能を使えば12平均律以外もできる」旨が書いてありますね・・・それでも単独では難しいのでMIDIシーケンサーを利用して設定すべしってことですよね。あぁ難しそう(汗)。
 そういえばREIKOさんは既にMIDIシーケンサーを使いこなしておられるんですよね、、、とすると「ミクで古典音律」も直ぐにマスターできるのでは? というか、もしかするとMIDIシーケンサー使って「UTAUで古典音律」もできるのでは???(あー羨ましいぞぉ(笑))

>「行け行け♪ミーントーン」とかいう応援ソングが、平均律だったらシャレにならないし。(^ ^;ゞ
 そうなんですよ、だから古典音律で歌わせることが「絶対条件」なんですよね(汗)、、、ミクだけでなくMIDIシーケンサーも使いこなす必要あるので大変ですねこれは・・・そういえばMIDIシーケンサーってもともとPC(windows)に入っているん(←故に無料なん)でしたよね? これ、REIKOさんとどこかで質疑応答した筈なんですが、どこでだったか既に覚えていない体たらく(汗)。

>ベートーヴェンのソナタ1番(ヘ短調)の「II」適合可能性
 REIKOさんのコメント読んで、ベートーヴェンのピアノソナタって、第1番から既に「型破り」(←破天荒?)だったんだなぁと、しみじみ感じました。最初から「ヘ短調」ってのも凄いですが、(モーツァルトなどでは)3楽章形式が普通だったソナタをいきなり4楽章形式で書いているのも凄いなぁと思ったり。この「全4楽章形式」って、もしかして「交響曲」を意識した(例:交響曲と同等の地位を与えようとした)とかあるのかしら(?)・・第3楽章がメヌエットだし、第2番と第3番も4楽章形式かつ第3楽章が「スケルツィオ」ですよね。
 第4番もやはり4楽章形式で、第3楽章はアレグロですが、この後半が♭6つの凄まじい調(変ホ短調)になってますし。これも「Ⅱ」が使えるのかとか試してみたいところですよね(これにⅡが使えるのであればバッハの変ホ短調曲だって・・と妄想が広がる(笑))。
 第5番(作品10-1、c-moll)でやっと通常の?3楽章形式になるみたいですね・・あれ、でも第7番も再び4楽章形式!? ううむ。(余談ですが、ハイドンのピアノソナタの最初の作品は、2楽章形式で、しかも余り「ソナタ」っぽくないですよね。)

>これは、キルンベルガー本人が想定してなかった使い方かもしれませんが
・・・「純正作曲の技法」(東川氏による訳本、春秋社)でキルンベルガーは、提案音律(所謂「第Ⅱ」音律、訳本の第18頁)が「24の調全てに使える」とは直接明記していない感がありますが(←さらに精読が必要かも(汗)・・・とにかく「厚い」んですわ、この書籍(泣))、その前の箇所(訳本第13頁)で「・・そのような試みがきっかけとなって、ついには、今日の24の音階が導入されることになった・・」と説明されているので、間接的には「第Ⅱ音律であれば全ての調で使える」旨が述べられているようにも読めますね。なので、もしかしたら、想定していた使い方である可能性もあり得るかな、とも感じました。(ただ、「純正作曲の技法」中の説明では、♭や♯の記号が沢山ある楽譜などは見あたらないですけどね。)

>★★★これは「IIの曲」ですよ★★★
 ううん、やはり次のアップライトピアノの調律はⅡにしようかな(笑)。

>キルンベルガー・パワー!が炸裂する第四楽章だけでも、ちゃんと打ち込みの演奏を仕上げてYouTubeにアップしようと思っていますので、お楽しみに♪
・・・これは楽しみにしております。

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オールミーントーンコンサート実現なるか? &オイラー記事修正情報 [純正ミーントーン(ノーマル中全音律)]

私用(子供サービス?)が一息ついて一段落したところです。

【その1】:「オールミーントーンコンサート」(?)のご紹介

mixiマイミクのえみさん(チェンバロ奏者の中村恵美さん)が、来る2月16日(水)に、「ウィリアム・バードの庭園」と題したオール イギリスバロックのプログラムでのチェンバロ(スピネット)リサイタルを行います。
(会場:横浜の「大倉山記念館」、19時開演、チケット1,500円(安い!))

 中村恵美さんのブログ(1月23日付け記事に今回のコンサートの予定詳細が説明されております。)
http://blog.emi-cembalo.com/
「大倉山記念館」へのアクセスのサイト
http://o-kurayama.jp/resume/index.html

 で、コンサート情報につきmixiの日記でも案内されていたので、私が
>オール イギリスバロックってことは、それ即ち「オール ミーントーン」ってことですかね(?)・・・であるならば、何か凄く行きたいなぁとも思ったりします。
 とコメント(というかリクエスト(汗))したところ、えみさんから、
>オールミーントーンでも可能ですね。その方向でやってみます。
 とのレスをいただき(祝&歓喜!)、「こりゃあ、聴きに行かな&MYブログで紹介せな罰当たるな」と思いましたので(汗)、ここで紹介させていただきます。

という訳ですので、ミーントーン好きの方、是非行きましょう!

【その2】:オイラー記事修正情報
オイラーの純正律につき、最近Enriqueさんが記事を書かれており、どうも以前に書いた私の記事内容に誤りがあるように感じましたので(反省)、先ほど補足修正しました。詳しくは下記サイトの記事の修正部分、及び下記サイト中でリンクしたEnriqueさんのブログ記事及びそのコメント欄を参照していただければ幸いです。宜しくお願いいたします。m(_ _)m
http://meantone.blog.so-net.ne.jp/2010-11-03



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★★(平成23年1月31日)ブログ紹介文を変更しました!★★ [たわごと]

 当ブログもアクセス数がコンスタントに毎日100名を越えるようになり(ページ総閲覧数はその2倍以上(祝!))、何よりコメントしていただける「真人間」の方が増えて来たということもあり、更なるブログ発展を祈願?して、ブログ紹介文を変更することにいたしました。

変更前:
>西洋音楽で長い間標準音律であったが現代では使えない音律として隅に追いやられているミーントーン(中全音律)を中心に、古典調律全般について「明るく楽しく」語る異色のブログなのです!

変更後:
西洋で長い間標準音律であったにもかかわらず現代では隅に追いやられているミーントーン(中全音律)を中心に、古典調律全般について「明るく楽しく語り合う」まさに空前絶後のブログなのです!

変更箇所:
 ①最大の変更点
 「明るく楽しく」語る
⇒「明るく楽しく語り合う」
(変更の趣旨:当ブログが「コメント歓迎」であること、「オープン」な性格のものであること、「コメント欄(別名:ミューズ達の地下室(笑))」にも非っっ常に重要な内容&役立つ情報が満載ですよ~ということ、などをアピールする。(mixiでマイミクの方から『このブログのコメント欄(=表の世界、世界発信の場)でコメントするのは巨大な勇気が要る』旨の感想をいただいたこともあり(※注1))今後、この場でコメントしていただける「真人間」の方の一層の増加を願う趣旨でもあります。(※注2))

 ②重要な変更箇所その1
 異色のブログ
⇒まさに空前絶後のブログ
(変更の趣旨:「異色」だとどうも「色モノ」的な雰囲気がつきまとうので(汗)。これだけレベルの高い方々が真摯にコメント(さらには「調査&レポート」まで)してくださっている姿を見るに、もう少しイメージの良い言葉にしたかった。「まさに空前絶後」、、なかなかイケていると思いませんか?・・実際無かったでしょこんなブログ(笑))

 ③重要な変更箇所その2
 現代では使えない音律として隅に・・
⇒現代では隅に・・
(変更の趣旨:「使えない音律」だとどうも「使っちゃいけない音律」的なイメージがつきまとうので(汗)。ちなみにブログ立ち上げ当初は「使い物にならない音律として・・」と表現する予定だったのですが、後述の字数制限のため「使えない音律として・・」に圧縮したという経緯があります。)

 ④細部変更その1
標準音律であったが・・
⇒標準音律であったにもかかわらず・・
(変更の趣旨:③の修正で字数に余裕が出来たので(笑)、より「恨みがましい」雰囲気を醸し出すべく(爆)、確信犯的(笑)修正に至る。)

 ⑤細部変更その2
 西洋音楽で
⇒西洋で
(趣旨:単なる「字数制限」のため(汗)。現環境ではブログ自己紹介は「90字以内」に制限されております(泣))

----註釈のコーナー------------

(※注1):こういう方の気持ち、凄く良く分かります。何を隠そう小生も、このブログを立ち上げるのに「ものっっっっっっっっっっっっっっっっっっ凄い勇気」が要りましたし(爆)。mixiの某コミュの議論でボコボコにけなされたり(汗)、身近に理解していただける方を見つけたりと、色々な経験を経て&環境が整ってようやく立ち上げることが出来た次第です。
 余談:ネット社会到来以前の可成り昔に「古楽の音律(東川清一編、春秋社)」をYAMAHA(渋谷店だったか銀座店だったか)で見つけたときに、『えぇっっっ!? こんな本売って良いのか?(驚愕)・・・これって「禁書」では???』って真面目に思いましたもの(汗)。一昔前の日本ってそういう雰囲気ありましたよね(ですよね皆様?・・・反対意見なければ「その通りだ、承認、異議無し!」ってことで(爆))。
参考記事:
http://meantone.blog.so-net.ne.jp/2010-06-22
 こういうのって、「日本の音楽史」の一面(過去に存在した厳然たる事実)として記録に残しておく必要があると思うのです。問題点から目を背けてばかり(さらには「泣き寝入り」)では、「幸せの青い鳥(※注3)」を手にすることが出来なくなりますからね・・・。

(※注2):皆様からのコメントのレベル内容が非常~に高いこと(これぞ正に「ミューズ達の会話」(笑))に感銘を受け、どうも「このブログは自分だけのものでは無くなりつつあるな(汗)」とも感じる今日この頃です。

(※注3):「幸せの青い鳥」は貴方の直ぐ近くにいます。チューニングハンマーで音程を「ちょっとだけ」変えたり、フレット位置を「ほんの僅かだけ」変えれば良いのです(爆)

           という訳ですので皆様、今後とも宜しくお願い申し上げます。m(__)m

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