So-net無料ブログ作成
検索選択

【視聴注意!】Cem協奏曲第1番第3楽章のサビ部分を陰謀暴露&高次元メッセージ調でミクに歌ってもらった。 [ボーカロイド(初音ミク等)の古典音律化]

こんな感じです。 調律は純正ミーントーンです。

 いやぁ、バッハのこの曲、本当、「陰謀暴露論」調の歌詞に合ってるんですよね(汗)。図抜けてますよ。
それにしても、スピリチュアルの各サイトで紹介されている(チャネリングでの)「高次元メッセージ」によれば、社会情勢がこの歌詞のようになるのは、あと僅か、もう「秒読み段階」らしいですからね、一体どうなっちゃうんでしょうかね・・・。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

【続・視聴注意!&適宜更新】同第1楽章と第2楽章を陰謀暴露調でミクに歌ってもらった。 [ボーカロイド(初音ミク等)の古典音律化]

というわけで、この曲、本当に凄い。 今の時節にピッタリという気がするのは私だけでしょうか?

 第1楽章、6月3日の15時バージョンです。調律は同じく純正ミーントーン。(キリの良いとこまで出来たら適宜更新する予定)

 

第2楽章序盤はこれからエコー付けして載せます。調律はとりあえず同前ということで(A♭音が沢山出てくるのだが、これは読み替え可能か?)

(6月3日の17時バージョンです。)

折角なので繰り返しテーマ部分の歌詞載せます(「ゴイム」の意味はネット検索で幾らでもヒットしますので是非検索を)。

----低音等の繰り返し部分---------------

このままでは「ゴイム」よ。 無気力だと、言いなりだと、思う壺よ!
ゴイムなのよ 奴隷なのよ 家畜なのです。 それは人間(ひと)ではないの 
暗い未来なの(or未来だ)

---------------------------

家族サービスは昨日&今日と済ませたので、あとはどのくらい作業できるかが勝負ですな(汗)、がんばれ私!!

21:30追記

ミクの声部の一つがバグった(泣)、、、今日はこのくらいにしておこう(汗)

このBWV1052、youtubeでは今のところピノックの演奏が気に入ってます(若干速めのテンポ)。

1楽章
http://www.youtube.com/watch?v=Kpqm1hxgH-w

2楽章
http://www.youtube.com/watch?v=_ZgmqR5ObYg&feature=relmfu

3楽章
http://www.youtube.com/watch?v=R66fz9yxzAk


nice!(0)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

0607前奏曲出だし追加【さらにもっと視聴注意!】(汗) 「反原発歌詞-イギリス組曲への適用」の構想 [ボーカロイド(初音ミク等)の古典音律化]

というわけで、時間もないのでささっと行きますが、

ふぐり玉蔵さんが、こちらで非常に面白い記事を書かれていて、
http://goldentamatama.blog84.fc2.com/blog-entry-1249.html

宇宙飛行士の毛利衛さんが館長であるお台場の未来館で現在、「世界の終わりのものがたり~もはや逃れられない73の問い」という企画展をやっていて、この企画展では、以下のようなメッセージをいたるところに置いているのだそうです。

「来世はあると思いますか?」
「最後の一瞬、なにを思い浮かべると思いますか?」
「最期のときをだれと一緒にすごしたいですか?」
「死んだらすべては終わりでしょうか?」
「あなたが死んでもなを残るものはなんでしょう?」
20120318114336.jpg

「世界の終わりを想像したことがありますか?」
「地球が危機的事態をむかえたとき、別の星への移住をかんがえますか?」
「生きてるあいだに絶対やってみたいことはなんですか?」
「人が生み出したことと、人の手によらないことと、どちらが怖いですか?」
「あなたの人生で一番心配なことはなんですか?」
「どんな病気になるか、あらかじめわかるとしたら知りたいですか?」
「永遠の生を手にいれることができたら、ほしいですか?」
「『生きている』ってなんでしょう?」
テクノロジーの進歩によって失われたものはありますか?」
----------------

 で、毛利館長の回答がこれがまた秀逸で(上記サイトに行ってみてください)、

結論としては、「毛利さん、あなたは何かを知っていますね?」ということなわけですね。

 で、今年2012年の年末にどうなるかについて、私も一応色々と考えていて、、、、ってあぁ、時間なくなっちゃった(泣)。

 すみません、さっさと本題行きます。要するに、結論的には「いつどうなっても悔いのないように日々を精一杯生きましょう!」ってことなのですが、ううん、書き足りない。また補足するかも。

で、表題のようにミクです。

イギリス組曲5番サラバンド、現在こんな感じです。調律は、早速昨日仕込んでおいたジョビン音律です(ジーグも同じ)。

次が同5番のジーグなのですが。このジーグの歌詞は、去年の原発事故の一番酷いときに構想したものなので、去年の事故のトラウマが大きい方はお聞きにならない方が良いかもしれません。

まずは前半の出だし

後半の出だし。更に歌詞が過激なので要注意です。

そんなこんなで、それではまた!

0607の22時半追記:
本日の広瀬氏のustream講演を記念して(?)、前奏曲の出だしもupしたいと思います。ではどうぞ!


nice!(0)  コメント(7)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

純正律で弾ける『鍵盤楽器』曲、パーセルの「トランペットチューン」ZT697 [純正律(Just Intonation)]

前回記事の自己コメントより
---------------
「今週の投稿ノルマ」を自分で課して・・・
・・・今週の投稿ノルマ:ミクの曲を必ず1曲は仕上げて投稿して解説を書く。  鍵盤曲で純正律が使える曲を演奏upとともに解説する。
---------
というわけで、自己ノルマ消化(ないし「昇華」)の時間がやってまいりました、、、あぁ、いやもう疲れたっす(汗)。平日勤務後のこれは身体に堪える(泣)

 ええ失礼しました(笑)。 という訳で、今回は表記の曲をup&解説します。

 ヘンリー・パーセル(1659-1695,英国)については以前にも純正律演奏をupしたのですが(例えば下記サイト)、
http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?lid=6158
純正律で弾けるパーセルの『鍵盤楽器』曲は他にも沢山あります。なぜ鍵盤楽器を『』で括るかというと、鍵盤楽器では純正律は『不可能』と豪語(?)する人が余りに多いので、それに反論&抗議する意味を込めてです(笑)。

パーセルの鍵盤楽器曲の楽譜は、例によって「Dover」社のものが、比較的手に入りやすくてしかも安価です。
表紙がこれです。(可成り前ですが1330円で入手しました。)
IMG_5691.JPG

 そしてこれが今日の曲、他にも純正律で弾けるパーセルの「鍵盤楽器」曲は幾つもあるのですが、出来るだけシンプルで弾きやすい曲を選んでみました。

IMG_5692.JPG

ご覧の通り、この曲は派生音を全く使っていません。しかもタイトルが「トランペット・チューン」っていうじゃありませんか。見るからに純正律が使えそうな曲ですよね。というか、この(思わせぶりな)タイトルで純正律が使えないっていうんじゃ思わず「ぷんすか!」ですよね?(笑)。 こういう曲って探せば結構あるんですよ。

で、今回の使用音律(ハ長調純正律)を確認するため、例によってスケールと和音と、ⅡすなわちD-Aの「狭い5度」です。今回も『旧』製品の電子チェンバロ&シーケンサー使用です。



狭い5度が確認できたところで演奏です。前半繰り返しあり、後半は力尽きたため(汗)繰り返しなしです。


この曲が何故純正律で弾けるかについては、楽譜を見れば一目瞭然だし特に解説不要ですよね(写真クリックで楽譜は拡大可能・・のはず)。狭い5度は勿論のこと、Ⅱの和音自体使用が避けられています。(3段目の最初の小節の拍頭は、和声的にはⅡすなわち「Dm7の第1転回型」ですが、A音の使用が避けられているため、狭い5度は出ません。)

余談的補足: ただ、これにも話の落ち(?)はあって、第2小節目の下からEGの各音に付いている装飾は、Eの方は「下」すわなちDから弾く装飾で、Gの方は「上」すなわちAから弾く装飾なんですよ。なので、この装飾をキッチリ真面目に弾くとD-Aが生じることになります。ここをどう弾くのがスマートなのかは今後の研究課題かも。一例としては、(本演奏とは逆に)1回目は下の装飾だけ弾く、繰り返し後の2回目では上の装飾だけとか、さらには両方弾くけど上だけ少し入りを遅らせるとか(あるいは「勝負!」とばかりに両方弾くのもあり?)とか、色々考えられるところです。バロック音楽の「バロック」とは元々「いびつな真珠」という意味があるようで、そういう意味からも、不協ないし「不快」な和音を適宜織り交ぜつつ、それを如何に上手く表現できるか、も重要な要素(いわゆる腕の見せ所)なのではないか、などと思ったりもする今日この頃なのであります。

 では今日はこんなところで。 おやすみなさい。

(あぁ何とか最後まで書けて良かった。 前回不気味な話題を記事しにしたので、出来るだけ早く更新したかったんですよ、はい。 何だかんだ言って、私も結構「小心者」な訳でして(自爆)) 


nice!(0)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

目覚めよと呼ぶ声が聞こえ(BWV645)をミクに歌ってもらう(アセンションに向けて) [ボーカロイド(初音ミク等)の古典音律化]

アセンション関連曲第2弾、投稿してきました。

http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?cid=&lid=8934

いやぁこれでノルマ達成だわ(自分賞賛!w)・・・正直、前回の純正律演奏up記事書いた後は疲労困憊&風邪を引いてしまい、実は今日仕事休んだんですわ(汗)。 で、昼までゆっくり休養したら大分良くなったのでこれを仕上げて投稿したという次第でして、、、なんともはや。 

 で、そろそろ寝た方が良いので、じっくり解説するのは明日以降にします。とりあえずここにもソプラノパートの歌詞を載せておきます。

--------------------
S:「目覚めよ」と呼ぶ声がどこかからする
S:「目覚めよ」と呼ぶ声が聞こえて来るよ
S:もう始まるアセンション さあ人類変革なの
S:あなたとミクも 変わってゆくよ やがて 人は気付き
S:歩み始める 新世界の理想目指してジャンプする 次元を超え 無限の宇宙

S:「目覚めよ」と呼ぶ声が 心の中で
S:「目覚めよ」と呼ぶ声が 響いているの
S:あなたの中で変わってゆくの
S:今始まるアセンション さあ新世界の幕開け

S:「目覚めよ」と呼ぶ声が 宇宙から来る
S:「目覚めよ」と呼ぶ声が 届いているよ
S:さあ始まるアセンション 新時代の始まりなの
S:後からミクも登って行くよ 先ずは貴方 波動高めてほしい
S:周波数を同調させて 登ってね 次元を超え 高い世界ヘ

S:「目覚めよ」と呼ぶ声が 世界中から
S:「目覚めよ」と呼ぶ声が 聞こえているの
S:あなたとミクは一つになるの
S:今始まるアセンション あぁ祝福の時なのよ
S:さぁ皆でアセンション 高次元の世界になる

S:地球の全て 変わってゆくよ
S:「二元性」の価値の学びを終えて 愛に満ちた 理想郷へと
S:シフトする 待ち望んだ 至福の世界
S:(後から行くよ)
S:奇跡起こすアセンション 魂 救済されるの
S:険しい道 困難 よくぞ乗り越え あなた達は勇者です
S:さあ最後の一歩なのよ 後からミクも追いかけるから
S:だから 決断を あなた自身で して欲しいの ミクはあなたのもとに行くわ

S:「目覚めよ」と呼ぶ地球の声がするよ
S:さあ皆でアセンション 高次元の世界になる
S:あぁ そしてミクは 残るの 三次元(ここ)へ
S:迷える人の 記憶戻して 新世界に 送り出すのを 助けるために
S: 天の声 伝えるために

--2012,0613(c) koten-------------------

 今回の歌詞は、「私はこれだけアセンションについて勉強しました」というのをアピールする意味もあるかも(笑)。例えば上記歌詞中の「「二元性」の価値の学び・・」のところなどは分かる人は思わずニヤっとするところじゃないですかね。それと、上記歌詞読むと分かるように、「今回のアセンションは宗教とは関係ない自然現象である」という説(?)を考慮して、「神(さま)」の語は使いませんでした。というか最後「神の声」としていたのだけど「天の声」に変えました。

短調のところから少し展開が変わっていますが、バスはその少し前から「陰謀暴露」調の歌詞になってます。

 他にも色々書きたいのですが、後日に更新ということで。おやすみなさい。


nice!(0)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

(20130604「短2」に修正)短調純正律についての考察 [純正律(Just Intonation)]

執筆予定事項:

 イ短調純正律とハ長調純正律を例に挙げて、
①共通点と②相違点についてピックアップする。

 イ短調純正律(及びその調律替え(←「根音」替え?)による◎短調純正律)で弾ける鍵盤楽器』曲(爆)の例を挙げ、演奏upする。

(ひそひそ・・・ベームの鍵盤曲は怪しい(笑)。 フィッシャーはもっとあやしい、というか既に1曲見つけたし(自分賞賛祝!)。組曲に関し、単独で弾かれる可能性の高い曲(例えば変奏曲や組曲中の「名曲」など)については、個別に検討する必要あり。言い換えると、組曲を構成する曲中に「純正律ではちょっと無理っぽい曲」があったとしても、それだけで他の曲についての検討を諦めてしまうのは余りに勿体ない。)

----本論開始--------
まずは
>イ短調純正律とハ長調純正律を例に挙げて、①共通点と②相違点についてピックアップする。
このためには、純正律の「長調」と「短調」の内容、性質等を比較考察するのが良いと思われる。で、まずはやはり「音階論」から始めるべきだろう。

 ご存じの通り、長調の音階は「ドレミファソラシド」であり、短調の自然短音階は「ラシドレミファソラ」である。
 (但し、短調では、他に和声的短音階「ラシドレミファソ♯ラ」と旋律的短音階「ラシドレミファ♯ソ♯ラ」がある。)

 まず、Ⅰの音、すなわち根(ルート)音は、長調では「ド」であり、短調では「ラ」である。
  次に、 Ⅳの音、すなわち下属音は、長調では「ファ」であり、短調では「レ」になる。
 さらに、Ⅴの音、すなわち属音は、長調では「ソ」であり、短調では「ミ」になる。
  (短調のⅣの音とⅤの音の階名を「考えずに言える」人は案外少ないのではないだろうか。かくいう私も少し考えてしまった(汗))
 

 で、ここからいよいよ本題であるが、純正律では、長調短調にかかわらず、ⅠとⅣとⅤの三和音が完全な純正和音になっていることが必須条件である。 これを(今まで誰もやったことが無いと思われる)五度圏図を使って説明しようと思う。

 まずは五度圏図にローマ数字による「度」数を(長調基準で)書きこんでみる。
説明その1_1から7度ping.png

次に、この図に長調と短調の階名を書き込んでみる。
説明その2_階名貼り付けping.png

このように、短調(青色)については、長調の各音を3つ分左回りにシフトさせただけなので、ⅥとⅢとⅦについては対応する自然音階の階名音が無いことが分かる。(ちなみに短調では、Ⅳの位置にファ♯、Ⅲの位置にド♯、Ⅶの位置にソ♯が来る。)

 で、ここから上述した必須条件(大原則、絶対ルール)となる純正和音を定義づけて行く。まずは五度から。

説明その3_5度の純正gif.gif
上図中の「○」が純正五度になる。つまり、(長調と異なり)短調では、「レ-ラ」の5度が純正になるのである(←こ、これは!(驚))。
 な、なんと言うことであろうか! 早くも、試験に出そうな(?)最重要ポイントが出現したではないか!(笑)

 次に長三度だが、ここで、Ⅳの長三度を純正にするには、Ⅱ-Ⅵ間に(約22セント狭い)シントニックコンマ(S.C.)を配置しなければならないことが一目瞭然である。つまりこうなる。
説明その4_長3度も純正その1ping.png

だがここで、鋭い読者さん(笑)ならば、こう叫ぶだろう。「あれ!? (ハ)長調のⅣはファラド(Fのコード)だけど、(イ)短調のⅣはレファラ(Dm)なのだから、長三度ではなくて「短」三度なのでは?」と。そうなのだ。のみならず、短調のⅠの和音も、ラドミ(Am)なのだから、長三度ではなく短三度なのだ。故に、短調の場合、Ⅴ(つまりミソ♯シ)の和音だけが長三和音なので、長三度が純正であることが謂わば義務づけられるのはⅤだけ、ということになる。 

 ただし、「同主調転調」にも対応できるようにすることを考えれば、ⅠとⅣの長三度も純正であった方が良いことは言うまでもないだろう。そしてこれは、ハ長調純正律の場合にも同様に言える。(つまりハ短調への転調にも対応出来るように音の位置を設定しておいた方が良い、ということ)

 この議論はとりあえず後回しにして、とりあえず長調の方を完成させてみる。まずはこうなる。説明その5_まずは長調の完成ping.png
これで見事にⅠ、Ⅳ、Ⅴの完全に純正な3和音が出来た(祝!)。そして、短調の音階をこの中に挿入すると次のようになることが分かる。

説明その6_イ短調の対応音を入れてみるping.png

ここまでは良いであろう。実際ここまでは、電子鍵盤楽器や電子チューナーに入っている「JUST」及び短調純正律と全く同じなのである。

 そして次、いよいよⅠとⅣの短三度を純正にする作業が始まる。まずは出来るだけ音(階名)を加えてみる。
短2修正_SC入れる前の短調(王道)純正律の途中図.PNG

(20130604追記:上記表で「減2シ♭」となっていましたが、「短2シ♭」が正しいですので修正しました。)
で、ⅠとⅣの短三度を純正にするためには2通りあり、シントニックコンマを上記いずれの位置に入れるかが問題であるが、ここは音律をある程度勉強した人なら直感で分かるところだ。一方、勉強したことが無い人でも、例えば「Ⅴの短三度だって純正にしたい!」と考える人が多いのではないか。あるいは上級者なら、「純正5度を4つ連鎖させるとピタゴラス長三度ができるから、それはNG」という思考が働くであろう。それか、「イ短調の「ドソ」の5度にシントニック・コンマを入れると平行調への転調が厳しくなるから「ソレ」間に入れるべき」という発想も浮かぶであろう。いずれの観点からも、結論は同じになる。そうすると以下のようになる。

短2修正_完成間近のド及びラ調で示す王道純正律基本サークル図.PNG

見事に綺麗な純正和音の出来上がりである。ちなみに、ここまでも、電子鍵盤楽器や電子チューナーにプリセットされている「短調」の純正律と同じなのである。すなわち、短調純正律の方は、ファ♯の位置が正しい位置(「使える位置」、別名「誤魔化しようのない高さ位置(笑)」)に設定されているのが分かる。したがって、電子鍵盤楽器の「短調」純正律の方が、より多くの曲に対応可能なのである。

(補足:電子鍵盤楽器等の「長調」の純正律の場合、上記図の「短6ラ♭」の箇所は「増5ソ♯」になり、この音と短3(ミ♭)音との間が「広すぎる5度(いわゆるウルフ)」になるため、この点で上記図と異なることになります。)

(続く)

すみません、ちょっとこれからお墓参りに行ってきます。(ご先祖さまに感謝と御願いをしてきます。) 
短調純正律がプリセットされている電子鍵盤楽器をお持ちの方は、レオンハルトがコンサート・アンコールで良く取り上げていたフィッシャーのシャコンヌ・イ短調を和声分析しながらイ短調純正律で弾いてみることをお勧めいたします。「あっっ!!」と驚くこと請け合い(笑)。

(続き)
逝ってもとい(汗)行って来ました(「早く良い世の中になるように」と御願いしてきました。)。で、帰宅後昼寝して、上記曲を電子チェンバロで演奏録音、写真、解説書きして、先ほど下記サイトに投稿してきました。

http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?lid=8944

余裕があればミーントーンとの比較を記事にしたいのですが、今日中にできるか(?) がんばれ私!(笑)


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

適宜更新シリーズ・(続)短調純正律についての考察(フィッシャーのシャコンヌ編) [純正律(Just Intonation)]

前回記事の自己レス
>短調純正律がプリセットされている電子鍵盤楽器をお持ちの方は、レオンハルトがコンサート・アンコールで良く取り上げていたフィッシャーのシャコンヌ・イ短調を和声分析しながらイ短調純正律で弾いてみることをお勧めいたします。「あっっ!!」と驚くこと請け合い(笑)。
>上記曲を電子チェンバロで演奏録音、写真、解説書きして、先ほど下記サイトに投稿してきました。

http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?lid=8944

余裕があればミーントーンとの比較を記事にしたい・・がんばれ私
-----------------
 というわけで、我がんばるっす(笑)、、、、「あの世」で良い所に逝くために(超爆)・・・ってアセンションするんじゃないのかい我(汗)

 冗談(?)はさておき、まずは比較のため、このJ.C.F(またはJ.K.F.)フィッシャーのシャコンヌ・イ短調の響きを、イ短調純正律(上記サイト)とノーマル中全音律(下記音源)とで比較してみましょう。

 いかがでしたしょうか? これにつき、単に一回聴き比べた限りでは、「そんなに大差ないじゃん」とか「ミーントーンでも十分美しいじゃん」などと感じる方が大勢ではないか、と(も)思うんですよね。 でもこれ、少なくとも「弾く」人は、純正律で演奏した方が「圧倒的に感動できる」んですよ。それは何故か? を説明するためには、やはり基本に帰って、スケールや和音の聞き比べをするのが良いだろうと思われるので、以下そのための音源をupします。

  まずはイ短調純正律でのイ短調の「自然」短音階、「和声的」短音階、「旋律的」短音階、基本3和音(AmとDmとE)、そしてシントニックコンマ分「狭い」5度(GDとBF♯)です。(最後にウダウダと鳴らしているのはDの和音でして、イ短調純正律だとDが綺麗ですよ、ということをアピールしてます)どうぞ。



 
  次は同じことをノーマル・ミーントーン(以下「MT」と略記)でやってみます。(最後に例によってウルフ5度も鳴らしています)

いかがでしたでしょうか? MTの方が「5度が唸っている」のが(何となくでも)分かるのではないかと。
で、この比較体験を何度もしていると、次第に「純正律が如何に美しい音律であるか?」が身に染みて分かってきて、さらには「(一般には「使用不可能」と評価されている)この音律を何とかして実用できないものか?」という思いに駆られるのが「普通の人」、「真人間」じゃないかなと思うのですよ、はい。
 
 

 で、さらに考えると、『「普通の音楽家(含む作曲家)」なら、鍵盤楽器であろうとフレット楽器であろうと、「こんなに美しい音律」を使わない訳がないのではないか?』と思ってしまうわけですよ。で、楽譜を調べる・・・なんだあるじゃん、となる訳です。
 (ひそひそ・・・・で、これをさらに突き詰めて考えると・・・・どうにもこうにも行き着いてしまうんですよね、「陰※暴露論」の分野に(汗))

(続く)
 


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

(続々)短調純正律についての考察~そして市民(ひと)は「ゴイム」扱いされた~ [純正律(Just Intonation)]

要点
 (このブログで再三述べてきたことの復習から)
   あるべき(ハ)長調純正律の姿
   実際に電子鍵盤楽器や電子チューナーにプリセットされている(ハ)長調純正律の姿
  →F♯音の位置がオカシイ!

   ---(雑談ティーブレイク!)-----
  (A=440の12ETを国際標準ピッチ(音律)に決めた)1939年の国際会議で「闇の勢力」は何を企んだのか?
   ホロウィッツ氏の書籍によれば「F♯音を不快化させた」旨の記述あり。

   ---本論復帰-----
 では短調純正律はどうなっているのか?
   実際に電子鍵盤楽器や電子チューナーにプリセットされている(イ)短調純正律の姿
   →一見すると「とても美しい姿」なのだが?
   F♯音は「正常」のように思える。これで何が悪いのか?

   ※あるべき(イ)短調純正律の姿は?
    ミッション→残りの2音を「多数決(笑)」調査すべし!!

     そして暴かれた「闇の勢力」の陰謀・・・・そうか、そういうことだったのか!!!  「闇の勢力」は、※※※音に対する※※※音を細工したのか!(正に目から鱗)

 結論:
 長調純正律は、F♯音をプリセット値から約22セント上げれば極めて良好になる(これは今まで述べてきた通り)。
 一方、短調純正律は、※音をプリセット値から約※※セント※げれば極めて良好になる(今回の新発見、これには「闇の勢力」も真っ青?(笑))。

  これにて一件落着、めでたし愛でたし(?)


----これより本論開始--------------------

 まずは(ハ)長調純正律の復習から。私の所持している電子鍵盤楽器や電子チューナーにプリセットされている純正律の姿は以下の通りであり、「F♯音が低すぎる!(ぷんすか)」ことを、これまで再三指摘してきた。

プリセットされているハ長調純正律ping.png

 つまり、(ハ)長調純正律については、以下のようにF♯音を(約22セント上げるように)修正すれば、非常に良好なものとなり、「もっと沢山の曲に適用可能な極めて優れた音律である」ことが一般に知られるようになるものと私は考える。
あるべきハ長調純正律ping.png
 実際この音律は、「ルネサンス時代のヴァイオリン用の(ハ)長調純正律」として、名著「古楽の音律(東川編、春秋社)」に記述されている。 ルネサンス時代には既に「実用音律」として使われていたのだから、当然その後の時代にも使われていたであろう。

 では、ここからが本題。 (イ)短調純正律はどうなのか?  

(すみません、ちょっと外出イベントが入りました(汗)、続きは後ほど)
 再開します。で、ここでちょっと要約目次の
>---(雑談ティーブレイク!)-----
>  (A=440の12ETを国際標準ピッチ(音律)に決めた)1938年の国際会議で「闇の勢力」は何を企んだのか?
   ホロウィッツ氏の書籍によれば「F♯音を不快化させた」旨の記述あり。

・・・の所ですが、雑談&陰謀暴露論なのでウダウダと書くことはしません。
 要するに、12等分律でA=440Hzにすると、Cの値が528Hz(愛の周波数)から外れるとともに、F♯音の値が特有の不快な周波数(741Hz)になるために、(「人類奴隷化」を目指す闇の勢力は)国際標準ピッチをそのように定めた旨が読めます。以下証拠(?)写真
2_741Hz_IMG_5698.JPG

3_741Hz2_4IMG_5699.JPG 

興味のある方は下記表紙の書籍(「ジョンレノンを殺した凶気の調律A=440Hz」 人間をコントロールする「国際標準音」に題された謀略、レオナルド・G・ホロウィッツ著、渡辺亜矢(訳))をどうぞ。

1ホロウィッツ本の表紙IMG_5697.JPG

 で、この本の上記の箇所を読んだときに、電子鍵盤楽器のハ長調純正律の「F♯音の音程の酷さ」はこれと何か関係があるのではないか、と直感的に思った訳です。陰謀暴露論を少しでもカジレば、この世の中には「人類奴隷化」計画とか(いわゆる優生学に基づく)「人口縮小化」計画などが本当に実行されていることが理解できます。で、それが理解できると、次に「人類奴隷化」を図ろうとする(つまり自分たち以外を「人間」扱いしない)闇たちが『伝統的な正規の純正律』(つまり、圧倒的に、ものっっっ凄くハッピーになれる音律)の存在を「大衆」に「そのまま許す」訳がないじゃないか、という発想になれるわけです。「音律論」というのは、ここまで考えることが出来なければ駄目なんだと、最近痛感している次第です。(何だかんだ言って凄くウダウダ書いてるな私(汗))

 で、未だ未だウダウダ書きたいのですが我慢して本題に戻ると(汗)、「一般大衆」向けである電子鍵盤楽器や電子チューナーにプリセットされている(ハ)長調純正律の姿は、「何者かによって(少なくともF♯音の)音の位置が歪められている」と考えることができます。
 そうすると、同じく「一般大衆」向けである電子鍵盤楽器や電子チューナーにプリセットされている(イ)「短調」純正律の姿だって、「何者かによって(どこかの)音の位置が歪められているだろう」と推測することが可能になります。
 では、その歪められた音はどこなのか? ということです。

 まずは実際に音を出して、電子チェンバロのイ「短調」純正律の姿を耳で聞いてトレースしてみました(外部知識を排除するため、今回「取説」は敢えて読まないことにしました。)。
 すると、以下のようなサークル図になりました。

短2修正_電子楽器(チューナー)のプリセット短調純正律の図.PNG 

図を見る限りでは、非常に美しい音程関係のように思えます。
 前に検討したように、F♯音は「正常」位置にあります。そして、ノーマルなミーントーンと同じように、ウルフが「ソ♯」音と「ミ♭」音とを挟むようにして配置されています。
 でも、この音律で前に投稿したフィッシャーの組曲イ短調「Melpomene」のシャコンヌ以外の曲を弾くと、「何かが変だ」との感が強く沸いてくるのです。
 さて一体、この音律のどこが悪いのでしょうか?

 まずはプリセットイ短調純正律で弾いて違和感が全く無かった「シャコンヌ」と、同組曲中のそれ以外の曲の使用音を比較してみました。
 「シャコンヌ」で使用されている音:
  →自然短音階(7つ)、F♯、G♯、C♯(故に♭音なし)

 「前奏曲」での使用音:
  →自然短音階(7つ)、G♯、F♯、D♯、C♯・・・ん、D♯?
 
 「アルマンド」
  →自然短音階(7つ)、G♯、F♯、D♯、B♭、C♯・・・あれ、もしかして?

以下、証拠写真シリーズ(笑)

前奏曲(2段目の最後から3小節目の内声音に注目)

4_フィッシャー前奏曲IMG_5702.JPG


第2曲目、アルマンド(3段目全体に注目)
5同前アルマンドIMG_5703.JPG

第3曲目、パスピエの後半出だし
6同前パスピエ後半IMG_5704.JPG


第4曲目、ロンド
7同7前ロンドIMG_5705.JPG

(第5曲目のシャコンヌはD♯なしのため省略)
第6曲目、ジーグの後半出だしの低音
8同ジーグ後半IMG_5706.JPG

次のブーレとメヌエット(Ⅰ&Ⅱ)はいずれもD♯音が無いので(←新たな発見、祝!)、禁則五度に抵触する箇所が無ければ「無傷演奏」が可能であることを確認しました。ただ、例え禁則五度抵触箇所があったとしても、E♭音でD♯音を弾く違和感に比べれば「全然マシ」だと思われます。

 他の作曲家のイ短調鍵盤楽器曲についても少し調べましたが、結果は同様です。
 すなわち、上記音律図中の「ミ♭」(つまりE♭)音の箇所は、ことごとく「D♯」音が使われています。勿論、曲によっては「D♯」音と「E♭」音とが混在するイ短調(鍵盤楽器)作品もありますが(例えば、バッハのBWV818aなど)、いわゆる「多数決」では圧倒的に「D♯(レ♯)」音の勝利です。(但し、オルガン曲は未調査)

 これは何を意味するかというと、少なくともバロック時代までは、「イ短調」のチェンバロ等の鍵盤楽器曲(更にはその調律)は、「E♭(Es)」型ではなく「D♯(Dis)」型が『標準』であったということです。
 更に述べると、「E♭(Es)」型すなわちウルフ位置がG♯-E♭間にあるノーマル・ミーントーンは、「イ短調」の鍵盤楽器曲には適合しない(違和感のある響きが頻出する)場合が著しく多いため、「D♯(Dis)」型への調律替えを余儀なくされる、ということです。これでやっと、「どうして電子チューナーのミーントーンには、通常のタイプ(「E♭」型)のみならずD♯型までプリセットされているのか?」が分かったような気がしました。

 まとめです。 さて、それでは『イ短調』純正律は、どのような姿であるべきなのでしょうか?
 現在プリセットされている、「何者かに歪められた(?)姿」が下記図です。

短2修正(びっくり説明)電子楽器(チューナー)のプリセット短調純正律の図.png

 

このミ♭(E♭)音をレ♯(D♯音)に変換するには、ウルフ(広い5度)の位置を以下のように変えれば可能です。


(短2版)ド及びラ調で示す王道純正律基本サークル図.png

この例ではファ-シ♭間のシントニック・コンマまで外してしまいましたが(その方が使いやすくなるかなと思ったため)、実際は外す必要は無いかも知れません。(「歴史的に正しい姿」が判明したらそれに従うまでです。)

 ともあれ、このようにウルフの位置を変えるだけで、「うんと使いやすくなる音律」、「より多くの曲に適用可能な音律」になることは間違いないでしょう。

> 「闇の勢力」は、※※※音に対する※※※音を細工したのか!(正に目から鱗)
・・・この答えですが、この場合の正解は、「ルート」音に対する「増4度」音を細工した、ということです。推測ですが、「音階構成音」を細工したのでは余りにバレバレ、かと言って、滅多に使わない音だと(多くの曲に適用されてしまい)陰謀効果(笑)が薄いので、音階構成音の次に良く使う音に細工をした、というのが実情ではないでしょうか(あくまで推測(妄想?)ですが)。

> 一方、短調純正律は、※音をプリセット値から約22セント※げれば極めて良好になる
・・・・すみません、最初に書いた上記「22」は間違いで、「42」が正しいです(要約目次を「※※」に修正しました)。つまり、シントニックコンマが3つある純正律のウルフ5度の値は純正+約42セントですので、このウルフ5度を純正5度にするためには約42セント移動させる必要があります。
 正解は、「短調純正律は、E♭音をプリセット値から約42セント下げれば極めて良好になる」でした。

 以上、ご静聴ありがとうございました。 


nice!(0)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

(補遺編)純正律に対する考察~バロックの長調曲対策~ [純正律(Just Intonation)]

コメント欄の自己レス
>あと、ヘンデル(他)対策用の「長調純正律レ♯型」も音律表載せておきますね。

というわけで、、、うわ、就寝までもう時間ないや(汗泣)。

とりあえず音律表を貼っときますね。

これが前回提案した、F♯を22セント上げるタイプ、つまり、「F♯の位置をキルンベルガーⅠ(あるいはⅡ)と同じにしましょう」型(笑)です。
01補遺_(前提)前回提案_ハ長調純正律ping.png
ただ、バロック曲の構成音を調査すると分かるのですが、ヘンデルを筆頭にして、実際は、長調曲で同主調転調をしない曲の場合、短3度(ハ長調の場合E♭)でなく増2度(ハ長調だとD♯)の方を使う作曲家が多いんですよね。なので、こっちの音律の方が、より「現場の声(笑)」を反映しているのではないですか、ということです。ではご登場願います(笑)、どうぞ!!

0002補遺_バロック対策D♯_ハ長調純正律ping.png




前回書いたことの応用なので、数値とか記載不要ですよね?
前回同様、どうもあの(左上)シントニック・コンマも不要のような匂いがするんですよね・・。もう少し書くと、今回の音律では、左上シントニックコンマを外すと、純正5度が4つ連鎖するので、シ♭-レが(バロック時代に忌み嫌われていた)ピタゴラス長三度になってしまうのですが、実際問題としてハ長調曲でこの和音使うのかな、などと思った訳です。

 ではまた。 お休みなさい。


nice!(0)  コメント(8)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

(久しぶりの)表の世界でのコメントレス [質疑応答]

久しぶりのコーナーですね。

ではまず、前回記事のコメント欄でのミタチさんの質問の引用から
---質問内容--------
純正律にも色々あるようですが、本当の?純正律はどんな音律か教えていただけませんでしょうか。
すごく基本的なことだと思うのですがよくわかりません。
簡単な整数の比の音程なら、F#は7/5になるんじゃないかと思うけど、
そんな音程はどこにも出ていないし、私は見たことないです。
ダイヤトニックはどこでも同じ数値なんだけど、クロマティックはウルフを動かしたりして、勝手に都合で決めているのですかね。
そこに闇の組織のアジトがあるのかな。

---引用終わり&回答開始--------

 「本当の純正律」・・ううん、これは凄く難しい問題ですね。
 実は私も正直、純正律は余り詳しくなくて、日々勉強&実験&試行錯誤しつつ自分なりの答えを探しているところです。

 今まで記事に書いた「電子楽器等にプリセットされている長調と短調の純正律」は、どうも「ゼロ・ビートの再発見 技法篇(平島達治著、東京音楽社)」の43頁に書いてある表の音律と同じもののようです。(以下、写真で引用)

IMG_5712.JPG


 ですので、少なくとも電子楽器等の業界の人は、「これが本当の純正律」と考えていることになります。しかしながら、平島氏のこの表の音律構成は、何を根拠にどこから持ってきたのかが不明ですし、実際使用してみると不具合が多いので、実際に楽譜と照らし合わせた結果、「鍵盤楽器で実際に使われていたのは違う音律なのではないか?」とのレポート記事を書いた訳です。

 「本当の純正律」、特にクロマチック音の音程に関し、私見では、アプローチ方法、すなわち「理念的な音律」と「実用的な音律」とで、互いに異なるものになるかな、と思います。つまり、「理念的な純正律」は、根(ルート)音に対して各音が、自然倍音の構成音であること、或いは極力単純な整数比になっていること(単純な比であるほど望ましい)と考えられ、一方で「実用的な純正律」は、「既存の曲に実際に(不具合なく)適用できるものでなければならない」と考えられます。

 そして、このブログでは後者の「実用的な純正律」を探し当てることを(当面の)目的としています。つまり、現在の私にとっての『本当の純正律』とは、「実用的な純正律」でして、一方の「理念的な純正律」については(時間や労力等の都合で)あまり考えないようにしています。
 ですので、ここの点でミタチさんと私とで目指すもの(いわば「ゴール」)が違うと、マズイかなと思っています。

 話を続けますと、「実用的な純正律」は、楽器の種類、時代、国地域、さらには作曲家によって異なるものと考えられます。現在ブログで検討している純正律は、「バロック時代」の鍵盤楽器(特にチェンバロやクラヴィコード)で実際に使われていたと考えられる実用音律です。そして、バロック時代の鍵盤楽器曲では、近親調、特に属調への転調が(ほぼ)必須ですので、仮にハ長調(Cルート)曲だとすると、Ⅱの和音を構成するF♯音は、D音(9/8)に対して純正長三度音程(5/4)にするのが好都合になります。だとすると、基音Cに対するF♯音の比率は、両値を掛け合わせて45/32(結構複雑な比率)になりますよね。これが「実用的な純正律」の発想と思われます。なので、この発想だと、クロマチック音については、上述した「理念的な純正律」とは相反する結果になると思います。その意味では、クロマチック音については、仰るように「都合で決めている」のであり、12鍵盤しか無い関係上、例えば「D♯かE♭か」については、「使い勝手」を考慮して決めている、と言えると思います。

 なお、今の説明は、ミタチさんの仰る「F#=7/5」の値は「実用的な純正律」では採用され得ない、と述べているのではありません。私見では、例えば「属調への転調を行わない曲」の場合、F#=7/5(=1.4)が「実用的な純正律」の構成音となる可能性は大いにある、と考えられます。ただ、具体的な適用曲については分からないです。ルネサンスより以前の音楽かも知れないし、いわゆる民族音楽かも知れないし、もしかしたら西洋以外の音楽かも知れません。

 一方で、巷のサイトの説明を見ると、「自然倍音列」の観点からは、F#は「11倍音」(=11/8=1.375)のようです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%80%8D%E9%9F%B3
 で、「自然倍音の構成音」と「より単純な整数比である7/5(=1.4)」と、どちらが優先されるの? どちらが『本当の純正律』なの? と質問されると困るなぁ、というのが本音です(笑)。これは、どちからかと言うと「理念」の問題と考えられることと、そもそも私は「7/5」体験も「11倍音」体験もしたことがないからです。体験していれば、「こっちの方が美しい響きと感じるからこっちでしょ」などと述べることができるのですが、そこは申し訳ないところです。
 純正律の理念的な側面(特に最近の傾向)については、藤枝守氏の「響きの考古学(平凡社)」を読まれると良いのではないかと思います。

 それと、「7/5」の音程は、「自然倍音列」の観点からは、5倍音であるE音(5/4)と7倍音であるB♭音(7/4)との比率ですよね。
 ですので、私が知っている曲の中では、以前に取り上げたウィリアム・バード作曲の「The Bells」が、これに該当する可能性があるのではないか、と考えています。

http://meantone.blog.so-net.ne.jp/2012-05-20

ただ、ルネサンス曲で使われた純正律の「本当の姿」については、未だ未検討(手付かず状態)です。

>ダイヤトニックはどこでも同じ数値
 余談的になりますが、「実用的な純正律」の発想からは、(故)玉木氏のHP記事で解説されている例もありますよね。つまり、純正律関係では「ラ」の音程をどうするかは音楽史的にも大きな問題だったようで、「ラ」を22セント高くした「ヨーロッパ音階」というものも存在する、とのことです。
http://www.archi-music.com/tamaki/string5.html

 こんな感じの回答でよかったでしょうか。お役に立てば幸いです。

追記:あ、そうそう、当ブログでは、「闇の組織のアジト」は、①まずは12等分律(12ET)だろう、②次は国際標準ピッチだろう、などと考えております(笑)。 


nice!(1)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

X調純正律に対する考察、有名曲up等 [純正律(Just Intonation)]

イ短調純正律のあるべき姿について前に記事にした。すなわち、このような姿である。

(短2版)ド及びラ調で示す王道純正律基本サークル図.png

 純正律の基本としては、「ルート音が変わる度に調律替えが必要になること」が挙げられる。
 従って、上記図の音律は、「調律替えをしても既存の各(○)短調曲に対応している」ことが必要となり、対応していれば『本物』ということである。
 で、以下は一応「本物」の推定をして話を進めていく。 つまり、上記音律は単なるイ短調純正律ではなく、短調曲全般に使える音律というわけである。
 ※今回、何故に、音律表にABC・・(音名)でなくラシド・・(階名)で表記したのかと言えば、この「調律替え」を意識したからである。さらには、音律表に(不慣れな)「短6」、「増4」・・などを書き込んだのは、長調純正律と短調純正律とを比較するためである。

 というわけで、前回提案した修正ハ長調純正律についても見てみる。これは音楽史上「本物」であることは確実なので、以下は「長調純正律」と呼ぶ。
あるべきハ長調純正律ping.png
これは、プリセット音律から単にF♯の音程を22セント上げただけのものである。いわゆるE♭型なのだが、「全ての長短調一般」の議論をするために、ここでは「短3型」と呼ぶ。

 (補足:この短3型長調純正律は、ルネサンスのヴァイオリン用音律であるのみならず、(キルンベルガーと音律論争をしたあの)マールプルクが(鍵盤楽器用として)発表した音律のようだ(鍵盤楽器用音律冊子「ドデカゴン」の一番最初の音律として載っている)。これに対して、E♭部分のみをD♯に変えた所謂「増2型」長調純正律は、マッテゾンにより発表されている(ドデカゴンの2番目の音律)。)

で、上の2つの音律を見比べて、何か感じるものはないだろうか??

(30分休憩するので考えてみてください(笑))
再開します。

答えは、長調純正律は(「増5」型でありルート音に対する「短6」が無いため)同主調転調に対応していないのに対して、短調純正律は、(ルート音に対して短6とⅢ(長3)の両方を備えているので同主調転調に対応している、ということです。(ちなみに「平行調」への転調は、どちらの音律も主要和音の五度に禁則が出ますが(長調純正律の場合はⅣの和音の五度、短調純正律の場合はⅤの和音の五度)、三度は大丈夫のようです。)

 これは何を 意味するかと言うと、短調純正律の方が「用途が広いのではないか?」、「実はこっちの方が一般的なのではないか?」、この音律は「調純正律」ではなく「調純正律」と呼ぶべきではないのか、「まずは一番最初にこの音律を試してみるべきなのではないか」(などなど)、、、ということです。 だって、1曲中に同主調転調する曲って目茶苦茶沢山ありますよね。 メヌエットⅠ&Ⅱなどの所謂「トリオ」の曲だってそうですし、1つの組曲中で同主調転調する場合もありますし・・・あれれ?そうすると、フランスの鍵盤楽器音楽だって「怪しく」ない?(笑)とか、色々と推測(妄想)が広がって行くわけですよ。

 で、「この音律が何故に一般に知られていないのか?」、について、色々想像(妄想?)できるのですが、、、
①「闇の勢力」による陰謀
②余りにも一般的な音律だったため(それ故に発表者(考案者)の名前もない)。
③その他

 ①は当然として(爆)、②でもあるような気がするんですよね。つまり、この音律は、『音楽を真面目に勉強していれば、必ずたどり着く音律』ではないか、と思えてならないのです。

 というわけで、30分後くらいに、この音律を「ト調」にした鍵盤楽器曲の演奏をupしたいと思います。

(休憩)
(再開)
 再開します。演奏up曲は、アンナ・マグダレーナバッハの音楽帳より、余りにも有名な「メヌエットⅠ&Ⅱ」です。この曲はいわゆる「偽作」とされていますが、それはこの際問題ではありません。

 で、最初に言い訳をさせていただくと(汗)、この曲、最初は所謂「無傷演奏」できる曲だと思ったんですね。だけど、録音後に良く見ると、短調の部分で「禁則5度」が何カ所かあったんです。まず、下記写真の場所(FとC)です。
IMG_5715.JPG

でも、最初のは同時打鍵ではないし、次のはちゃんとトリル指示がありますよね。
で、次は同時打鍵なのでちょっと厳しいかな、とも思ったのですが、
IMG_5716.JPG

上の音を遅れて弾くとか、所謂「逆イネガル」で弾けば誤魔化せるかな、と思います。

ただ、これは後で気づいたため、up音源では、そこのフォロー(トリル等)が出来ていないのですが、こういう訳なので勘弁してください、ということで。

次、言い訳の2番目(笑)。
ある意味(?)記念となる演奏なので、生チェンバロで演奏できればベストなのですが、とてもそんな余裕が無いので、前に記事に書いたCasioのWK-500を「ト調」純正律にして弾きました。(これからはcasioさんの楽器が大活躍すると思います)。
 ただ、機器から出ているUSBコネクタとmidi機器(昔のハードウエアシーケンサー)との接続などが未だ良く分からなくて(機械音痴なんです私(自爆))、仕方なく一発取りで録音したので、相~当っっっに間違えてますが、これも勘弁してください、ということで。

まずは例によって、長調/短調の3和音と 禁則5度から。 純正律では基本的に、ルート音に対して全音高い音(Ⅱ)と全音低い音(短7)の5度が(非常に狭い)禁則5度になります。ですので、この場合はFCとAEが禁則です。



では言い訳を一杯した後は演奏ということで。

参考のため楽譜写真貼っておきます。

IMG_5713.JPG

IMG_5714.JPG

それでは今日はこの辺で。




(神様、これで私は「アセンション」させてもらえますでしょうか? 闇の勢力は去ってくれるのでしょうか?)

最後に謝辞

神様、そして全ての皆様、私をここまでお導きくださって、本当にありがとうございます。心から感謝いたします。

(不正確な記述に関し適宜修正しています。修正部分を赤字で表記しました。)


nice!(0)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

(ひとりごと風)、「王道」純正律を各種ルート音で実験してみる [純正律(Just Intonation)]

 先ほどCASIOのWK-500に、4種のルート音(CとAとGとF)で、先日の同主調転調対応型純正律(以下便宜のため「王道」純正律)を登録してみた。最終的には12音全てのルート音で実験する予定である。

まずはCルート実験の開始。昨日の「メヌエット(ト調、BWV Ahn114&115)」は、バッハ作でない「偽作」とされている旨を書いたが、実際の作曲者はバッハの先輩のゲオルク・ベーム(Georg Böhm、1661-1733年、ドイツ)かと思ったら、下記サイトでは「G.ペツォルト」作となっていた。
http://yamaha.jp/pianorg/detail/1

ただ、「アンナ マグダレーナ バッハの音楽帳」には、ベーム作によるメヌエットも含まれており、これに関連してベームの鍵盤曲も調べてみることにした。

まずはハ短調の組曲・・・とりあえず「アルマンド」は王道純正律OKのようだ。最後にDmの和音が出てくるが、殆ど気にならない、、、と思ったが、次第にB♭の和音の5度が気になって来た。組曲が進むにつれ、B♭の和音が増えてくる。ジーグではDの和音が強拍で、、ううん、これは「違う」かも知れない(汗)。 「裏技」としてE♭ルート純正律が使えるかも試してみる必要がありそうだ。(ちなみにパーセルのイ短調メヌエットは、イ調でなく普通のハ長調用純正律が使えた。)

次は組曲へ短調。ルート音をボタン操作2つでFに変更(・・・な、何と便利な(汗))。 予想通り、最後の「シャコンヌ」はこの音律と非常に相性が良い。ただ、「サラバンド」では禁則の分厚いG和音(GやGm)が結構出てくる。アルマンドやクーラントでは割と良い感じだ。 ちなみにルート音をFにすると、Dの音が(Ⅵになるので)非常に低く感じる。

駄目だ、慣れてない曲を弾くと疲れる(汗)、、次はGルート。
ヘンデルの組曲第7番ト短調のパッサカリアを弾くも、2小節目強拍でいきなり禁則Fの分厚い和音が(汗)。これはやはりミーントーン想定だろう。ただ、気を取り直して第2楽章「アンダンテ」(完全2声の曲)を弾いてみるとこれが結構良い。第一楽章の序曲も途中までしか弾かなかったが、比較的良好だった。対して「サラバンド」はやはり分厚い禁則和音にひっかかる。
 思うに「純正律」は、完全2声の曲や、オーケストラ(合奏)を意識したような曲(つまり、縦の和音よりも横の声部を重視したような曲)との相性が良い(傾向がある)のではないか。
 次は同じくヘンデルの組曲ト長調。これは前に「歪み音律」で弾いたので予想通りである。最初の3楽章は可成り相性が良いと思う。この組曲はサラバンドがなく分厚い和音が出てこないし、いわゆる「読み替え」音も無いので、禁則5度だけ注意すれば良さそうである。 
 次はシャコンヌ・ト短調(青本4の49頁)、、やはりこれは凄く良い。分厚い和音が無いのが却って功を奏しているように感じる。18小節目にFCの禁則があるので、ここさえ上手く処理できればOKではないか。
 それにしてもヘンデルもパーセルもバッハも、バロックの作曲家はみんなハ調よりもト調の方が好きなんだなあ、と感じる(ト調の曲は楽譜が多すぎてとても弾ききれない(汗))。(これはミーントーンのウルフ位置とも関係するのか? つまりG♯E♭設定でハ調だと、A♭音がないためハ短調に行きにくいとか。)

今日の最後はイ調で。 ラモーの曲(前奏曲)は最初の方でいきなりBF♯空5度が出て萎えた(笑)。やはりフレンチは純正律は「ありえない」のだろうか?  対して、バッハの比較的無名のイ長調組曲BWV832は相性が良さそうに感じる。未だ2曲しか試していないが、やはり2声曲(ブーレ)との相性は良い。それとサラバンドで分厚い和音が沢山出てくるのだが、7の和音とかAmとか更にはイ長調曲なのにB♭音(!)とか、色々と趣向を凝らしており、どうもこの組曲は「怪しい」(笑)。

 そんなこんなで、夜の楽しいひとときはあっという間に過ぎていった。余裕があればミクにもこの「王道純正律」をセットしておきたい。

 それではまた。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

『純正律』についてのたわごと(純正律、純正律、純正津、古典調律、古典調律、古典調律・・) [たわごと]

検索サイトにも色々ある。

誰も利用しないようなマイナーな検索サイトで

純正律

と打ち込んで検索すると、ちゃんと私の記事が上の方に出るであろう。

http://search.jlisting.jp/search/?c=iscle_sb&ie=sjis&q=%8F%83%90%B3%97%A5&x=0&y=0
(上の検索サイト関係者の方、悪気は無いんですゴメンナサイ(爆))

一方、超メジャーグーグルやヤフーの検索サイトで同じことをすると、何故か、私の記事が、うーーーんと後ろの方(例えば4ページ目とか)に載っていることが分かるであろう。

古典調律

の検索ワードでも同じような結果が得られる(というか、更に凄い結果になる(笑)、これが本当の「ゴイム」扱いってやつである(爆))。

これは何故なのか? なんてことは、いわゆる「陰謀暴露」論者の間では、常識、周知事項である。

私達は現在、こんな社会で暮らしている、ということを認識して「目を覚まさなければ」ならない訳です。

でも、もう「始まった」ようですね。「上の人」の「大量逮捕」が。少なくとも中国からは。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120621-00000161-jij-int

 今、一番この世界の仕組みの最先端情報及び世界情勢の最新情報を提供しているのは、私の知る限りでは「ハートの贈りもの」さんのサイトだと思う。あの人凄いわ本当。

追記:「ひとりごと、ぶつぶつ」さんの今日の記事も良かった。http://satoru99.exblog.jp/18476318/


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

わかった、わかって来たぞ!! 純正律を見つける方法(ルネサンス音楽など);補足修正あり [最適音律を見極める基準(仮説)]

  まずは狭き門より入れ・・・「狭き門」=「純正律」?
   →音律業界的には、「まずは純正律から調べろ!」(笑)


  想定音律発掘マニュアル:純正律編

①曲を選ぶ

②音名またはⅠⅡⅢ・・または階名を書き込んだ五度圏音律表(以下チェック表)を用意する。
 →楽譜の余白に書き込むと良い。後々まで役に立つ。

③その曲の「ルート音」を選定する。
  ※普通はいわゆる基音(例:n短調だったらn音)」が該当する。
   但し、移動階名音での「ラ」音が22セント高い「ヨーロッパ音階」又はその「近似形」を採用している場合がある!!!
   これは、ルネサンス音楽に多そうな感触あり。 旋律の(凸凹の)違和感を感じなくなるメリットあり!
   この場合は、(ラを22セント上げるのでシントニックコンマが右に一つ(つまり「レラ」から「ラミ」に)ずれることになり、)電子楽器で言えば所謂C基準ではなく「G」基準になる!!! (そうか、そうだったのか。)
     そのため、この「G基準」型(またはヨーロッパ音階型)の場合は、Ⅱが禁則にならなくなるのである!(←超超これはっ!!!)
     その代わり、Ⅵの五度(ハ長調ならばAE)が禁則になるので、この五度和音の使用が控えめになったり「装飾音」が付けられたりする。
     なお、純然たるヨーロッパ音階の場合は、ラの音「だけ」上げるので、Ⅳの五度(ハ長調だったらFC)は純正で長三度(FA)は「ピタゴラス長三度」となる。ケプラー純正律がこのタイプであり、Fから右回りに4つの純正五度が連鎖する。(純正律では、純正五度「3つ」連鎖型が普通であり、ピタゴラス長三度の発生を許してしまう純正五度「4つ」連鎖型は、いわば「イレギュラー」型と言えるのではないか。)
     これに対して、上述した「G基準」型は、通常の純正五度「3つ」連鎖型の純正律を一つ右に回転させるため、上述したⅥ(同上AE)のみならず、Ⅳ(同前FC)の五度も22セント狭い「禁則」になる。
     従って、「ヨーロッパ音階」型か? or「G基準型」か? の判別は、Ⅳの3和音(ハ長調ならFAC)につき専ら「五度重視」か?or 「三度重視」か? により行う。(ルネサンスやバロックでは、通常ピタゴラス長三度は嫌われるので、それも考慮する)

   →そして、この「G基準型」の正に典型例が、先日話題にしたW.バードの「The Bells」である。C調の曲でありながらいきなりⅡ(Dm)の和音が登場するが、これはそういうことだったのである(やっと分かった!)。
     (→あれれれ、そうすると、まさかヘンデルも、とか?? ともあれ、いきなりⅡを最初から堂々と使っている曲については、「G基準型」(次いで「ヨーロッパ音階型」)を疑ってみる必要あり!) 

  ※以上、長々と書いたが、この「G基準」型(謂わばⅤルート型、属音ルート型)は、主要3和音(Ⅰ、Ⅳ、Ⅴ)の内のⅣの五度がいわば「破綻」してしまうものであるがために、「盲点」になりやすいのである。 しかしながら、これが如何にも「実用音律」らしいところでもあり、昔の人はこのような柔軟な発想で音楽を楽しんでいたのである。(あぁ何と深いのであろうか音律の世界!)   

④使用されている三和音をチェックしてチェック表に書き込んで行く。
 方法:まずは5度!! ○を書き込む。◎や三重○とかどんどん重ねて書き込むと、「統計値」が分かる(多数決時に役立つ)

⑤(音階構成音での)使われていない5度、使用頻度の(著しく)低い5度、をチェックする。
 →曲を隅々まで全部調べなくても、普通は調査途中で判明する(気づく)はず。(但し、派生音については⑦の作業で使用音全て(つまり曲を隅々まで)調べることになる。)

⑥その5度が禁則位置に来るような(純正律(系)の)音律を探す(ないし自作する)。

⑦最終的には、その曲で使われている派生音まで全てチェックし、使用されている派生音(♯音or♭音)に合わせるように音律を完成させる(異名同音がある場合は、多数決、中間値に修正などが考えられる)。

その他:2部形式の曲は後半のチェックを入念にすると良い(勝負和音が多いから)

 とりあえずこんなところで。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

一般既存の純正律(オイラー含む)は親玉純正律の派生形なのか? [純正律(Just Intonation)]

前の記事のコメントでのレスの自己引用(一部色付け)

---自己引用開始--------
私が上に書いた
>オイラーの純正律って、よく見ると「究極の#指向音律」
というのは、ドデカゴンの表を見て書きました。
つまり、ドデカゴンのオイラー音律(表)では、「Cをルート」にして派生音は全部#音で書かれているのです。
 
 私の見解では、今回の修正音律が「親玉」(少なくとも親玉の中の一つ、下手すると(笑)『大ボス』)で、他の(一般市民に公表されている)純正律は全て「派生形」と考えられます(理由:そう考えないと辻褄が合わないから)。
 で、オイラーは、親玉純正律の「新しい使い方」、「新たなルート音」を提示したもの、と考えられます。(ヴァロッティに対するヤングに近い感じのノリ)。

 その辺のことも余裕あったら今日記事書きたいのですが、今日は家族イベントが多くてどうなることやら(汗)
----引用終わり---------------------------
について記事を書きたいのですが、これから家族イベントが・・・

今日は、今回の修正(以下「王道」)純正律で、以前投稿した「目覚めよと~」(歌唱ミク)を再投稿してきました。http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?lid=8965

この曲、王道純正律にしたカシオキーボードで弾いたら、禁則5度が殆ど出なかったので(数カ所)、想定音律は「もうこれしかないっしょ」という運びになりました。
 何のことはない、「目覚めなければ」ならない人は、実は「私だった」、という落ちな訳です(汗)。

では今回の記事で使用する資料です(全て純正律)。ドデカゴンから一部撮影させていただきました。

(資料その①:マールプルク、1776年)
01マールプルクIMG_5717.JPG



(その②:マッテゾン、1717年)

02マッテゾンIMG_5718.JPG


(その③ Fogliano、1529年)

03フォグリアーノIMG_5719.jpg


(その④:発案者不明のヨーロッパ音階対応型)

04不明IMG_5720.jpg


(その⑤:いよいよ問題のオイラー、18世紀)

05オイラーIMG_5721.jpg


(その⑥Salomon de Caus、1615年)

07サロモンデカウスIMG_5723.jpg


(その⑦ ケプラー(天文学者)1619年、 ヨーロッパ音階対応型)

08ケプラー(ヨーロッパ音階)IMG_5724.jpg

(その⑧ キルンベルガーⅠ、1766年)

09キルンベルガー1(読み替え音多い)_IMG_5725.jpg

表の読み方:円の外周から黒い三角形が「内側」に目一杯伸びていれば「1シントニックコンマ狭い」五度、「外側」に伸びていれば広すぎる(所謂ウルフの)五度、どちらの三角形もない場合は「純正五度」。円の「内周」から三角形が伸びていなければ「純正長三度」、伸びていれば純正より広い長三度、です。

これから家族イベントに行って来ます。また後ほど
(上の表を見比べただけでも、「何か」が分かるはずです。皆様、考えましょう(笑))
---記述再開-------------

再開します。

 ドデカゴンと「ゼロビート」本に載っている種々の「実用」の純正律を見て、何点か疑問点が生じました。
 それは、
 ①ルネサンス時代(1400-1600年頃)の純正律はどうなっているの? ルネサンス音楽こそ「純正律」でしょ?
 という点と、
 ②ドデカゴンに載っている純正律は、同主調転調に対応できないものばかり。要するに「長調純正律」ばかり。短調純正律はどうしたの?
 という点と、
 ③「ゼロビート」本では、純正律が「ハ長調用」と「イ短調用」に分化しているけど、純正律ってもともと「そういうもの」なの?
 という素朴な疑問ですね。

 ③から説明すると、純正律の基本は、前に書いたように「演奏する曲の基(ルート)音が変わると調律替えをしなければならない音律」ってことですよね(※但し、上記引用音律の内の「キルンベルガーⅠ」は調律替えを前提としていません)。
 で、純正律否定論者はそれを根拠に「だから不便な音律であり・・・」と論旨を組み立てて行くわけですが、現代の電子楽器全盛の社会では、それはもう通用しなくなって来てますよね。ボタン操作一つで音律変更可能な訳ですから。

 それとは正反対に、私のような「何とかして純正律を使いこなしたい」論者(笑)は、こう考えるんですよ。

 純正律とは、「演奏する曲の基(ルート)音が変わると調律替えが必要となる音律」である、それって即ち「演奏する曲の基(ルート)音が変わらない限り、調律替えをする必要のない音律」なのでは?
 って考えるわけですよ。

 言い換えると、本来、純正律って、同主調転調には対応できる性質のものなのではないですか? と考えるのです。「より原始的な音楽」をイメージすれば、これが正しいであろうことは「直感」でも分かりますよね。

 次に、もっと具体的に「どういう音律構造ならば同主調転調に対応できるだろうか?」を考えます。まず、音階構造を考えると、長調と短調の2種類がありますが、長調の音階は7音(ドレミファソラシ)しか使わないのに、短調は旋律的短音階で9音(ラシドレミファファ#ソソ#)使いますよね。この時に平行調でなく同主調で考えるのです。実はここが最大のポイントなのではないかと思います。

 例えば長調の方をハ調でなく「イ調」で考えると、音階7音は「ラシド#レミファ#ソ#ラ」になって、これを並べてみると
 長音階7音:ラシド#レミ  ファ# ソ#
 短音階9音:ラシド レミファファ#ソソ#
 となりますよね。比べてみると、Ⅲの音以外は、短音階は長音階を「含んでいる」ことが分かります。
 音律学習者はこの瞬間にピンと来るはずなのです。あ、もしかして「短調用の純正律って長調用にも使えるのではないか?」と。
 で、実際、音律表を作ってみると、「音階構成音の範囲(つまりラシドド♯レミファファ#ソソ#の10音)」では「全く問題ない」ことが分かります。つまり、長調のⅠⅣⅤの和音、短調のⅠⅣⅤの和音のいずれも「完全純正」にすることが出来ることが判明するのです。
短2修正_短調(王道)純正律の途中図.PNG

 真人間であれば、この発見をした瞬間、この10音の配列構造(システム)は「純正律の核」だ、「核心」なのだと「確信」(笑)するわけですよ。だってそうでしょ? 長短調の音階構成音の全て、しかも1オクターブ12音の内の何と「10音」ですよ、ほぼ全部と言ってしまっても良い数の音の位置を「完全な位置」にして「完璧なハーモニー」を奏でることができるんですよ。これって謂わば「奇跡的」だと思いませんか?

  まともな音楽家であれば、この構造に『神』を見い出すはずです。そうでない音楽家はハッキリ言って「モグリ」だと思います。そのくらい美しい構造だと感じます。この美しさは、幾ら賛美してもしきれないです。
 もっとハッキリ書いてしまうと、純正律を否定する言動を行っている音楽家は、「神を否定する」に等しい言動を行っていると言えます。

 で、このようなことをウダウダと考えている内に、人は次第に次の覚醒段階に移行するのです。それは即ち、「この10音構造は実は『原初的』、『根源的』、『普遍的』なものなのではないか?」と疑い出す(笑)のが次の覚醒段階です。

 どういうことかと言うと、一般社会の音楽教育では、純正律はあたかも「ルネサンス時代」に「初めて導入された」、「それまではピタゴラス音律(音階)が主流だった」かのような教え方をしているみたいですが、それに対して「嘘つけ! ちゃうやろ!!!」と激しく罵倒(爆)したくなるのが次の段階な訳です。
(まあ100歩譲って「ルネサンス時代に初めて導入された」のが仮に「事実」だったとしても、「では何故、こんなに美しい音律構造の「詳細」の説明を、そして「実演」を、学校の授業で、そして社会で行わないのだろう?」などと、現代社会における音楽教育そして実演への疑問は、それこそ泉のように(笑)次から次へと沸き上がってくる訳ですね。)

 それと、音律をしっかり勉強した人であれば、この表を見たときに全員、間違いなく「全員」が、この表に対して次のような線を書き込んで完成させたくなるはずなんですよ。

短2修正版「ラ」調で示した王道純正律基本サークル図.png
 これ、もう「究極の美」でしょ? どこにも無駄が全くないでしょ? 「3つ目」のシントニックコンマを入れるなんて「ナンセンス」以外の何者でもないでしょ? 

 つまり、10音構造が出来た時点で、こうなるのは「必然」なんです。これ以外「あり得ない」んですよ。それほど「完璧」なシステムなんですこれは。「神の音律」って表現して何ら違和感ないと思いませんか?

 (続く)


nice!(0)  コメント(10)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽
うねうねフレットギター 古典音律フレット 非平均律フレット楽器 古典調律鍵盤楽器ブログを作る(無料) powered by So-netブログ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。